第1期の放送は、思った以上に人気を博したウザカワ系ラブコメ「宇崎ちゃんは遊びたい」。その続編となる第2期のタイトルには「ω(ダブル)」が付加されています。やはり“SUGOI DEKAI”は健在だったという事ですね。
宇崎『先輩ファイト!』
桜井『んっ!?』
桜井『って、あ~!』
宇崎『よぅし。私は応援しただけッス』
榊「き、汚ねぇ…」
宇崎『いいんすよ。先輩がパワーで来るなら、それを台無しにする卑怯な手を使うだけッス』
しかしいくら人気があったからと言っても正直、2期も同じようなウザカワ系で押し切れるほど話のネタはあるのだろうか?と少々、不安視していたのです。が、そんな余計な心配を吹き飛ばしてしまったのが宇崎ファミリーの登場でした。ウザカワ系から勘違い系コメディへと違和感なくシフトチェンジする展開は、視聴者に飽きを感じさせない新鮮さです。
ヒロイン宇崎花、母親の月、妹で中学生の柳といずれも“SUGOI DEKAI”に加えて、作中のキャラ設定もはっきりしているのも見やすさの理由のひとつなのかも知れません。
1期では鳥取を訪ねた宇崎ちゃんたち。2期ではユネッサンや東京タワーでのコラボやイベントが開催。やはりアニメオタクの経済効果もSUGOI DEKAIのでしょうね。
秋から冬へ。主人公・桜井先輩と宇崎花もお互い、自分の気持ちを意識し始め関係がぎこちない時も。周りを取り巻くキャラクターたちに支えられながら無事に、恋人同士となれるのでしょうか?
二人の関係がこのまま素直に進展する訳もない。ラストは一体、どんなふうに話を落としてくれるのか。最終話が今から楽しみですね。
余談ですが、第5話では“関西あるある”の発音でスペシャルサンクス「関西電機保安協会」「西沢学園」がテロップされています。(笑)