中国(無錫)の思い出と日本の日常

三年間の中国生活を終えて完全帰国
(2008年10月〰2011年9月)

帰国後の日常生活も。

無錫の残暑

2011年09月14日 | 日記
中秋節が過ぎたというのに・・・・この、陽の光はなに?

先日までの暑さとは違った、眩しい暑さだ。

学校の教室の中も、クーラーが効かない。
一応、大きなエアコンが音を立ててはいるのだが・・・・
生徒たちは、顔を真っ赤にして汗かいてる。
100人ぐらいが出席できる、立派な大教室に、あのエアコンでは・・・
効き目が薄いと、思うのだが。

エアコンがあることはあるのだから、誰も不満なんて言わない。

教師も生徒も、そういう苦情は言うものではない、と思ってるみたい。

暑いときには居眠りして対策をはかる。
寒い時には、着られるものはなんでも着重ねして過ごす。
なんとも、けなげな姿だ。

みんなで、日本のお菓子を一粒づつ食べて送別会をした。
日本に対する憧れ、将来の夢が、かたことで語られる。
超、すごい夢が出てきて、みんんで大笑いする。
美国のビル・ゲイツを抜いて、お金持ちになる・・・・って(笑)
中国の若者たちと話をしてると、噴き出してしまうことがいっぱい(笑)

校門まで、みんなで送ってきてくれて・・・
いつまでも別れがたく、
1人1人の目に、涙がにじんできて・・・・

意を決して、別れた。

もう、一生、会える事は無いかもしれないけれど・・・・

再見、再見~。再見~

無錫の、残暑の光が、涙を消してくれた。