まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

甲府の旅⑬

2024-10-28 | 鉄道ファン
愉しい時間はあっという間に過ぎるもので
E353 系特急あずさに乗車した1時間はあっという間に終わり、
塩尻駅で乗り換える。
すぐさま自由席に並ばなければならないから
短時間だけ駅構内の売店に立ち寄り、
特急しなのでの2時間を退屈しないようにワインと肴を購入した。
塩尻駅でもそうだが、甲府のコンビニではどの店もワインが売り場が充実していた。
塩尻駅にはぶどう畑があるようにこの辺りではブドウ栽培が盛んで
昨日、石和温泉に行く時も車窓にはずっとブドウ畑が続いていた。

  

塩尻駅に到着した特急しなの6号は、すでに満員状態で
約30分並んだ苦労も虚しく、通路に立つことになった。
こうなると、塩尻~名古屋間の2時間は振り子車両の影響もあって辛い。
初めの1時間を超してからは膝までも痛たくなってきたが
立っているほかにいい方法が見つからない。
右足に体重を掛けたり、左足に体重を掛けたりして
体重移動をしても痛みはなくならない。
中津川駅を出発すると一人の男性が荷物を持ってデッキへと移動され
その隣に座っていた乗客が3席前に座っていた友人らしき人を
隣の席に招き入れた。その姿を見た私は、妻に空いた席に座らせた。
私たちの荷物を妻の席近くの網棚へ移動させていると
妻が「10分だけ座らせて」と言って座り、10分経つと交代してくれた。
本当にホッとした瞬間で、グリー者よりもありがたく感じられた。
やがてデッキに移動した男性は、多治見駅で降りて行った。
酢の姿を見ながら心中で、早めに譲って頂いた御礼を念じた。
10分経ったので、妻に席を譲ろうとしたが妻は拒否り(きょひり)、
名古屋駅まで座らせてくれた。
やがて千種駅では大半の座席が空席となり、妻も座れた。
 
    

近鉄名古屋駅に着くとすぐさま特急券を購入し、
5分足らずの待ち合わせで出発した近鉄特急アーバンライナーに乗車した。
そこからやっとランチとワインを頂くといつの間にか熟睡しており
鶴橋駅に着く寸前に妻に起こされて乗り越さずに済んだ。

今回の旅行は、甲府の銭湯で温泉三昧のつもりだったが
1軒1軒の銭湯が離れていて、しかも午後からの営業で便利が悪く
銭湯には一度も浸かることなく帰ってきた。
一時は「どうして行先を甲府に決めたのだろうか?」と後悔もしたが
レンタサイクルとシャトレーゼホテルで頂いた入浴券で
充実した旅になった。
こういう予想外の展開があることで脳が活性化して
帰ってからの生活がますます充実する。
大阪の人は洋菓子店のシャトレーゼは近所にもあるが
シャトレーゼホテルの存在は知らない人も多く、
ウエルカムスイーツのお土産話にはみんな飛びついてくれた。
今回も忘れ難い思い出の旅になった。
次の旅行記をお楽しみに。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿