ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

何にお金を使うか/週頭の街頭活動

2022-05-23 11:07:06 | お仕事
週頭の街頭活動。
昨日の運動会、午後の防災セミナーを受けてのお話。
コロナ渦で種目を集約して全体数を抑えて開催されました。
児童数も減っていますので、学年ごとに出しものを準備しても、ボリュームを欠いてしまいます。
昔は、秋の風物詩であった運動会、気候変動という環境変化に順応していかなければ生き残れないと考えれば、この新学期早々に行うことも良いのかなーと思います。
では、具体的に、環境変化にどう対応していくかですが、
小売業が品揃えや価格の面で通販に敵わないという環境変化があります。
裏返して考えると、工夫をした商品であれば、全国をお客さんにできる。多言語化にもシステムで対応していけば世界を相手に安心な取引を広げることが出来ると言うことです。
また、人と人が接することによって付加価値の付いたサービス提供ができることによって、価格勝負ではない、勝負が可能です。
製品開発や制作過程のこだわりや困ったことは、賞品をの魅力としてアピール材料に使えます。
そういう感覚で、私が勤める会社では通販にも力を入れていますが、こんなことは改めてここで伝えることではありません。
要は、危機感をいかにもって、その危機に備えるかと言うことになりますし、
物販においては、通販市場の拡大の中、人口減少や原料原価の高騰という危機が加わっています。
観光物産協会の理事会に出席してきましたが、参加者は少なく、宇和島地域では、危機感があまりないのか、観光立市と言うことをあまり考えていないのか、それぞれの企業は順調に経営を続けられるのか。どうにも理解ができないのです。
そもそも、インバウンド頼みの観光地がコロナ渦で苦境に陥ったように、ターゲットを絞った商品開発は、リスクを伴います。
また、観光客誘致はゼロサムの厳しい市場であることを考えれば、観光客に頼ってしまうことにはあまり積極的にはなれないのですが・・・。
最近になって、マスクをどうするかという議論が起こっていますが、真面目で衛生観念が高い日本で、マスクを外して過ごすのは厳しいのかも知れません。
もっと厳しい、同調圧力が強い日本の特性を考えると、この2年半ほどの間に得た知見に基づいた具体的な「マスク着用指針」でも出ないと脱マスク(適切なマスク着用)はできないのかと思ったりします。
私を含めて中高齢者の意識を変えるのは、並大抵のことではないのかと思います。
そういう意味で、昨日午後防災セミナーでお聞きした愛媛大学の矢田部教授のお話は頷けるところが多ございました。
「大規模気象災害から命を守るマイ・タイムライン活用の展開」について、事前防災という名目でハード整備をする100分の1や1000分の1のお金(実際にはそこまでもかからないのでしょうが)を使って、若い世代の防災意識を高める事業を進めてはと思いました。
例えば、500人少々(宇和島の)の中1生の後ろには、その数だけの家庭があり、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんもいる。その防災意識を高める役目を中1の子どもたちに担っていただく、そんな感覚でお金を使うことに方向転換をすべきではと思いました。
建物にお金をかけるのではなく、人に投資をしていくのです。
例えば、大手ゼネコンに吸い上げられるような工事より、地元建設業者でできることに目を向けるべきでしょう。
郷土に誇りを持ってもらうためには、箱物にお金を注ぎ込むのではなく、教育環境にお金を使うことを選択すべきです。そうしてうわじまを生き残らせることを考えるべきですと。
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