ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

難波先生より2014/02/07号

2014-02-08 00:07:21 | 難波紘二先生
 被曝曲のゴーストライター事件については、多くのコメントがメールでも寄せられました。
 「週刊文春」の発売が水曜日夕方、文部省売店を皮切りに行われ、ゲラ刷りはその前に各社にファックスで送られるので、今回の場合すぐに事件化したようです。(それにしても水曜日の夜の「報道ステーション」の番組は、もっと早くから動いたとしか思えなかった。)



 ゴーストライター事件は表面上は「急転直下」の解決のようですが、背景に潜む問題は多いと思います。
 私もメルマガだけにかかわっておれないので、次回は月曜日の書評号でお送りする予定でしたが、事件のテンポが速いので繰り上げることにしました。
 
 今朝の新聞では中国、毎日、産経とも「佐村河内に聴覚障害はない」という代作者の証言を伝えており、障害者手帳不正取得の疑いが浮上しています。
 「産経」は「週刊文春」の広告依頼記事を見た時から真相を把握したようで、右派的スタンスもありクールに反応。
 「毎日」は第一社会面東京本社社会部長の「謝罪」を掲載。一面の「余録」はルビだらけの人名をつらねて、みっともない言い訳。
 「中国」は読む人のない5面の「社説」で、「本人の弁明が聞きたい」と述べている。本人に会って無理やり釈明させるのが、あなた方メディアの手法ではないか。学芸部、社会部の責任者のコメントは一切なし。ならもう、年中行事の「原爆記事」はやめてくれ、といいたい。
 寄せられたコメントの中に<日頃から、広島をマイナーな存在にしているのはヒバクシャと思っています。>という意見があった。心して聴くべきだろう。
 持ち上げて彼をヒーローにしたのはメディアだ。落とし前はちゃんとつけてくれ。

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