【疾病と病名】
「PO(ポリティカル・コレクトネス)」というものが流行り始めた1970年代頃から、世の中は妙なことになった。日本語では「議長」というが英語ではこれはチェアーマンだった。ところが同時期からマンは「男であり、女議長に対する性差別だから<チェアーパーソン>と言うべきだ」という主張が起こり、メイドだの、スチュワーデスだのと言う言葉が差別用語だということになった。
8/5メルマガの【<病 . . . 本文を読む
【バイデン副大統領】
アメリカの副大統領というのは、大統領の事故(暗殺、急病死など)以外では、大統領に昇格できない地味な存在だ。記憶では副大統領から昇格した米大統領は、ハリー・トルーマン(ルーズベルト後任)、リンドン・ジョンソン(ケネディ後任)、ジェラルド・フォード(ニクソン後任)くらいしか、思いつかない。
バラク・オバマの副大統領であるジョー・バイデンが、ここに来て存在感を発揮している。
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【ケトン食: 実験のまとめ】
手帳を繰ってみると、かなり進行した糖尿病(空腹時血糖300mg/dL、HbA1c 11.5%)が発見されて「東広島市医療センター」内分泌内科に2週間の「教育入院」をしたのが、2008/4初めのことだから、もう8年もこの病気と取り組んでいる。
最初は主治医の指示どおりに、自己血糖測定器で血糖値測定をし、血圧を測定し、食前にインシュリンを打ち、2種類の内服薬を飲んで . . . 本文を読む
【オバマ大統領の返書】
高校の旧友宮本(旧姓住田)季美枝さんがオバマ大統領に広島に「World Youth Museum」を設立する構想を手紙で、大統領訪日前に送ったところ、このほど返事があったそうだ。
米大統領の親書を見る機会は滅多にないと思うので、送付されたサイン入りの手紙を添付した。
英文は易しいので、本メルマガの読者なら翻訳は不要だろう。季美枝さんの行動力には深く敬意を表する。た . . . 本文を読む
【書評など】
1)「買いたい新書」の書評No.336に、平木英人「慢性疼痛:<こじれた痛み>の不思議」(ちくま新書)を取り上げました。
「他人の痛み」という言葉があるように, 五感の中で「痛み(痛覚)」ほど, 客観的な測定が困難で, 主観的な感覚はない。よって他者の痛みの理解は難しいのである。恥ずかしながら評者はこの本によって, 「心因性疼痛(慢性疼痛)」の詳細を初めて知った。
「慢性疼痛症」は . . . 本文を読む