【蔵書整理】について、宮県のI先生からメールをもらった。
<先日市立図書館に20冊くらいの本を持っていきました。快く受け入れて頂きました。本はほぼ新品でしたし、中には手つかずのものもありました。…係りの方の話によると単行本は受け入れるけれど雑誌や全集などは定期的に行われる古本市場にて扱うとのことです。単行本も多くありますので少しづつ持っていこうと思います。
戦国時代が好きなので「戦国武将列伝」というシリーズを買い続けとうとう1メートルを超える幅になりました。いずれ時間がゆっくりとれるような時が来たら各地の古戦場の跡を見て回ろうと考えていましたが、後継の医師は現れず毎日の患者さんの顔をみているともう少し頑張ろうかとも思い、仕事を辞めてゆっくりというそんな時期が来るとは思えず、1メートルの戦国武将列伝のブックカバーを見つめています。
H先生が「高校の修学旅行先の古本屋で買った日本の奇病という本から始まって薬のパンフまで1つも捨てていない。しかし集まってしまった剥製で居住空間が狭まりつつある」というのも想像しておかしくなりました。
難波先生は書庫という点では蔵でも立てて「私立図書館」にでもしないとどうにもならないでしょうが子供さんがしっかり管理運営してくれるかどうか。2日目には書庫が空っぽということだってないとは言えませんよ。私の場合はほぼ翌日には本は1冊もなくなっていることは確実です。>
「日本の奇病」という本は、もしかして小野博道「日本奇病列島」(主婦と生活社, 1973)のことではないでしょうね。この本なら私も今も持っています。
Dr.小野は1941年生まれで私と同年。アメリカ留学で外科を勉強してこの本を書いたのですが、最近はダイエットとか、太らないための本を書いているようで、内科に転向したのでしょうか…
私の本は仕事のために集めているので、死んだ後のことは「後は野となれ山となれ」です。
日本の図書館は、ダメなので私は寄贈しようと思いません。広大の医学資料館は、鑑識眼がなく「1万円以上であるという証明書がないと(本を)受け取れない」という始末です。私はトーマス・ホジキンの「ホジキン病の最初の解剖組織標本」をもっていますが、猫に小判でしょう。
広島大の図書館も、全学図書委員長をやったので、内情をよく知っています。館員が司書資格をたてに、一般事務職との人事交流を拒否してきたので、常識に欠ける職員が多い。書庫を廻ってみると、重複した本が実に多い。
それと印刷本よりも、文書、手記のような一次資料の方がよほど重要だ、という意識がありません。
だから広島大では図書館の反対を押し切って、「文書館」ができたのです。
私の「蔵書目録」はいま、3,300冊のEXCEL入力を終り、約1/10が整理できたところです。
この目録をいかに便利なものにして、「補助脳」として使いこなせるようにするかが、目下の関心事です。
目録を「メタ知識」にして、現実の本と目録との間をインタラクティブにするのが夢です。そのためには、不要本は「自炊」して電子化し、目録の書名をクリックすると本が開けるというコンセプトで、全体を構築したいと思っています。
EXCELで昆虫図鑑が構築できないか、トライしたのですが、今の私の技術ではハイパーリンクが無理でした。(サムネイルを作ってマス目にはめ込む方式ならできるかも知れない。)
結局、蔵書の整理はスペース、読む目的とさける時間の関数となり、万人共通ものはないようです。
<先日市立図書館に20冊くらいの本を持っていきました。快く受け入れて頂きました。本はほぼ新品でしたし、中には手つかずのものもありました。…係りの方の話によると単行本は受け入れるけれど雑誌や全集などは定期的に行われる古本市場にて扱うとのことです。単行本も多くありますので少しづつ持っていこうと思います。
戦国時代が好きなので「戦国武将列伝」というシリーズを買い続けとうとう1メートルを超える幅になりました。いずれ時間がゆっくりとれるような時が来たら各地の古戦場の跡を見て回ろうと考えていましたが、後継の医師は現れず毎日の患者さんの顔をみているともう少し頑張ろうかとも思い、仕事を辞めてゆっくりというそんな時期が来るとは思えず、1メートルの戦国武将列伝のブックカバーを見つめています。
H先生が「高校の修学旅行先の古本屋で買った日本の奇病という本から始まって薬のパンフまで1つも捨てていない。しかし集まってしまった剥製で居住空間が狭まりつつある」というのも想像しておかしくなりました。
難波先生は書庫という点では蔵でも立てて「私立図書館」にでもしないとどうにもならないでしょうが子供さんがしっかり管理運営してくれるかどうか。2日目には書庫が空っぽということだってないとは言えませんよ。私の場合はほぼ翌日には本は1冊もなくなっていることは確実です。>
「日本の奇病」という本は、もしかして小野博道「日本奇病列島」(主婦と生活社, 1973)のことではないでしょうね。この本なら私も今も持っています。
Dr.小野は1941年生まれで私と同年。アメリカ留学で外科を勉強してこの本を書いたのですが、最近はダイエットとか、太らないための本を書いているようで、内科に転向したのでしょうか…
私の本は仕事のために集めているので、死んだ後のことは「後は野となれ山となれ」です。
日本の図書館は、ダメなので私は寄贈しようと思いません。広大の医学資料館は、鑑識眼がなく「1万円以上であるという証明書がないと(本を)受け取れない」という始末です。私はトーマス・ホジキンの「ホジキン病の最初の解剖組織標本」をもっていますが、猫に小判でしょう。
広島大の図書館も、全学図書委員長をやったので、内情をよく知っています。館員が司書資格をたてに、一般事務職との人事交流を拒否してきたので、常識に欠ける職員が多い。書庫を廻ってみると、重複した本が実に多い。
それと印刷本よりも、文書、手記のような一次資料の方がよほど重要だ、という意識がありません。
だから広島大では図書館の反対を押し切って、「文書館」ができたのです。
私の「蔵書目録」はいま、3,300冊のEXCEL入力を終り、約1/10が整理できたところです。
この目録をいかに便利なものにして、「補助脳」として使いこなせるようにするかが、目下の関心事です。
目録を「メタ知識」にして、現実の本と目録との間をインタラクティブにするのが夢です。そのためには、不要本は「自炊」して電子化し、目録の書名をクリックすると本が開けるというコンセプトで、全体を構築したいと思っています。
EXCELで昆虫図鑑が構築できないか、トライしたのですが、今の私の技術ではハイパーリンクが無理でした。(サムネイルを作ってマス目にはめ込む方式ならできるかも知れない。)
結局、蔵書の整理はスペース、読む目的とさける時間の関数となり、万人共通ものはないようです。
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