【ツララの構造】
軒下のツララが日毎に成長して、下の庇(ひさし)につかえると太い氷柱になることを前に書いた。
12/23は地上に落ちて折れたツララが弱い冬の陽ざしを浴びて、溶けかかっているところを観察した。全体が透明になっていて、予想していたように表面にサブユニットがいろいろ認められた。(写真1)
(写真1)
透明になっているので下の芝生や枯葉が透けて見えるが、氷のない部分に比べて大きく見 . . . 本文を読む
【Googleのロボット自動車】
CNNがロボットの自動車をグーグルが開発したと報じている。6年先の2020年に実用車を売り出すそうだ。
http://www.cnn.co.jp/tech/35058255.html
いずれそういう時代になるとは予測していたが、まさか1996年に検索エンジン開発の会社として始まったヴェンチャー企業が、創業25年ほどで、独自にロボット自動車を製造販売するとは思わ . . . 本文を読む
【地中海の難民】
今年は西アフリカのエボラ出血熱ばかりが大騒ぎされたが、実際は地球規模で見ると、完全に予防可能なエイズによる死者の方が、100倍も多い。エボラの侵入は「隔離検疫(クワランチン)」を実施すれば、簡単に防げる。
これなどもエボラ騒動に隠れて見落とされている事件だ。
12/10「国連難民事務所(UNRO)」の発表によると、今年、紛争の続くリビア、ウクライナ、シリア、イラク北部から . . . 本文を読む
【禁断のスカルペル】
日経連載の久間十義の小説「禁断のスカルペル」が佳境に入ってきた。
病気腎移植の是非をめぐって、推進側と否定側が公開討論を行うという展開になってきた。本来はこうあるべきだったが、移植学会は法王庁がガリレオを異端と断罪したように、国内での学会発表や論文投稿を拒絶し、国際学会の発表までも妨害した。だから裁判になったので、まず医学のレベルで決着すべきだったのだ。
この小説を引用 . . . 本文を読む
【書評など】
1)書評:エフロブ「買いたい新書」の書評にNo.249:水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」,集英社新書 ,を取りあげました。集英社新書の創刊15周年を記念して出版された1冊でベストセラーに入っている。大変判りやすく衝撃的な本です。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1419647982
2013年にフ . . . 本文を読む