「アトムおやじ」の自然農園~自然と遊ぶ~

自然農法研究農園を中心に、天然生活を楽しみながら、いろんなことを妄想していきます。

枇杷の幼木に紛れて槇の幼木も。

2018-01-18 21:02:56 | 自然農園
今日は暖かそうだというので期待していたが、お日様がなかなか顔を見せてくれなかった。
とくに、午後、自然農園から戻って、「畦道ウォーキング」に出たが、お日様は雲に隠れっ放しだ。
それでも、3月下旬並みの陽気で、何時もの服装では汗が出るほどだった。
今日も、これといった目的は無かったが、自然農園には作り主の足音を聴かせてやるだけでもと行っていた。
先日、剪定していた枇杷のところに行って見ていると、雨上がりでしつこいチガヤという草が引き易そうだと感じた。
で、手作業で除草作業を始めていた。この場所には枇杷の幼木が足の踏み場がないほど生えている。毎年の事ことだが、穫り切れなかった実が落ちて発芽している。そのため草刈り機が使えない、手作業しかないのだ。

自然農法では草引きなどの除草はご法度なのだが、セイタカアワダチソウやチガヤなど、多年草のしつこい草は引っこ抜くようにしている。
暫く、草を引いて行くと、それらに混じって、槇の幼木らしきものが目に入ってきた。

毎年、手で草引きをしているので、初めて見る珍しいものが生えていれば覚えている。今年は自然農法を始めて13年目になるが、槇の幼木が育っていたのを見たのは初めてだ。
近くに槇の木が植わっているからだろうが、去年はその槇の実を食べてみようと思っていたが、実を見付けることが出来なかったので不思議でもある。
いずれにせよ、去年から今年にかけて槇の種の発芽に最適な環境だったようだ。
それにしても、沢山の枇杷の幼木だ。今まで一部は植え替えて苗木になるように育ててもいるが、多すぎて処理しきれない。ダメにしてしまうのが勿体無い。
≪ねずみ大根の畝を収穫してみたが・・・・。≫
この自然農園では、去年の秋蒔きの大根から、月の満ち欠け利用した播種をしていた。
漸く、発芽率が良くなったという感じだった。
が、ふじ宮重、ねずみ大根、そして打木源助という3種の大根を育てているため、交配の可能性が出てきている。
今日は、ねずみ大根の畝の自家採種用の大根に印の支柱を立ててから、その畝の大根を収穫していた。

何本か穫ってみたが、下の4本の下膨れの大根はねずみ大根の特徴を示してくれているが、上の大根はその特徴が薄れって打木源助やふじ宮重との交配を感じられる。若干、下膨れでねずみの尻尾のような根っこのもの微かにはねずみ大根の特徴を残しているようでもある。
今年も、これらの大根の自家採種に際しては、引っこ抜いて大根の形を確認してからでないとできないようだ。