ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

1/23/2017鹿鳴荘便り/難波先生より

2017-01-23 18:00:38 | 難波紘二先生
「根雪」とまではいえないが、1/15成人式頃に降った雪が、その後の降雪と合わさり、まだ溶けないでいる。凍結した夜など、書庫から自宅へ戻る際に、長靴でないと滑るので大変だ。


 「入眠時幻覚」というのがある。「バタンキュー」の人は経験がないだろうが、私のように寝床に入って、入眠までに少し時間がかかる人は経験したことがあると思う。


 元はつむった瞼の裏から、部屋の天井が見えたり、網膜の端に複数の光点がでて、それがぐるぐる回るといった程度だったが、最近では目をつむると原稿用紙の像が浮かび、思念するだけでまるでワープロを使っているように、そこに原稿が書けるようになった。
 平仮名を思いついたら、それに対応する漢字に変換され、キーボードの操作もいらないから、書くのはとても簡単だ。原稿用紙3枚程度の原稿ならすぐに書ける。それでいて、1枚目の書き出しまですぐに読み返せる。


 よほど起きて書斎に行き、これをそのままワープロ入力しようかと思うが、起きるのが面倒だ。
 そのうち眠気が来て、入眠してしまうと、翌朝は何を書いたかすっかり忘れているから奇妙だ。
 思うにこれも「入眠時幻覚」の一種だろうと思う。
 入眠時幻覚については「臨床心理学」の本に、定型的な話は書いてあるが、こんな複雑な幻覚があり、まさか自分がそれを体験するとは思わなかった。私見では入眠時幻覚は夢の一種だと思う。(その脳生理学的説明は省く。)


 中国の話に「胡蝶の夢」とか「邯鄲夢の枕」があるが、あれも丸きりデタラメの話ではなく、作者が似たような複雑な入眠時幻覚を見て、それを素材にして物語に仕上げたのではないか、と思う。


 今回は、【1.朝鮮日報の論評、2. 海外売春婦】という二つの話題をとりあげました。
実は前回の【斥洋の碑と国王拉致】という記事に、年号のひどい間違いがあり、ブログ主の武田さんに大迷惑をかけることを恐れ週半ばに記事を差し替えてもらいました。
 その後「朝鮮日報」論説委員が私と同じ主旨の記事を掲載したことを知り、「在日からの抗議殺到」の恐れは消失しました。


 【海外売春婦】についてはいわゆる「ジャガタラお春」が第1号で、ポルトガル人との混血児である長﨑の「お春」が1639(嘉永16)年に日本からインドネシアのバタヴィアに国外追放となっています。


 オランダの貨物船「リーフデ号」に乗り組んでいた英人ウィリアム・アダムスは徳川家康の顧問となり、「三浦按針」と改名して日本に残留しましたが、イタリア人・ポルトガル人など旧教国の乗組員は一緒に追放になっています。


 お春の「ジャガタラ文」は西川如見「町人嚢、百姓嚢、長﨑夜話」(岩波文庫)に収録されているので、お読みいただければと思います。故国日本を思う彼女の切々たる想いが伝わってきます。


 こうしてみると、海外売春も身売りも、400年以上前から日本にあった習慣で、韓国でもメディアが取り上げないだけで、李氏朝鮮では毎年、明王朝に300人の処女を貢献するのが習わしであった。それらと引き換えに国号と暦と「王」という称号を授与されていたのである。だから朝鮮に年号はない。要するに日清戦争で独立するまでは、中国の属国だったのだ。


 いわゆる「慰安婦問題」もこうした歴史的背景を知らないで、日韓の議論を続けても、実りある決着には至らないだろう。
 そこで公称「20万人」といわれる朝鮮人軍用慰安婦の数をできるだけ明らかにしました。


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