今年二度目の宇治訪問となる2月11日は、気温もそこそこ上がった好天に恵まれた一日でもありました。同時にこの日は、北宇治高校OB吹奏楽団による4年ぶりとなる「第4回 響け!ファンコンサート」の開催日でもありました。楽団の皆様にとっても、ご尽力いただいた関係各位にとっても、そして楽しみにして来られた一般来場者にとっても素敵な思い出に残る時間を過ごすことが出来たようです。
この日の自分は、というと___
京阪宇治駅に10時過ぎに到着。改札を出ると何やら人の列が?
(?マークなどを着けておりますが勿論、存じておりましたよ)
京阪電車が駅地下通路で時折、販売するグッズ販売会。「響け!ユーフォニアム」イベントで使用されたヘッドマークのレプリカや吊り革、中吊り広告、ポスター等の販売会。9時半ごろに抽選をして、来場者に対し、販売する順番を決めるのだとか…
この人の列は、その順番に沿って並んでいるのですね。
耳に飛び込んでくるレジ支払い時の金額が「4万円」や「6万円」など、連発。そりゃ、ヘッドマークはン万円するのだから、当然と言えば当然なのですが。京阪電鉄にしてみれば結構、美味しい商売なのかも知れませんね。
宇治駅を後にした自分は、この日は少し速足。いつもとは違うコースで宇治の街を歩きます。通常なら最後に回る川東公園からスタートして宇治上神社、宇治神社と逆ルート。
久美子ベンチでは何やら穴が掘られていました。一体、何なのでしょう?
観光案内所では、五線譜ノートに書き込み。相変わらずの素敵なお絵描きを楽しませてもらいました。
11時過ぎには「ダイニングきく」さんで昼食をいただきます。食べ終わるころにはお客さんも増えてきました。
縣神社にお参りし、喜撰茶屋さんに立ち寄ったあとは徒歩で文化センターを目指します。何年振りかの徒歩移動です。縣神社前の交差点から新興住宅街の急斜面の道を登るのです。途中、振り返ると宇治(黄檗方面)の街が広がります。大吉山とはまた違った風景をもぅ一度、楽しみたかったのです。
30分ほど歩くと宇治文化センターに辿り着きます。
結構、人は集まると思っていましたが、実際に「1139席のキャパ、大丈夫?」と思うほどの賑わいです。ザックリと8割がた・・・900ほどの来場があったのでは?
「響け!ユーフォニアム」が好き!!という理由だけで集まった年齢も性別も職業もバラバラなアマチュア楽団。しかし、いざ、緞帳が上がると終演まで自分はずっと鳥肌モノでした。上手い下手じゃなく、演奏者の熱量が伝わってくるのです。
第1部はアニメの名シーンを演じながらのプログラム。これが実に、良く仕上がっていると感じます。久美子役の演者さんは、その声の抑揚まで細かく研究されていた事でしょう。
第2部は名曲をズラリと並べます。やはり、このアニメを演奏する上で外せない「三日月の舞」がメインとなりそうです。勿論、すべての演奏においても感じたことなのですが、来場者に聞いて欲しいという音色が耳に届くように感じます。観ている自分も心の中で「がんばれ、がんばれ」と、気付けば両手の拳を握りしめていたり。
アニメで北宇治吹部の面々が全国を目指して吹き上げたコンクール。果たして、どんな気持ちでその音を奏でていたのかが解ったような気がします。
自分は、劇場や映画館という場所が苦手です。途中でトイレに行きたくなっても一時停止操作ができないからです。でも、今回のコンサートは13時の開場から14時開演、16時終演までアッと言う間でした。
心から「感動を有難うございました」と御礼申し上げたいです。
来年、2月10日に第5回を開催すべく既に、この会場を押さえているとか。この朗報に場内は拍手喝采でした。
スマートホンアプリ「舞台めぐり」の宇治文化センターで撮影できる現在のARキャラは、こちらですが……
以前のARキャラは、こんな感じ。自分もそよ風になってマドンナ先輩の周りを回っていたいです。
さ『これがウワサの』
美『ウワサの?』
さ『うさぎさん巡りです』
美『で?どうすればいいの?』
さ『め…巡りますデス』