春期に予定されていた放送が延期された事で2期である「―続―」が再放送され、この夏期では立て続けにこの3期「―完―」を視聴する事ができたのは不幸中の幸いだったと言えるかも知れません。自分は全くの初見で、最初はイマイチ、話の筋が解らなかったのですけどね。
でも「―続―」を見ている内に次第に共感を覚えるようになってしまいまして…。それに気付くと、EDテーマ「エブリデイワールド」もお気に入りの曲になっていました。
勿論、「―完―」のED「ダイヤモンドの純度」も素敵です。
この「―完―」も八幡の辛気臭さには相変わらず歯がゆい思いもするのですが、ガハマさんの負けヒロイン感には状況は違うのだけれど、今の自分の感覚に近いところがあって堪らず見入ってしまいます。
個人的な感覚としては到底、「ラブコメ」と呼ぶには程遠いお話に感じる「俺ガイル」。
でも最終回は、ちゃんとラブコメ感が感じられて良かったです。
雪乃んと八幡のリア充感。久々に部屋の壁に穴を開けたくなりましたね。
自他共に自身の気持ちを胡麻化すいろはすとお兄ちゃん大好きっ娘小町ちゃんの策士共闘も見逃せません。
八幡の事が大好きな雪乃ん、ガハマさん、いろはす、小町ちゃんと4人が奉仕部に揃い踏みし、“これから長くなりそうな”ガハマさんの相談を聞くことになるところでエンディングを迎えます。
そして、ここから___
語られないエンディングの先から、八幡の本当の“まちがっている青春ラブコメ”が始まるような気がします。