口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

シンフォニー・ポエム

2008-03-24 04:36:05 | 吹奏楽/クラシック

4時就寝。10時起床のつもりが、
朝方、MTSTくんからの電話で目が覚めました。

方々の仕事先に連絡を入れて、土砂降りの雨の中、羽田へ。
30分ほどのディレイで離陸し、17時30分頃福岡着。快晴。


高校3年間の喜怒哀楽を共にした仲間が、
この世を去りました。


この数年、まったく会う機会がなかっただけに、
正直、彼女がいなくなったという現実感はとても稀薄だったんですが、
御通夜の席に飾られていたファゴットを見た時は、思わず……。


   *****


小学校の先生をしていた彼女。
高校生、中学生になった、たくさんの教え子さん達が、参列に来ていました。

そうかぁ。僕は、同級生としてのキミしか知らなかったけど、
キミは、生徒さんにすごく愛されてた先生だったんだね。
スゴイよ。僕には真似できないな。正直、ビックリしたよ。


そして、こういう場で再開するのも悲しいことですが、
同期の連中はもとより、メチャクチャ久しぶりの先輩・後輩に会えて、
悲しいながらもプチ同窓会気分。

僕はしばらく帰省もしてなかったし、帰省したとしても、
お盆やお正月以外の、突拍子もないタイミングで帰っていたので、
この十数年ほど、大切な仲間の、極一部の人としか会えてませんでした。

きっと彼女が


   『もっとみんなで集まろうよ~!』


と、声をかけてくれたのかな。
それとも彼女に、


   『もっと帰ってこい!』


って怒られちゃったのかもね。ごめんね。
でも、何処にいても、あの3年間は、絶対忘れないから。


愛すべきファゴットさんへ。
合掌。



月がキレイな夜でした。