未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

【基本】裏拳脾臓打ち【稽古】

2018-04-24 00:12:24 | 基本稽古
《立ち方》
内八字立ち


《照準》
脾臓


《留意点》
拳を上下に重ね水月の高さにて前方に竹刀を持つように突き出して構えます。真横に腰と肘のリードを上手く使いながら打ち込んでいきます。45度程振り抜いた後打ち終えた手は下に重ね構えます。単なる手の出し入れに陥っている場合が多いので注意してください。
状況としては左右打ちと類似していますが腰の捻転は利用しませんのでより瞬発的な威力を求められます。

《補足》
臓器に明るい人は脾臓と聞いて疑問を抱いたかもしれません。脾臓は対の臓器ではなく胃の左側に位置するのです。横から肩に手を置かれた云々という現行の状況説明では右と左で尺が合わなくなってしまうのです。現行に倣うのであれば右は超ショート、左はロングで使い分ける必要がありますが脾臓と水月の高さが大体同じ座標にあるので私は個人的に裏拳水月打ちと割り切っております。左右打ちに同じく如何に瞬間的な力を側方に発揮するかが肝要です。




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