まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

令和の時代

2024-08-27 | 考え方
電車に乗ると、みんな耳にイヤホンやヘッドホンを付けて
スマホを開き、小型扇風機を顔に当てている。
今では当たり前の光景なのだがどうも私には滑稽に思ってしまう。
スマホを見ながら歩いたら危ないと言われて久しいが
最近ではけっこうな高齢者も、若者に習って歩きスマホをしている。
一昔前なら高齢者が若者を𠮟りつける場面も見られたが
今や逆転していて、高齢者が若くなったのかどうかは分からない。

最近はたまに昭和の時代の生活を放映するテレビ番組もあり、
令和の時代では考えられないようなことをしていた昭和時代の映像を見て
若者に「意味が解らん」とか言いながら批判されることもあるが
当時はそれこそが最先端であって、当時を生きてきた者としては
プライドを傷つけられるやら恥ずかしいやらさまざまなことを思う。

例えば飛行機でも電車でもタバコが吸えたし、
病院の待合室でもふつうに吸えた。
映画館でも吸えたし、職員室では先生も吸っていた。
タバコを吸いながら仕事をすることも当たり前だった。

車の運転にはシートベルトも必要なかったし
ノーヘル(ヘルメットなし)でバイクにも乗っていた。

携帯電話もないから街のあちらこちらに電話ボックスがあったし
テレホンカードがない時代には、10円玉をたくさん集めてきて
3分ごとに投入しながら長電話していた。

・・・と、書き始めたらどんどん思い出してくるけれど
当時がそれが当たり前であって疑う余地などなかったが
令和の時代に思うと、馬鹿馬鹿しいことも多い。

そう思うと、今じゃ当たり前になっている
スマホにイヤホンと小型扇風機を持つ姿も
20年くらいしたら笑いものの種になっているかもしれない。

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