新型コロナウイルスの影響で、延期となっていたプロ野球が開幕して2週間。
待ちに待った野球シーズンのスタートということで、ほっと一安心というところです。
さて、今回のテーマは「プロ野球中継」。
私が子供の頃は巨人戦のナイター中継がほぼ毎日、テレビで放送されていました。
かつては視聴率20%越えが当たり前でしたが、いつしか数字も低迷。
衛星放送の普及、ネット視聴環境の整備もあり、
現在では地上波でプロ野球中継を見かける機会が大幅に減っています。
一方で、阪神戦のある関西や中日のある東海地区、さらに広島などでは
現在でも地元球団の中継が積極的に放送されていると聞きます。
そこで、プロ野球チームを抱える地域ごと(札幌・仙台・首都圏・東海圏・関西圏・広島・福岡)に、
各地のテレビ番組欄をもとにして、地上波(おまけとしてBS)によるプロ野球中継の状況について調査してみました。
今回は6月分の放送について、ご紹介します。
※あくまでも各地のテレビ欄での調査ですので、実際に中継されているのに漏れがある、というケースもあるかもしれません。
その場合はご容赦ください。
※秋田・岩手でも放送
太字は全国ネットでの中継。オレンジ色は本拠地(地元)の中継を表します。
なお、6月30日のヤクルト-広島戦は中止です。
参考までに、以下が各地域の放送局の略称です。
首都圏はtvk、テレ玉、チバテレ、MX、群馬、とちぎ、東海圏はぎふ、三重、関西圏はサン、KBS、びわ湖、奈良、WTVを含めています。
巨人戦ですが、開幕から2試合はさすがに全国ネットで放送されています。
しかし、系列の北海道・札幌テレビでは日本ハム戦が放送されており、完全な意味での全国ネットではありませんでした。
また、ビジターの試合になると途端に地上波での中継が無くなってしまうのが悲しいですね。
さらに、札幌(日本ハム)、仙台(楽天)、東海(中日)、関西(阪神)、広島、福岡(ソフトバンク)など、
地元密着の球団の場合、ホームだけでなくビジターの試合についても
積極的に中継されている(ゴールデンタイムでも)ことがわかります。
面白いのは6月24日の巨人-広島戦。
日テレ系で全国ネットで中継されていますが、札幌、仙台、福岡は地元球団の試合を中継。
27日の西武-ソフトバンク戦(NHK)も同様に全国ネットですが、仙台と札幌は楽天-日本ハム戦を放送。
これではローカル球団の地元での人気はさらに強固となる一方、全国区の人気チームは生まれにくくなりますね。
昔は巨人のレギュラー選手であれば、脇役タイプでも高い知名度を獲得できました。
しかし、現在ではメジャー級の実力がない限り、スター選手が誕生しづらくなっているように思います。
それでも、放送されるだけマシというものです。
巨人、ヤクルト、オリックスのような在京・在阪球団の場合、地上波で中継される機会がぐっと少なくなります。
ローカル局ならまだしも、キー局、準キー局をさしおいて中継、というのは難しいのでしょう。
それでも巨人は定期的に日テレが中継してくれますが、
ヤクルトとオリックスは地元で気軽にテレビ観戦、というわけにはいかないのが実情です。
今後も半月ごとに、各地のプロ野球中継の実態を調査したうえで発表していきます。
また、シーズン終了後には球団別、放送局別などで集計したうえでご紹介できれば、と考えております。
待ちに待った野球シーズンのスタートということで、ほっと一安心というところです。
さて、今回のテーマは「プロ野球中継」。
私が子供の頃は巨人戦のナイター中継がほぼ毎日、テレビで放送されていました。
かつては視聴率20%越えが当たり前でしたが、いつしか数字も低迷。
衛星放送の普及、ネット視聴環境の整備もあり、
現在では地上波でプロ野球中継を見かける機会が大幅に減っています。
一方で、阪神戦のある関西や中日のある東海地区、さらに広島などでは
現在でも地元球団の中継が積極的に放送されていると聞きます。
そこで、プロ野球チームを抱える地域ごと(札幌・仙台・首都圏・東海圏・関西圏・広島・福岡)に、
各地のテレビ番組欄をもとにして、地上波(おまけとしてBS)によるプロ野球中継の状況について調査してみました。
今回は6月分の放送について、ご紹介します。
※あくまでも各地のテレビ欄での調査ですので、実際に中継されているのに漏れがある、というケースもあるかもしれません。
その場合はご容赦ください。
※秋田・岩手でも放送
太字は全国ネットでの中継。オレンジ色は本拠地(地元)の中継を表します。
なお、6月30日のヤクルト-広島戦は中止です。
参考までに、以下が各地域の放送局の略称です。
首都圏はtvk、テレ玉、チバテレ、MX、群馬、とちぎ、東海圏はぎふ、三重、関西圏はサン、KBS、びわ湖、奈良、WTVを含めています。
巨人戦ですが、開幕から2試合はさすがに全国ネットで放送されています。
しかし、系列の北海道・札幌テレビでは日本ハム戦が放送されており、完全な意味での全国ネットではありませんでした。
また、ビジターの試合になると途端に地上波での中継が無くなってしまうのが悲しいですね。
さらに、札幌(日本ハム)、仙台(楽天)、東海(中日)、関西(阪神)、広島、福岡(ソフトバンク)など、
地元密着の球団の場合、ホームだけでなくビジターの試合についても
積極的に中継されている(ゴールデンタイムでも)ことがわかります。
面白いのは6月24日の巨人-広島戦。
日テレ系で全国ネットで中継されていますが、札幌、仙台、福岡は地元球団の試合を中継。
27日の西武-ソフトバンク戦(NHK)も同様に全国ネットですが、仙台と札幌は楽天-日本ハム戦を放送。
これではローカル球団の地元での人気はさらに強固となる一方、全国区の人気チームは生まれにくくなりますね。
昔は巨人のレギュラー選手であれば、脇役タイプでも高い知名度を獲得できました。
しかし、現在ではメジャー級の実力がない限り、スター選手が誕生しづらくなっているように思います。
それでも、放送されるだけマシというものです。
巨人、ヤクルト、オリックスのような在京・在阪球団の場合、地上波で中継される機会がぐっと少なくなります。
ローカル局ならまだしも、キー局、準キー局をさしおいて中継、というのは難しいのでしょう。
それでも巨人は定期的に日テレが中継してくれますが、
ヤクルトとオリックスは地元で気軽にテレビ観戦、というわけにはいかないのが実情です。
今後も半月ごとに、各地のプロ野球中継の実態を調査したうえで発表していきます。
また、シーズン終了後には球団別、放送局別などで集計したうえでご紹介できれば、と考えております。