外国人指導助手が各学校に配置されるようになったのは、私が高校に勤務し始めてすぐのことだったと思う
前任校(H高校)で一緒にティームティーチングをした、アメリカ人のP.D 先生は本当に素晴らしい先生だった。彼の授業は、内容も濃く、それでいて楽しさの要素もあった。彼の授業から教わることはとても多く、飽きることはなかった。彼はよく授業中に私に話しかけてきた。彼は日本人の私がアメリカ人と対等にしゃっべっている場面を見せることは、生徒達にとって、自分もしゃべれるようになるという自信を持たせるのに、とても良いことなのだ、と言われた
彼の授業を生徒達が真剣に聞いていて、彼が、「You could hear a pin drop.」(とても静かでピンが落ちる音も聞こえる)と言われていたことが懐かしい
彼はH高校での任期を終える前に、私に厚さが10cmはある「thesaurus」(類語百科辞典)をプレゼントしてくれた。いつまでも大切にしたいと思う