
八月末に発売されましたゲルバデス級が我が家でも遂に就役!!ヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪
予告通りガミラスグリーンのカラーリングで仕上げていただきました♪
カラーリングの参考にしたのはガイペロン級のバルグレイ(昔でいう第一空母)です。
グリーンの単色やグリーンの濃淡という選択肢もあったのですが、飛行甲板部をグレーにしていただいたところ、個人的には大正解の仕上がりとなりました♪ヽ(^◇^*)/ ワーイ

緑色の戦闘空母といえば、『宇宙戦艦ヤマト2』で宇宙蛍を使用した作戦で登場してまして、ヤマトのショックカノンを喰らいつつも離脱に成功した珍しい艦と説明されています。
この時の艦長は『バンデベル』と設定されていました。
このバンデベルさん、非常にマイナーながら2199にも登場していまして、クーデター時にゼーリックの乗艦だったゼルグードⅡ世の艦長を務めていました(フルネーム:バシブ・バンデベル)。
劇場公開時にはゼルグードⅡ世がどうなったのかは不明でしたが、先日テレビ放送された25話でゲールに付き従った三十数隻を除いた観艦式参加艦隊残存3千余隻はディッツ提督の召還命令に従って本国に帰還したと説明されました。
なので、おそらくバンデベルもゼルグードⅡ世を率いて本国に帰還したのではないでしょうか(ゲールを艦から追い出してw)

ただ、観艦式前のゼーリックとの会話でも、バンデベルは明らかにゼーリックの派閥に属しているようでしたので、召還命令には従っているとはいえ、帰還したら左遷や冷遇くらいの処置は受けそうですね(さすがに懲役刑や極刑とかはないでしょうけど)

さて、このゲルバデス級は設定として『戦艦と空母の特性を併せ持ち、単艦での長期作戦に適した艦で、情報収集や未開拓地の探査、敵の補給線荒らしなどの戦闘行動を期待されていた』とされています。
何かに似ている気がしません?
はい、私的にはこの艦の運用面における実際は“ヤマト”に酷似していると思いました。

ポイントは以下の三つです。
・戦艦と空母の特性を併せ持つこと。
・単艦運用を前提としていること。
・長期作戦に適していること。
建造された目的は全く異なる二艦ですが、結果的に求められた機能・性能上のコンセプト上は殆ど同じです。
大きな性能上の差異は、極言すれば戦略兵器である波動砲の搭載有無くらいかもしれません。
ただ、コンセプトはともかく、計画の具現化にあたっては、地球とガミラスでは、やや異なるアプローチが行われている気がします。

具体的には
〇ヤマト:戦艦に母艦機能を付与
〇ゲルバデス:空母に砲戦機能を付与
抽象的ではありますが、そんな違いを感じてしまいます。
これを現実に建造/計画された艦艇に置き換えれば、ヤマトは旧帝国海軍の航空戦艦に改造された後の“伊勢型”、ゲルバデスは同じく旧海軍の蒼龍型原案のG6やG8あたりが近い気がします。
ま、ゲルバデスについては、2199のガミラス設定は何事も“ナチス・ドイツ風味”ですので、第三帝国当時のドイツ海軍で大型航空巡洋艦として計画された“AⅢ”や“AⅣ”あたりの方が適切かもしれませんね(興味のある方はググって下さいませw)

少し余談が過ぎましたが、ヤマトとゲルバデスを比較すると以下のようになる気がします。
・砲戦能力:ヤマト>ゲルバデス
・航空機運用能力:ヤマト<ゲルバデス
航空機運用能力に関しては、ゲルバデスはやや複雑な機構ながら、全通式甲板を用意できますし、格納/整備庫も十分なスペースが用意されていそうです。
劇中では滑走路の中央にデンッとガルントを露天係止していましたので、一般的な航空機を搭載した場合、どれほどの運用能力を持つのか描写されることはありませんでしたが、常識的に考えてヤマトよりも能力は高いでしょう。
一回こっきりの航空隊同士の戦闘、機数が同程度ならば大きな差は出ないと思いますが、補給を受けながら連続して戦闘を行う場合は顕著な差が出そうです。
ヤマトは、着艦→整備→発艦の時間が非常に長くなりそうですし。
ヤマト艦載機の着艦方法は七色星団会戦の絵コンテにのみ示されていますが、発艦とは逆のプロセスでヤマトの艦尾側に数珠繋ぎに待機している機体を一機ずつ収納していく方法です。
先ほど、ゲルバデスも全通式甲板を用意するのに複雑な機能を持つと書きましたが、ヤマトの着艦/格納システムはそれ以上です。
具体的には、駐機パレットがリボルバーのようにグルングルン回転するあのシステムは、各部にかかる負担が大き過ぎる・・・・・・気がするんだよなぁ(^_^;)
あくまで私感ですが、長時間の連続した戦闘を行えば、メカトラブルや事故を起す可能性はかなり高いと思います。

今度は砲撃戦の場合を考えてみます。
航空戦とは逆に、ゲルバデスの方はできるだけ砲撃戦は避けるべきでしょう。
その砲戦能力は、航空隊で痛めつけてからの“とどめ”や、明らかに“自艦より弱い”艦を一方的に沈める時にのみ使用すべきだと思います。
何しろ、いくら長砲身の陽電子カノン砲とはいえ、口径は280㎜と、メルトリア級が搭載する330㎜にすら劣りますから。
ただ、その点を以ってゲルバデス級の性能不足とは全く思いません。
この艦の投入が想定されているのは、単艦での通商破壊や後方攪乱、つまりあちこちに移動しながら敵の“弱いところを突く”ことなので、どんな状況でも力ずくで打ち破れるような(それこそヤマトのような)極端に強力な砲戦能力は不要です。
普段の攻撃任務は経済性と柔軟性に優れる搭載機を主力に行い、もし自艦より強力な砲戦能力を持つ艦が(それこそヤマトみたいな艦がw)追撃してきた場合は、快速を活かして逃げてしまえばいいのですから。
砲火力でいえば、この艦よりも足の速い(速度だけでは逃げ切れない)小型の快速艦を自力で排除できる程度の砲戦能力があれば十分です。

ちょっと話が“艦”の方へ偏ってしまったので、“キット”の話に戻ります(笑)
このキットの印象ですが、発売が急すぎて計画時間が足りなかったのか、あちこちに雑な部分を感じてしまいます(カッコいいのは文句なくカッコいいのですが)。
思い切り目立つところに走ったパーティングライン、単なる穴でしかない開放式格納庫(?)の開口部、取り付けと角度調整が困難な砲身式主砲と副砲、そして相変わらずの台座w
特に台座については、単にカッコ悪いということではなく、キットの重量を保持するのに非常に不安があります。
キット重量がプラキットとは思えないくらいに大きいこともあって、前かがみになりやすいですし、台座と本体との接合部を少し強化して水平を維持できるようにしても、重量に比して台座基部が小さいので、ちょとしたショックでひっくり返ってしまいそうな怖さがあります。
自称:開放式格納庫(単なる穴)にしても、シャッター風のモールドが入った板状の部品一個入っているだけで、全然評価も変わるんですが・・・・・・。
・・・・・・う~~ん、やっぱりこのキット、計画の立ち上げから発売まで、かなり無理やりなスケジュールだったんだろうなぁ(-ω-;)ウーン
以前から試作品が公開されていた艦なら(メルトリア級とかなら)こんなことはなかったと思うんですけど。
なんて言っておきながら、来月のメルトリア級も酷かったらどうしよう?(笑)

あとはオマケの方ですねw
右の方がキット付属のドメラーズⅢ世艦橋部 独立戦闘指揮艦です(長っ!!)
左が以前から持っていましたB-Clubの1/1000ドメラーズⅡ世です。
並べてみると、かなり大きさが違って驚きました。
てか、戦闘指揮艦が大きすぎますw

ヤマトの艦橋部と比べてもこのとおり(笑)
第三艦橋より数倍のボリュームで、至近で自爆するより艦橋基部に最大速度で突っ込んだ方が確実にダメージを与えられると思います。
てか、絶対ヤマトの艦橋が根元からモゲますw

そしてもう一つのオマケであるガルント。
比較写真は撮りませんでしたが、翼長はユキカゼの全長より大きいです(^_^;)
それだけに、アップで撮ってもこの迫力です。

艦の後ろから撮ってみるのも、発艦直前(発艦中)みたいな感じでカッコいいですね(^_^)
でも、飛行甲板幅ギリギリ過ぎる(^▽^;)

あと、劇中ではデカすぎるダロルドを積んだおかげで、ゲルバデス級が通常機を搭載・運用する姿は見れませんでしたが、実現した場合はこんな感じかもしれませんね。
しかし、この搭載機の配置だと、アングルドデッキを駐機場に使う奴があるか!!と怒られそうですw
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