まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

電車に乗車中の電話

2024-09-11 | なるほど
電車に乗っていると、向かいの席の男性が左手でスマホを持ちながら
右手の手首から先を動かしている。
すぐさま手話で電話をしていることに気が付いた。
LINEのビデオ通話を使えば手話で電話が出来る。
自身も手話が出来るので遠目で見てると
あまり難しい話をしている様子はなく、今日行く場所を尋ねているようだ。
他人の会話を勝手に読むのは褒められたことじゃないけれど
たまに車内で電話をしている人の声が耳に入ってくることがあり
それと同様と思えばあまり罪悪感はない。

たしかに車内での電話は禁止しているけれど、
そのアナウンスさえも聞こえないのだからやむを得ないとも言える。
しかもガラガラの車内で声を発する訳でもなく、誰にも迷惑にはならない。
それから車掌のアナウンスが気になり始めた。
「車内ではマナーモードに切り替えの上、通話はご遠慮下さい」と言っている。
NHKの『チコちゃんに叱られる』のようにボーっと生きてきたらしく
「電話」と「通話」の違いについてこれまで考えたことがなかった。
スマホで調べてみると、「電話する」とは、電話をしようとする行為で
「通話する」とは、電話で話している行為ということだから
厳密に言えば、たとえ手話であっても通話しているのであり、
禁止行為ということになる。

ここでふと気になった。
実際には日本語で通話されていれば注意を促すことも可能だが、
外国語であれば出来るだろうか?
正直、躊躇しながらも見て見ぬふりをするくらいだから、
別に日本語であっても問題はない。
声がやたら大きな国の人たちの話声にはうんざりさせられることもあるが
これは通話(電話)でなくても迷惑なことである。
まあマナーモードにするようアナウンスされているくらいだから、
他人の迷惑にならなければ別に構わないだろうと結論付けていると
気が付かないうちに、もう降車予定の駅に到着した。

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