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ボディイメージを作る校庭サーキット運動

2019年01月17日 | 教育
 グラウンドにある遊具を使ってサーキット遊びをします。それぞれの遊具でどんな
動きをするか決め,後は自分のペースで何週も挑戦しましょう。

①ジャンプしましょう


・地面に埋め込んだタイヤを使います。
・タイヤをジャンプして渡ります。
  ※ 大きなタイヤはくぐりましょう。

②くぐりましょう


・ジャングルジムを使います。 
・足を地面につかずにジャングルジムの中をくぐっていきます。
・入ったところからから向こう側(反対側)までくぐり抜けます。

③わたりましょう

・うんていを使います。
・できるところまででいいので渡りましょう。

④通り抜けましょう

・鉄棒の高い方から低い方へジグザグに下をくぐっていきます。

⑤登りましょう

・のぼり棒を使います。
・自分の目標を決めて登りましょう。

⑥サーキット遊びをしましょう

・①タイヤ②ジャングルジム③うんてい④てつぼう⑤のぼり棒をコースにして順に行
 います。何周まわれるか挑戦です。友達と競争ではないので,自分のペースでまわ
 りましょう。

・自分たちの学校のグラウンドにある遊具で行います。並んでいる順番で行いましょ
 う。その他の遊具,たとえば,平均台のように渡れる丸い木,アスレチックなども
 グラウンドにあれば,コースに入れてみましょう。

・それぞれの遊具で行う動きは自由です。鉄棒なら3回前回りをする,10秒ぶら下が
 る,タイヤなら,開脚跳び越しやジャンプで跳び越すというようにアレンジしてく
 ださい。

 ※ サーキット遊びの流れが子ども達の中に入っていれば,グラウンドで体育を行
  うとき,「始まるまでサーキット遊びをしていなさい」と声をかけるだけで,運
  動をしながら待つこともできます。 

【特別支援が必要な子ども達のために】


①発達障害の子は,筋肉の運動感覚の働きが低い場合があります。サーキット遊びで
 は,タイヤをジャンプして渡ったり,のぼり棒を登ったりすることで,筋肉の運動
 感覚の感度を適正化していきます。

②また,発達障害のボディイメージが不明確なことがあります。サーキットではジャ
 ングルジムをくぐったり,鉄棒の高さに合わせて体を縮めたりします。タイヤをジ
 ャンプして渡ることもあります。こういった運動が,ボディイメージを明確にし,
 運動を企画する能力を高めます。
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