ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【ダイアモンドダスト】難波先生より

2013-01-09 12:55:45 | 難波紘二先生
【ダイアモンドダスト】は確か南木佳士の芥川賞受賞作だったと思うが、未読だ。
 降る雪が凍結して、きらきら陽に輝きながらおちるのをいう、と理解している。
 1/3の夕食後、書斎に戻ろうとしたら、雪が積もっていて、入口のセンサーライトが点灯した瞬間に、雪の上にスターダストが輝いて見えた。歩くにつれて、小さな光点が移動する。「これがダイアモンドダストか…」と思い、何とか写真撮影できないかと試みた。


 ISO感度を1600に上げて撮影し、3200まで上げてアップもねらったが、ズームインしたものは手ぶれでダメだった。
 それでも少し離れて撮影したものは手ぶれが目立たず、何とか絵になった。(添付1)


 正面からセンサーライトを浴びて、氷の結晶が光っているところだ。雪が白く撮れなかったのが残念だ。


 調べていないが、雪に含まれている水分が凍って、正4面体の氷の結晶ができ、入射光を全反射するための現象ではないかと思う。
 外気温はー7℃だった。この地では樹氷も時折、見かけることがあるし、霜柱はずいぶんでかいのができる。


 芥川賞といえば今年の候補に黒田夏子(75歳)があがった。「全文横書き」という「abさんご」(「早稲田文学」5号掲載)が候補作だそうだ。
 横書きへの移行論を唱えているわたしは、ぜひ彼女に授賞してほしいと思う。そしたら「文春」掲載号を買います。


 さて1/7(月)深夜も、雪はなかったが仕事場からの帰りにセンサーライトがついたら、枯れた芝生や花壇の葉っぱに、同じ現象を認めた。ISO6400にして撮影したが、近接撮影はやはり手ぶれがでる。(添付2)


 葉に霜が降りているが、それは薄くて肉眼ではわからない。光を浴びると、霜の小さい結晶がそれを集めて反射させるのだ、と思った。
 入射光の軸と見る角度の間に、なにか関係があるかと調べたが、「特定の角度ならたくさん見える」という関係はみつからなかった。
つまり結晶はランダムに存在しているのだと思う。(このへんも時間があれば、調べてみたいものだ。)
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