ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【反日と嫌韓】難波先生より

2017-05-08 12:05:59 | 難波紘二先生
【反日と嫌韓】昨年10/8の親北左派の韓国「ハンギョレ新聞」が

 大阪駅から有馬温泉に行く韓国人旅行客のチケットにバス会社が氏名を「キム・チョン」と記載したのを「差別だ!」と問題にしている。
 これが何で差別なのか私にはわからない。それにチケットの赤いハングルは乗車後に別人が記入したものだろう。つまり乗車時にチケットを出さなかったのではないか?

 キムは漢字の「金」に相当する朝鮮語音だろうが、チョンには、国際空港のある「仁川」(インチョン)など、「川」の字は「チョン」と発音される。
 中国や台湾の客ならパスポートに漢字が書いてあるが、韓国は漢字を廃止して久しいから、韓国人には自分の名前を漢字で書けない市民が多い。ましてパスポートは英語かハングルで書いてある。日本語のチケットの文字も読めないはずだし、カタカナもそうだろう。
 「チョン」というのは、朝鮮語で取るに足らない男のことを「白丁(ペクチョン)」と呼んでいたのが日本語に入ったもので、もとは朝鮮の侮蔑語だという。
 他説によれば、朝鮮語で未成年男子の髪型「総角」をチョンガーと発音し、成人に達しても髪型を改めず未婚のままの男に対する蔑称となり、これが日韓併合(1910)後に日本にも入ったという(「東京堂出版・日本俗語大辞典」)。朝鮮語から日本語に入った数少ない語彙のひとつだろう。北朝鮮・黄海南道の海岸部に「白川」という町があるまさに「ペクチョン」と発音し、白丁と同音異義語だ。
 江戸時代、男が結った髷(まげ)を「丁髷(チョンマゲ)」というが、丁をチョンと読むのは漢字の呉音(チョウ)、漢音(テイ)になく、由来不明という(「三省堂・新明解語源辞典」)。
 「三省堂・日韓英/韓日英」辞典を見ると、現代韓国語の8割は日本語由来だが、漢字表記をしないから韓国国民がそれと知らないだけだとわかる。
 同様に、韓国人観光客が日本に来て「差別された!」と騒ぎ立てる事例は、私見によれば、ほとんどが無知と誤解の産物で、「反日」を社是とする韓国の無責任なメディアが「差別事件」として大きく取り上げるという例が多い。針小棒大な誇張だ。

 釜山の慰安婦像に続いて、ソウルと釜山に「強制徴用労働者」の像を建てると騒いでいるが、あれは朴正煕大統領の時の「日韓条約」(1965)ですでに解決している。慰安婦問題と同じく補償は韓国政府の責任となったはずだ。同じように「サンフランシスコ講和条約」(1951)により広島・長崎を含む太平洋戦争による被害者の補償は、米国でなく日本政府の責務となっている。

 釜山の少女像の時には日本政府は抗議のため駐日大使を帰国させたが、さらに抗議するとなると、「大使館閉鎖」=国交断絶しか手段が残っていないことを韓国メディアはきちんと理解すべきだろう。日本と国交断絶となり、北朝鮮の脅威もあって約8万人の在韓日本人が引き揚げ、日本人観光客がゼロになったら韓国の経済や産業はどうなるか、韓国メディアは真剣に考えるべきだ。


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