口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

テクノポップ・ディスク・ガイド

2014-03-28 23:00:00 | 仕事
本日発売の『CROSSBEAT Presents テクノポップ・ディスク・ガイド』で、以下の執筆を担当いたしました(注記がないものはアルバム解説)。

《Part1:TECHNO POP》
●テクノポップ概論
●YMO(バンド紹介/全オリジナル・アルバム解説)
●YMOソロ(主要アルバム解説)
●矢野顕子
●ロジック・システム

《Part2:ELCTRO POP》
●ビル・ネルソン
●トーマス・ドルビー
●インテリア
●ジューシィ・フルーツ

《Part3:AFTER 90's》
●TOWA TEI
●サカナクション(バンド紹介/全アルバム解説)
●the telephones
●コラム:ボカロとテクノポップ

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30年以上“YMOバカ”を公言しながら、実のところ、YMO&テクノポップに関して、きっちりとした評論的なテキストを書いたのは、今回が初めてとなります。そして、このような書籍に、《AFTER 90's》として、サカナクションやthe telephonesといった若いバンドにも触れられたことは、非常に嬉しく思っております。

コンセプトとしては、監修&編集者:美馬亜貴子さんが、ご自身のブログ( http://blog.livedoor.jp/akikomima/archives/51754897.html )に書かれていますが、

『…テクノポップ/エレポップのごく基本的なアイテムを押さえた「入門ガイド」という方が正確かと存じます。
なるべく懐古的な本にならないよう、そして何よりYMOやプラスチックスを愛好するオリジナル・テクノポップ・ファンの“音楽時計”の針をちょっと進められるように「今」の音源のガイドを充実させました。今こそオリジナル・テクノポップ・ファンが聴くべき音楽はたくさんあると思うので。』

に賛同してた内容となっています。

分かりやすく言えば、『YMOはスゴかったんだぞ!』といった内容ではなく、若い世代の音楽ファンに、YMOはどんなバンドで、何を目指していたのか、そして、YMOや80'sテクノポップ・ファンのオリジナル世代に、エレクトロ・サウンドを意欲的に取り入れている今の若いバンドが、どういった未来を作ろうとしているのか、そういったことが、少しでも伝わればと考えて執筆しました。もちろん、オリジナル世代に、当時の音楽を再確認していただきたいという想いも込めてます。

そして、何よりも私以外の執筆陣が超強力です。詳しくは、上記の美馬さんブログをご覧いただきたいのですが、一部の方のお名前を挙げるだけでも、岩田由記夫さん、吉村栄一さん、黒田隆憲さん、ハヤシヒロユキさん(POLYSICS)、鈴木健.txtさん、中野泰博さん(SHOPメカノ)などなど!

…と、やや堅苦しくなりましたが^^;;; 本書の執筆にあたり、昨年11月から先月あたりまで、80年代の音楽を聴き直しまくってました。やっぱり、いいモノはイイですよねぇ~。皆さんにも、80年代テクノポップのCDを引っ張り出して、久しぶりに聴き直してみていただきたいです。ま、そういう本だということです( ̄w ̄)

消費税が上がる前に^^;;; どうぞよろしくお願いいたします(_o_)

#Amazonで1位!ありがとうございます!!!