【献本など】
小林亜早子先生から山本武彦編「市民社会の成熟と国際関係」(志學社, 2014/)をお送り頂いた。ありがとうございます。覚えておられるだろうか。雑誌「日本医事新報」に日本移植学会の立場を批判するかたちで、「修復腎移植」支持の論文を投稿した東京在住の整形外科医で、早稲田大の大学院で政治学を勉強している人だ。
第3章「臓器移植にみるグローバル市民社会:渡航移植と病気腎移植を例に」を分担執筆している。新潟大学医学部の卒業で、故藤田恒夫先生(雑誌「ミクロスコピア」主催、「超は考える」, 岩波新書)の薫陶を受けた人だ。
民主主義社会における個人と社会とのつながりが「強制されない自由を維持した状態で個人が社会に所属する」というウォルツァーの主張に即して、自由な個人の連帯により新しい移植医療の道が開けた例として、渡航移植と修復腎移植が考察されている。
高橋幸春氏から「医薬経済」4/15号をお送り頂いた。「修復腎移植の真実:第2回、歪んだ共同声明」が4頁にわたり掲載されている。2007/3の「4学会共同声明」とそれ以後の厚労省による「病腎移植」禁止通達、2病院の保険医療の指定取消と万波医師の保険医登録取消の問題などがフォローされている。学会側は厚労省にこれらを「みせしめ」として行うように要求したが、結局、小林先生がいう「市民の自主的なネットワーク」が形成されて、厚労省は処分できずかたちだけの「戒告」となった。実害はまったくない。
2012/8に市立宇和島病院と万波医師に戒告。
2014/3に宇和島徳洲会病院に戒告。
これで「病腎移植」がらみの処分はいっさい終りだ。
小林亜早子先生から山本武彦編「市民社会の成熟と国際関係」(志學社, 2014/)をお送り頂いた。ありがとうございます。覚えておられるだろうか。雑誌「日本医事新報」に日本移植学会の立場を批判するかたちで、「修復腎移植」支持の論文を投稿した東京在住の整形外科医で、早稲田大の大学院で政治学を勉強している人だ。
第3章「臓器移植にみるグローバル市民社会:渡航移植と病気腎移植を例に」を分担執筆している。新潟大学医学部の卒業で、故藤田恒夫先生(雑誌「ミクロスコピア」主催、「超は考える」, 岩波新書)の薫陶を受けた人だ。
民主主義社会における個人と社会とのつながりが「強制されない自由を維持した状態で個人が社会に所属する」というウォルツァーの主張に即して、自由な個人の連帯により新しい移植医療の道が開けた例として、渡航移植と修復腎移植が考察されている。
高橋幸春氏から「医薬経済」4/15号をお送り頂いた。「修復腎移植の真実:第2回、歪んだ共同声明」が4頁にわたり掲載されている。2007/3の「4学会共同声明」とそれ以後の厚労省による「病腎移植」禁止通達、2病院の保険医療の指定取消と万波医師の保険医登録取消の問題などがフォローされている。学会側は厚労省にこれらを「みせしめ」として行うように要求したが、結局、小林先生がいう「市民の自主的なネットワーク」が形成されて、厚労省は処分できずかたちだけの「戒告」となった。実害はまったくない。
2012/8に市立宇和島病院と万波医師に戒告。
2014/3に宇和島徳洲会病院に戒告。
これで「病腎移植」がらみの処分はいっさい終りだ。
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