未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

2017-05-09 21:37:22 | 稽古
少年部は白帯が増えているので審査前は中々教えることが多く難儀しているこの頃(笑)

しかしその白帯の中でも差がついてしまうのを哀しき哉…と様子を見ているのですがこの段階で差が出る原因は基礎的な事に取り組もうとしないところにあります。
変な話、技能的なところに期待はしておりません。気持と言いますか或は心構えと言いますか、もっと根の部分を見ます。

今日はその一つ、気合を視ました。
最近は級に関係なく声を出さない子が増えました。極力目立たないよう生きたいのかな?一生懸命やって下手糞なのは仕方ありませんし咎めることなどありませんが出すべき声を出さないのは確信犯。しかしながら出せと言われて出してみたところで何の意味もないのが難しいところです。

「気」の字がある通り自身の心掛けひとつ。声を出すべき時に出す、という事が解ると黙るべき時は黙るも理解出来ます。詰まり聞く時は聞く姿勢が備わるということ。実際気合のある子は此方が話をしていたら話の長短に関係なく体を向けて聞いている子が殆どです。出来れば白帯の段階で此処はクリアしておいてほしいところ。

たかが声。
ですが大抵の事は声から始まるのです。声を届かせよう。



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