巨大な壁に囲まれた大地・リンガリンド。ある日、イキの国の僻地・エッジャ村にラクホウが落ちてくる。お宝に期待する村人達だったが、なんとその中には全裸の男が入っていた。
その男は記憶を失っているが「自分は壁の外から来た」ことだけはわかるという。壁の外に帰ろうとする男だが、その時、ラクホウ目当ての賞金稼ぎがブライハイトで村に襲いかかってきた。パンツを貸してくれたアタリーへの恩を返すべくバインドワッパーを装着した男は、信念を持たずにブライハイトを操ってみせる。
何もかもが常識外の男に、村人たちはただただ驚くのだった。
《リンガリンド。その地は、壁に囲まれた世界。壁がその地を覆い、守り、育み、育てた。壁は神。それがその大地、リンガリンドの根幹である》
『俺の名は、バッキャローのバック・アロウだ』
中島かずき脚本の手癖と谷口悟朗監督の様式美___
半年ほど前からの大々的な告知CMとOPテーマを担うLiSAさんの弾ける歌声。EDテーマは斎藤朱夏さん。キャストではアタリー役に洲崎綾さん。こういうラインナップでこられると、否応無しに注目してしまう自分です。
因みにシュウ・ビ役の杉田智和さんは相変わらず良い味を出していますね。
しかしストーリーそのものには然程、興味を示さなかったのでてっきり、1クールものだと思い込んでいました。
ところが!
1クール終了間際になっても混乱する本編ストーリー。
否!むしろ、お話が盛り上がってきて、見応えを感じたりもしています。
2クール目に入ると、これがなかなか!「面白くなってきたじゃないか~」と実感。
OPテーマを引き継ぐのは藍井エイルさん。まるでSAOの流れを感じさせるのがすごいです。
混沌とする2クール目のリンガリンドの大地。1クール目を辛抱して視聴した人だけが味わえる2クール目の醍醐味と言ったこところでしょうか…
しかし…折角、減らした春アニメの視聴数。
マジで言いたい。「2クール目だと?バッキャロー!」