ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【文藝春秋8月号】難波先生より

2013-07-13 09:12:58 | 修復腎移植
【文藝春秋8月号】ABC部数協会の発表(2013/4)によると、「文藝春秋」の2012年下半期の刊行部数は33万8,049部だそうだ。
 http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/mad/doc/ntr_20130502.pdf
 一時に比べて減少しているが、総合月刊誌のトップに位置することは間違いない。
 今は紙本だけでなく、電子版も売っている。
 http://www.de-hon.ne.jp/digital/bin/product.asp?psku=14910077010832


 但し値段が1000円と紙本の800円よりも高いという不条理がある。
 紙雑誌の年間購読料は10,080円と割引がない。外資系の出版社だと5年契約にすれば半額になるし、定期購読者が電子版を読むのは無料だ。NEWSWEEKは紙版が廃刊になり、毎週電子版がメールで送られてくる。


 この前から「父の日」のプレゼントにもらったKindle端末に慣れるために、大原ケイ「電子書籍大国アメリカ」、境真良「Kindleショック」、松宮義仁「日本人のためのKindle入門」といくつか本を読んだが、日本の出版界の電子書籍化への対応はよほど遅れていると思う。
(娘の話によると、ハワイの図書館では電子本の貸し出しをやっており、オンラインで借りだし、3週間は読めるそうだ。期限が来たら返しに行かないでも自動的に読めなくなるそうだ。
 人気の高い本は「貸し出し待ち」のリストに登録されるのだそうだ。)


 今朝の「中国」が「東京国際ブックフェアー」の記事を3面に載せているが、日本Amazon/Kindleの躍進ぶりに、出版界があわてふためいているという。2010年のKindle端末の米国発売と2012年の日本語版発売の時から、今日の事態は十分予測できたはずだ。
 電子書籍の著者取り分(印税)は40%もあるのに、日本の作家はほとんどが無知だから、「勝手にコピーされたら困る」と印税が紙本だと10%しかないのに、出版社の尻馬に乗って、「図書館への納品反対」、「電子書籍化反対」を唱えた。
 Amazon/Kindleの電子書籍点数はどんどん増えており、国会図書館も地方図書館への貸し出しを電子本で行うようになるそうだから、これから1年の間に出版事情は激変するだろう。


 松山市のさる書店の店頭には「文藝春秋8月号」が100冊ほど山積みしてある、と連絡があった。香川県のN先生は、昨日講演会で40冊売り、さらに100冊注文したそうだ。呉のM先生は50冊買って配ると言っている。この土日には「四国全腎協(全国腎移植者協議会)」の会合が松山市で開かれるそうで、会場で即売会をやるか、まとめ買いして配ったらと話している。


 あるブログに私のメルマガの「文藝春秋8月号」についての記事が転載されている。
 http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/ba480cf9f783d5e38999f1cec1e4f0e9


 宮県日向市のT先生からさっそく、「万波手記」全文のPDFファイルが送られてきた。これを配布したら営業妨害になり、著作権法違反にもなるので、後日、雑誌が店頭からなくなり、どうしても必要な場合に限って利用させてもらおうと考えている。T先生ありがとうございました。
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