【腎臓病ニュースランキング】難波先生より

【腎臓病ニュースランキング】「産経ビジネス」の報道によると2012年の「腎臓病がらみ」の報道は283件あり、
　１位：「腎臓病の最新治療」＝34件、これはiPS細胞の山中教授のノーベル賞受賞が押し上げた。
　２位：「腎移植」＝33件(11.7%)、話題は二つ。その一は、「改正臓器移植法」による「本人意思不明で家族承諾」による移植がらみ、その二は「病気腎移植」だという。1件の差で2位です。
　３位：「腎臓病の疾患啓発」＝29件、だそうだ。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130111/prl1301111209020-n1.htm
　　情報元は、「NPO法人腎臓サポートセンタ－」のサイト。

　このサイトに行くと、「朝日新聞デジタル」2012/8/24の記事とリンクしている。
　http://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_news/120901.html
　「変わりゆく移植治療」と題するこの記事は、「修復腎移植」とも「病腎移植」とも呼ばず、「病気腎移植」と書いて（修復腎移植）とも並記していない。だから、学会サイドの旗幟が鮮明だ。「弱い者の味方」は建前で、本音は学会という権力にすり寄るのがこの新聞だ。
　患者団体は呼称の変更を求めるべきだろう。
　今年は腎移植報道がトップに来てほしいと思う。