【STAP細胞の正体】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150320/k10010022211000.html
NHKが3/20の正午になって、こんなニュースを流しているのにびっくりした。
実は「STAP細胞の正体は、死にかけて大食細胞(マクロファージ)に喰われたリンパ球が発する自家蛍光を誤認したもので、STAP細胞は初めから存在していない」という話を、3/19のお昼に、広島西ロータリークラブ例会の「卓話」講演としてしゃべったばかりだった、からだ。
まさかそんな話が、今さらNHKのニュースとして取りあげられるとは思わなかった。
これについては<アベノミクスの第三の矢は折れた>というタイトルで、以下のような話をした。
<昨年の1月末に、鳴り物入りで理研が記者会見して発表したSTAP細胞と、それに続いて起こったSTAP騒動については、まだ皆さまのご記憶に新しいと思いますので、多くは述べません。
事件そのものは、きわめて単純です。
脾臓という臓器から分化した体細胞を分離して、オレンジジュース程度のpHの酢で処理すると、初期化された「STAP細胞」ができる。このSTAP細胞を別の培地でさらに培養すると分裂能力を持った「STAP幹細胞」ができる。
このSTAP幹細胞を発生の途中にあるマウスの受精卵に注射すると、生まれたマウスには元の親マウス由来の細胞とSTAP幹細胞由来の細胞とがモザイクになっている。
このマウスが「キメラマウス」です。STAP細胞からキメラマウスができた。
これが昨年1月29日に雑誌「ネイチャー」に発表された論文に書いてあることです。
ところが、論文発表の直後から、世界の11箇所以上の研究室から「STAP幹細胞」がつくれない、という疑問の声があがり、さらに論文の文章や図表に盗用や使い回しなど、不正が沢山あることが次々と判明しました。
今では、この事件は科学における「世界三大不正」の一つと見なされております。
不正の手口は単純です。まず「STAP細胞」なるものは存在しなかったわけです。
脾臓から取り出した細胞をバラバラにして培養液の中で1週間も培養すると、途中で弱って死ぬ細胞が出てきます。この死にかけた細胞は、混じっているマクロファージ(大食細胞)に食べられてしまう。
これは大きな細胞質をもった細胞で、リンパ球のような小さな細胞なら、5個でも10個でも食べてしまいます。食べられた細胞は死ぬ時に蛍光を発します。これは蛍光顕微鏡という特殊な顕微鏡を用いると観察できます。ここまでは、どんな素人がやってもこうなります。
細胞生物学の基礎知識も経験もない小保方さんは、この光る細胞を、STAP細胞の集まり・集塊と勘違いしてしまったわけです。ですから、彼女が「STAP細胞はあります。200回も作成しました」といったのは、この細胞集塊のことです。
ところが、STAP細胞はいくらやっても分裂・増殖しない。マクロファージに食われて死ぬ直前の細胞なのだから、当たり前のことです。これが分裂能力をもったSTAP幹細胞にならないと、実験は成功したといえない。それにはマウスの受精卵に移植してキメラマウスができることを示さなければいけない。
この受精卵にSTAP幹細胞を移植して、キメラマウスを作成する実験を担当したのが、今は山梨大教授になっている若山照彦さんです。ところが彼が小保方さんから渡されたのは、STAP幹細胞とは縁もゆかりもない、ES細胞だったのです。
つまりSTAP細胞とSTAP幹細胞は全く別の細胞でした。
このことは、3つの独立した調査グループ、若山氏が依頼した東大グループ、NHKが依頼した別の東大グループ、理研の調査グループ、これら3グループによる遺伝子解析の結果、もともと若山研にあったES細胞が小保方研究室に運ばれ、冷凍保存されており、これが「STAP幹細胞」として渡されたものの正体だ、と判明しました。
つまり「細胞のすり替え」が行われていたのです。
この事件の影響は深刻です。文科省の権威も理研の栄光も泥にまみれ、理研を「特別な研究機関」にするという方針を可能にする「理研特別措置法」の国会提出の見通しが立たなくなりました。
つまりアベノミクスの第三の矢は折れたわけです。
米政府はバイオへの研究費投資をすでに中止しています。その理由はバイオ研究分野の研究者やベンチャーには、いかがわしい研究や再現性のない論文が多いために、科学研究費の補助金がムダになっている、というものであります。
日本もこれを契機に、もっと熟慮して前に進んだ方がよい、と私は考えます。>
3/21の「毎日」は理研がSTAP細胞の検証費用に約8,400万円の「運営交付金」(国費)を使ったことを報じている。この金は理研が早期にネットで指摘された疑惑を独自に検証していれば、必要のなかった金である。
その点で「IROIRO」が取りあげている、市民の声は興味深い。
http://irorio.jp/gt1999/20150321/215526/
その後、3/21「朝日」報道によると、またも理学部系生命科学者の大規模論文不正が確定したようだ。
http://www.asahi.com/articles/ASH3N648DH3NTIPE036.html
バイオサイエンス分野の不正・インチキは今後も多発するであろうことを予言しておこう。
根源は、榎木英介『博士漂流時代』が指摘したように、需要のないところに博士を大量生産したこと、研究費を「競争的資金」によってしか獲得できないようなシステムを造り上げた点にある。この二つが不正の温床であり、これを変えないと事態は改善されないだろう。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150320/k10010022211000.html
NHKが3/20の正午になって、こんなニュースを流しているのにびっくりした。
実は「STAP細胞の正体は、死にかけて大食細胞(マクロファージ)に喰われたリンパ球が発する自家蛍光を誤認したもので、STAP細胞は初めから存在していない」という話を、3/19のお昼に、広島西ロータリークラブ例会の「卓話」講演としてしゃべったばかりだった、からだ。
まさかそんな話が、今さらNHKのニュースとして取りあげられるとは思わなかった。
これについては<アベノミクスの第三の矢は折れた>というタイトルで、以下のような話をした。
<昨年の1月末に、鳴り物入りで理研が記者会見して発表したSTAP細胞と、それに続いて起こったSTAP騒動については、まだ皆さまのご記憶に新しいと思いますので、多くは述べません。
事件そのものは、きわめて単純です。
脾臓という臓器から分化した体細胞を分離して、オレンジジュース程度のpHの酢で処理すると、初期化された「STAP細胞」ができる。このSTAP細胞を別の培地でさらに培養すると分裂能力を持った「STAP幹細胞」ができる。
このSTAP幹細胞を発生の途中にあるマウスの受精卵に注射すると、生まれたマウスには元の親マウス由来の細胞とSTAP幹細胞由来の細胞とがモザイクになっている。
このマウスが「キメラマウス」です。STAP細胞からキメラマウスができた。
これが昨年1月29日に雑誌「ネイチャー」に発表された論文に書いてあることです。
ところが、論文発表の直後から、世界の11箇所以上の研究室から「STAP幹細胞」がつくれない、という疑問の声があがり、さらに論文の文章や図表に盗用や使い回しなど、不正が沢山あることが次々と判明しました。
今では、この事件は科学における「世界三大不正」の一つと見なされております。
不正の手口は単純です。まず「STAP細胞」なるものは存在しなかったわけです。
脾臓から取り出した細胞をバラバラにして培養液の中で1週間も培養すると、途中で弱って死ぬ細胞が出てきます。この死にかけた細胞は、混じっているマクロファージ(大食細胞)に食べられてしまう。
これは大きな細胞質をもった細胞で、リンパ球のような小さな細胞なら、5個でも10個でも食べてしまいます。食べられた細胞は死ぬ時に蛍光を発します。これは蛍光顕微鏡という特殊な顕微鏡を用いると観察できます。ここまでは、どんな素人がやってもこうなります。
細胞生物学の基礎知識も経験もない小保方さんは、この光る細胞を、STAP細胞の集まり・集塊と勘違いしてしまったわけです。ですから、彼女が「STAP細胞はあります。200回も作成しました」といったのは、この細胞集塊のことです。
ところが、STAP細胞はいくらやっても分裂・増殖しない。マクロファージに食われて死ぬ直前の細胞なのだから、当たり前のことです。これが分裂能力をもったSTAP幹細胞にならないと、実験は成功したといえない。それにはマウスの受精卵に移植してキメラマウスができることを示さなければいけない。
この受精卵にSTAP幹細胞を移植して、キメラマウスを作成する実験を担当したのが、今は山梨大教授になっている若山照彦さんです。ところが彼が小保方さんから渡されたのは、STAP幹細胞とは縁もゆかりもない、ES細胞だったのです。
つまりSTAP細胞とSTAP幹細胞は全く別の細胞でした。
このことは、3つの独立した調査グループ、若山氏が依頼した東大グループ、NHKが依頼した別の東大グループ、理研の調査グループ、これら3グループによる遺伝子解析の結果、もともと若山研にあったES細胞が小保方研究室に運ばれ、冷凍保存されており、これが「STAP幹細胞」として渡されたものの正体だ、と判明しました。
つまり「細胞のすり替え」が行われていたのです。
この事件の影響は深刻です。文科省の権威も理研の栄光も泥にまみれ、理研を「特別な研究機関」にするという方針を可能にする「理研特別措置法」の国会提出の見通しが立たなくなりました。
つまりアベノミクスの第三の矢は折れたわけです。
米政府はバイオへの研究費投資をすでに中止しています。その理由はバイオ研究分野の研究者やベンチャーには、いかがわしい研究や再現性のない論文が多いために、科学研究費の補助金がムダになっている、というものであります。
日本もこれを契機に、もっと熟慮して前に進んだ方がよい、と私は考えます。>
3/21の「毎日」は理研がSTAP細胞の検証費用に約8,400万円の「運営交付金」(国費)を使ったことを報じている。この金は理研が早期にネットで指摘された疑惑を独自に検証していれば、必要のなかった金である。
その点で「IROIRO」が取りあげている、市民の声は興味深い。
http://irorio.jp/gt1999/20150321/215526/
その後、3/21「朝日」報道によると、またも理学部系生命科学者の大規模論文不正が確定したようだ。
http://www.asahi.com/articles/ASH3N648DH3NTIPE036.html
バイオサイエンス分野の不正・インチキは今後も多発するであろうことを予言しておこう。
根源は、榎木英介『博士漂流時代』が指摘したように、需要のないところに博士を大量生産したこと、研究費を「競争的資金」によってしか獲得できないようなシステムを造り上げた点にある。この二つが不正の温床であり、これを変えないと事態は改善されないだろう。
こんなことはない。デマを拡散するのはやめてください。
STAP事件は終結したんです!という既成事実づくり。
政権と捏造に関与したバイオ研究利権側がやっきになるほど滑稽だ。
消息の情報規制されてる小保方は、ただの実行犯説は間違ってないと思う。
小保方証言のウソと理研のウソを、NHKは記事をあげてます。
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_0324.html
小保方の証言はみにくいです。
たとえでいえば、「物証」もそろい起訴されたのに裁判で負けないためだけに「心神喪失で責任能力なし(刑法39)」を狙った行為そのもの。
理研側も「責任能力を問われない」と後押ししてる。
何もしない理研の研究者達も、
研究不正当事者や理事達と同じ。
これまでも今後も
研究費=税金を無駄遣いするだけ。
NHKスペシャルで総括すればいいのにね。
いまさらのWebニュースでの小出しは、
不要な疑念を視聴者に抱かせるだけ。。
って、嘘ばっかり。
クローンマウスの権威も嘘。
ただの税金泥棒。
キメラマウス捏造したのがばれて、慌てて論文撤回。
ネット工作で、ぜーんぶ他人のせいにしちゃったんだよ。
「大田ES細胞は当時の研究室にはありません」なーんて嘘ついちゃって。
ちゃんと有るじゃないの。
B6129F1
登録したのは129B6F1
解析結果はB6129F1
大田核移植ES細胞。
小保方さんの作った細胞は捨てて、核移植ES細胞からキメラマウスを作った。
そのキメラマウスの細胞からSTAPと言って解析に出した。
犯人は若山‼️