【和田春樹】がこういう本を出し、竹島を韓国領と認めるべきだと主張していると3/27の「朝鮮日報」が報じている。
http://japanese.joins.com/article/795/169795.html?servcode=A00§code=A10
<26日に韓国語で翻訳出版された『領土問題をどう解決するか 』(四季節、イム・ギョンテク翻訳)でだ。日本では昨年出版された。> とある。どうもこの本のことらしい。
http://www.amazon.co.jp/領土問題をどう解決するか-平凡社新書-和田-春樹/dp/4582856578/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1364431840&sr=1-1
和田春樹は『北朝鮮現代史』(岩波新書, 2012/4)も昨年出している。1938年生まれの彼が年2冊の学術書を出したのなら、すごいと思うが、『北朝鮮現代史』の方は「1998年に出した『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(岩波書店)で、金日成死後の北朝鮮の変化をとらえるのに失敗してしまった。」と書いている。この本では「拉致問題」にはたった2行しか触れられていない。
北朝鮮で、2004年4月鉄道のタンク車が爆発し、死者150人、負傷者1300人が出たとき、義援金638万円を持って慰問団が北朝鮮に行った。その団長が自分だと誇らしげに書いている。
<1966年から東京大学で教え、98年に定年退職した和田教授は、韓国と北朝鮮の現代史専門家。歴史的根拠を取り上げながら日本の独島領有権主張が不当であることを力説した。>
まあ、これでどういう思想的立ち場の人かは、ほぼわかる。
同じような主張をしている学者に、
内藤正中=京大文卒、島根大学名誉教授、(昨年死去)、著書『竹島=独島論争』(新幹社, 2007)
保阪祐二=東大工卒、韓国に帰化、現世宗大学教授、著書『独島研究』(論創社, 2012)
がいるが、保阪はもう日本人ではない。
池内敏=京大文卒、鳥取大講師をへて名大文教授、著書『竹島問題とは何か』(名大出版会, 2012)
内藤、池内、それに「竹島日本領」を主張している川上健三ともに、関連歴史資料の多い「鳥取県立図書館」を利用している。
よって、内藤、池内と島根、鳥取の大学にいた研究者が多い。
<52年に李承晩(イ・スンマン)ラインの内側に独島を含めて以来、今日まで58年間、韓国が実効支配してきた点を(和田氏は)重視した。>
だったら、韓国政府は国際司法裁判所での決着に同意すべきだろう。「実効支配による占有」とは、関係国からまったくクレームがでなかった場合にいう。パレスチナでは未だに紛争が続いているではないか。
「時効(Prescription: 医学の"処方"と同じことば)」の法的概念とも密接に結びついている。無主地であることを確認して平和裡に日本領とし、島根県に編入し、官報に掲載した事例と、日本海上に勝手に「李承晩ライン」という境界をもうけ、越境する日本漁船を片端から拿捕、拘留した韓国の場合とは、根本的に異なる。
<和田教授の指摘は独島問題の平和的解決のための一種の妥協案でもある。韓国の独島領有権を日本が認める代わりに、韓国政府は独島周辺海域で島根県漁民も漁業ができるよう保障し、独島を基点に経済水域を宣言しないことを提案した。>
これは「もうろくした学者の妄想」というしかない。竹島は定住不能の岩礁で、「領海と経済水域の起点」としてのみ意味があるから、日韓の紛争になっているのだ。
http://japanese.joins.com/article/795/169795.html?servcode=A00§code=A10
<26日に韓国語で翻訳出版された『領土問題をどう解決するか 』(四季節、イム・ギョンテク翻訳)でだ。日本では昨年出版された。> とある。どうもこの本のことらしい。
http://www.amazon.co.jp/領土問題をどう解決するか-平凡社新書-和田-春樹/dp/4582856578/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1364431840&sr=1-1
和田春樹は『北朝鮮現代史』(岩波新書, 2012/4)も昨年出している。1938年生まれの彼が年2冊の学術書を出したのなら、すごいと思うが、『北朝鮮現代史』の方は「1998年に出した『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(岩波書店)で、金日成死後の北朝鮮の変化をとらえるのに失敗してしまった。」と書いている。この本では「拉致問題」にはたった2行しか触れられていない。
北朝鮮で、2004年4月鉄道のタンク車が爆発し、死者150人、負傷者1300人が出たとき、義援金638万円を持って慰問団が北朝鮮に行った。その団長が自分だと誇らしげに書いている。
<1966年から東京大学で教え、98年に定年退職した和田教授は、韓国と北朝鮮の現代史専門家。歴史的根拠を取り上げながら日本の独島領有権主張が不当であることを力説した。>
まあ、これでどういう思想的立ち場の人かは、ほぼわかる。
同じような主張をしている学者に、
内藤正中=京大文卒、島根大学名誉教授、(昨年死去)、著書『竹島=独島論争』(新幹社, 2007)
保阪祐二=東大工卒、韓国に帰化、現世宗大学教授、著書『独島研究』(論創社, 2012)
がいるが、保阪はもう日本人ではない。
池内敏=京大文卒、鳥取大講師をへて名大文教授、著書『竹島問題とは何か』(名大出版会, 2012)
内藤、池内、それに「竹島日本領」を主張している川上健三ともに、関連歴史資料の多い「鳥取県立図書館」を利用している。
よって、内藤、池内と島根、鳥取の大学にいた研究者が多い。
<52年に李承晩(イ・スンマン)ラインの内側に独島を含めて以来、今日まで58年間、韓国が実効支配してきた点を(和田氏は)重視した。>
だったら、韓国政府は国際司法裁判所での決着に同意すべきだろう。「実効支配による占有」とは、関係国からまったくクレームがでなかった場合にいう。パレスチナでは未だに紛争が続いているではないか。
「時効(Prescription: 医学の"処方"と同じことば)」の法的概念とも密接に結びついている。無主地であることを確認して平和裡に日本領とし、島根県に編入し、官報に掲載した事例と、日本海上に勝手に「李承晩ライン」という境界をもうけ、越境する日本漁船を片端から拿捕、拘留した韓国の場合とは、根本的に異なる。
<和田教授の指摘は独島問題の平和的解決のための一種の妥協案でもある。韓国の独島領有権を日本が認める代わりに、韓国政府は独島周辺海域で島根県漁民も漁業ができるよう保障し、独島を基点に経済水域を宣言しないことを提案した。>
これは「もうろくした学者の妄想」というしかない。竹島は定住不能の岩礁で、「領海と経済水域の起点」としてのみ意味があるから、日韓の紛争になっているのだ。
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