発達障害のある子に,
「ろうかは走っちゃダメでしょ!」
と否定で注意するのではなく,
「廊下はゆっくり歩くんだよ。」
と肯定的に伝えなければならない。
なぜか。
これまでダメなことを注意されても,
「だから?」
となってしまい,どうしてよいか分からないから,
否定するのではなく肯定的に
「どうすることがよいか」を伝えなければならないのだ,
と理解していた。
それは正しい一面である。
しかし脳のメカニズムから考えると
また違った必然性があることを研修会で学んだ。
シロクマワークである。
「白でない熊を書いてください。」
・黒い熊を画く人
・パンダを画く人
・熊以外の動物を画く人
いろいろいる。
この時頭の中では,
①まず,シロクマが浮かぶ。
②続いて,違うものを考える。
通常このステップを踏み①が頭から消えて②の作業に移る。
しかし発達障害がある子の中には,
この①が消えない子がいるのだ。想像性の障害の為である。
だから,
「廊下をはしっっちゃダメでしょ!」
はだめなのである。そのとき,
①廊下を走る映像が浮かぶ。
②きちんと歩く映像を浮かべる。
①で止まって②にいかない。
走るのをやめるわけはないのだ。
だから,
「廊下はゆっくり歩きましょう。」
と一発目から言うことが必要である。
それが脳のメカニズムからも,正しい指示だということになる。
「ろうかは走っちゃダメでしょ!」
と否定で注意するのではなく,
「廊下はゆっくり歩くんだよ。」
と肯定的に伝えなければならない。
なぜか。
これまでダメなことを注意されても,
「だから?」
となってしまい,どうしてよいか分からないから,
否定するのではなく肯定的に
「どうすることがよいか」を伝えなければならないのだ,
と理解していた。
それは正しい一面である。
しかし脳のメカニズムから考えると
また違った必然性があることを研修会で学んだ。
シロクマワークである。
「白でない熊を書いてください。」
・黒い熊を画く人
・パンダを画く人
・熊以外の動物を画く人
いろいろいる。
この時頭の中では,
①まず,シロクマが浮かぶ。
②続いて,違うものを考える。
通常このステップを踏み①が頭から消えて②の作業に移る。
しかし発達障害がある子の中には,
この①が消えない子がいるのだ。想像性の障害の為である。
だから,
「廊下をはしっっちゃダメでしょ!」
はだめなのである。そのとき,
①廊下を走る映像が浮かぶ。
②きちんと歩く映像を浮かべる。
①で止まって②にいかない。
走るのをやめるわけはないのだ。
だから,
「廊下はゆっくり歩きましょう。」
と一発目から言うことが必要である。
それが脳のメカニズムからも,正しい指示だということになる。