【衝動買い】
昨年の夏でクレジットカードの期限が切れたが、新しいカードを送ってよこさない。電話したら「簡易書留で7月に送った」という。探しても見つからないから、当分カードなしでやってみようと思って1年近く経った。
前は欲しいとすぐアマゾンで買っていたから、猛烈に本代がかかったが、今は本屋で現物買いの現金支払いだから、使う額が知れている。その余りの分がかなり溜まった。
消費税の値上げ直前に、診療所に行った後で、そばのガソリンスタンド兼自動車販売店まで歩いて行き、衝動買いをした。「ダイハツ・ミラエース XSA」という車で、諸経費や保険料もあわせてほぼ予算内に収まった。
納車は予定より2日遅れの4/2になったが、契約は3月25日にしているので消費税はかからない。水曜日に店主が納車に来たので、「自宅から国道に出るまでの間ならよかろう」と店主に助手席に乗ってもらい、6年ぶりに自分で運転した。国道に出る手前で「このまま行かれて大丈夫です」というので、そのまま路上運転して、西高屋の銀行まで行った。途中で郵便局に行き、郵便物を出し、ダム湖の脇の道は通らず、ダム湖にかかる橋を渡って別の道路から国道に出た。
事故を起こしやすい箇所や警察が取り締まりをよくする箇所、機械の操作のわからないところを説明してくれるので、教習所で路上実習をしている感じだった。初めはおっかなびっくりだったがすぐに感覚を取り戻した。
ATMでは引き出せない額なので、窓口で引き出し、また一緒に会社まで戻った。坂道も「S」というモードにすると、追い越し車線を走れる。会社まで戻り、支払いをして、後は一人で運転して帰った。まず行きたいのが自宅前の山の頂上にある展望台で、海抜500mの位置からダム湖が見下ろせる。途中に鋭角の分かれ道がある。普通車だと切り返しが必要だが、軽では一発で廻れた。
山頂にはまだ桜が少し咲き残っていて、眼下にダム湖とそばの集落がよく見えた。遠くの山が少し霞んでいるが、広島市と違い空気もきれいだ。振り返ると青空に雲が浮かんでいて、「タコ坊主」のように見えたが、みるみるうちに頭の部分が胴の中に引っ込んだ。
雲の写真を撮り逃したので、近景に車を配置して春の空を写した。
午後はまた車を運転して西高屋のショッピングプラザに行き散髪をし、文具(紙、クリアフォルダ)、「梅昆布茶」などと新書を4冊ほど買った。100点くらいしかないしけた新書コーナーに「反韓・嫌韓」がらみの本が10点くらいある。これも異常だ。
帰りは少しゆとりが出たので、町内を一周したが、農道・林道まで立派になったことと、にもかかわらず孤立集落に廃屋が増えたのが目立った。耕作放棄地や道路沿いに「売り地」の看板がある土地も目立つ。谷を少し入った2~3軒の孤立集落では立派な道がついているのに、無住になっているものが多い。「限界集落」が崩壊しているのだ。
今日4/3は隣の豊栄町を走ってみた。昨日登った山の登り口から、平行に県道に沿う山道があるので、そこを走ってみようと入ったら、カラスが2羽、路上で何かをつついていた。車を停めて近寄ったら、なんと大きなマムシがとぐろを巻いていた。車載の外気温計は15度くらいで、マムシは動かない。だが腹が動いているので生きている。生きたマムシを見るのはこの土地に来てこれで2度目だ。体長に較べて胴回りが太く、丸太棒のように見える。「ツチノコ」の正体はこういうマムシだろう。
こわごわと少し離れた距離から撮影した。1時間ほどして現場に戻ってみたが、マムシの姿はなく血も出ていなかったので、どこかに去ったのであろう。
豊栄町と大和町の境の山中に、三段になった溜池がある。ここはブラックバスがよく釣れるところだ。一番上の大きな溜池には白と黒の大きな鯉が浮かんでいたが、人の気配はなかった。一番下の池のそばに民家があるのだが、ここも人気がなく池二つと畑が金網で囲まれていた。イノシシや鹿による獣害のせいだ。これはここ10年くらいに目立つようになった。獣でなく、人が檻に入る集落がこの辺りでは増えている。ここも孤立した民家なのでやがて無住になるだろう。
困ったのは道路の整備が進んで、あちこちに新しい道ができており、道に迷うことだ。これは景気対策として行われたものだと思うが、今さら遅すぎる。立派な道路だけあって、付近には廃屋が散在しているというのも、「無惨やな」である。
前から考えていた廃屋の写真を撮ることを始めようかと思う。
「燃費30Km/L」といううたい文句はウソにしても、かなりよく走るし、音も軽いし乗り心地もよい。今のところ満足している。これも「修復腎移植」訴訟の原告藤原和義さんの車に同乗させていただいたおかげである。
藤原さんは透析患者で脳梗塞を発症、半身が不随の状態で自動車を運転しておられる。2月の公判の後で、松山=瀬戸大橋=尾道=山陽自動車道経由で、自宅まで送ってもらった。
障害に負けないで、ひたむきに残された能力を活用しておられる姿に感動した。あの同乗体験と彼の話を聞くことがなければ、「衝動買い」もしなかったと思う。
昨年の夏でクレジットカードの期限が切れたが、新しいカードを送ってよこさない。電話したら「簡易書留で7月に送った」という。探しても見つからないから、当分カードなしでやってみようと思って1年近く経った。
前は欲しいとすぐアマゾンで買っていたから、猛烈に本代がかかったが、今は本屋で現物買いの現金支払いだから、使う額が知れている。その余りの分がかなり溜まった。
消費税の値上げ直前に、診療所に行った後で、そばのガソリンスタンド兼自動車販売店まで歩いて行き、衝動買いをした。「ダイハツ・ミラエース XSA」という車で、諸経費や保険料もあわせてほぼ予算内に収まった。
納車は予定より2日遅れの4/2になったが、契約は3月25日にしているので消費税はかからない。水曜日に店主が納車に来たので、「自宅から国道に出るまでの間ならよかろう」と店主に助手席に乗ってもらい、6年ぶりに自分で運転した。国道に出る手前で「このまま行かれて大丈夫です」というので、そのまま路上運転して、西高屋の銀行まで行った。途中で郵便局に行き、郵便物を出し、ダム湖の脇の道は通らず、ダム湖にかかる橋を渡って別の道路から国道に出た。
事故を起こしやすい箇所や警察が取り締まりをよくする箇所、機械の操作のわからないところを説明してくれるので、教習所で路上実習をしている感じだった。初めはおっかなびっくりだったがすぐに感覚を取り戻した。
ATMでは引き出せない額なので、窓口で引き出し、また一緒に会社まで戻った。坂道も「S」というモードにすると、追い越し車線を走れる。会社まで戻り、支払いをして、後は一人で運転して帰った。まず行きたいのが自宅前の山の頂上にある展望台で、海抜500mの位置からダム湖が見下ろせる。途中に鋭角の分かれ道がある。普通車だと切り返しが必要だが、軽では一発で廻れた。
山頂にはまだ桜が少し咲き残っていて、眼下にダム湖とそばの集落がよく見えた。遠くの山が少し霞んでいるが、広島市と違い空気もきれいだ。振り返ると青空に雲が浮かんでいて、「タコ坊主」のように見えたが、みるみるうちに頭の部分が胴の中に引っ込んだ。
雲の写真を撮り逃したので、近景に車を配置して春の空を写した。
午後はまた車を運転して西高屋のショッピングプラザに行き散髪をし、文具(紙、クリアフォルダ)、「梅昆布茶」などと新書を4冊ほど買った。100点くらいしかないしけた新書コーナーに「反韓・嫌韓」がらみの本が10点くらいある。これも異常だ。
帰りは少しゆとりが出たので、町内を一周したが、農道・林道まで立派になったことと、にもかかわらず孤立集落に廃屋が増えたのが目立った。耕作放棄地や道路沿いに「売り地」の看板がある土地も目立つ。谷を少し入った2~3軒の孤立集落では立派な道がついているのに、無住になっているものが多い。「限界集落」が崩壊しているのだ。
今日4/3は隣の豊栄町を走ってみた。昨日登った山の登り口から、平行に県道に沿う山道があるので、そこを走ってみようと入ったら、カラスが2羽、路上で何かをつついていた。車を停めて近寄ったら、なんと大きなマムシがとぐろを巻いていた。車載の外気温計は15度くらいで、マムシは動かない。だが腹が動いているので生きている。生きたマムシを見るのはこの土地に来てこれで2度目だ。体長に較べて胴回りが太く、丸太棒のように見える。「ツチノコ」の正体はこういうマムシだろう。
こわごわと少し離れた距離から撮影した。1時間ほどして現場に戻ってみたが、マムシの姿はなく血も出ていなかったので、どこかに去ったのであろう。
豊栄町と大和町の境の山中に、三段になった溜池がある。ここはブラックバスがよく釣れるところだ。一番上の大きな溜池には白と黒の大きな鯉が浮かんでいたが、人の気配はなかった。一番下の池のそばに民家があるのだが、ここも人気がなく池二つと畑が金網で囲まれていた。イノシシや鹿による獣害のせいだ。これはここ10年くらいに目立つようになった。獣でなく、人が檻に入る集落がこの辺りでは増えている。ここも孤立した民家なのでやがて無住になるだろう。
困ったのは道路の整備が進んで、あちこちに新しい道ができており、道に迷うことだ。これは景気対策として行われたものだと思うが、今さら遅すぎる。立派な道路だけあって、付近には廃屋が散在しているというのも、「無惨やな」である。
前から考えていた廃屋の写真を撮ることを始めようかと思う。
「燃費30Km/L」といううたい文句はウソにしても、かなりよく走るし、音も軽いし乗り心地もよい。今のところ満足している。これも「修復腎移植」訴訟の原告藤原和義さんの車に同乗させていただいたおかげである。
藤原さんは透析患者で脳梗塞を発症、半身が不随の状態で自動車を運転しておられる。2月の公判の後で、松山=瀬戸大橋=尾道=山陽自動車道経由で、自宅まで送ってもらった。
障害に負けないで、ひたむきに残された能力を活用しておられる姿に感動した。あの同乗体験と彼の話を聞くことがなければ、「衝動買い」もしなかったと思う。
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