ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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ザルツにもう少しいる事に。

2010-08-13 03:24:33 | ドイツのこと
明日、ミュンヘンに帰る予定だったのですが、色々あってもう少しいる事に。ザルツブルグ滞在を日曜まで延ばしました。
そんなわけで、明日使う予定だったバイエルンチケット(ドイツのバイエルン州とザルツブルグまで使える一日フリーパスのようなもの。)を、帰国する日曜の分に変更してもらいに、中央駅まで行きました。

バイエルンチケットは指定席でもないんだし、特に時間も決まってないんだから変えてもらえる気満々でいたのですが

ダメでした・・・orz

カウンターで粘ったけど、ダメだってさー・・・

結局普通に日曜の分を買いました。
ああ、22ユーロー・・・
ああ、ああ。(泣)


さて、明後日の土曜はクラスの修了コンサートです。
私は今度はツェルビネッタじゃなくて、ツェルリーナ。モーツァルト「ドン・ジョバンニ」から、『ぶってよ、マゼット』です。
同じ曲で良いかな、とか思ってたら、何かこないだのアカデミー・コンサートで、ツェルビネッタがなまじわりとウケてしまったので、なーんかツェルビネッタ出せない雰囲気になってしまって・・・かえってしんどい曲になってしまいました。

いや、なかなか気づいてもらえないんですけど、この「ぶってよ、マゼット」という曲、かなり辛いんですよね。
去年のオールモーツァルトのリサイタルのときにも書いたかもしれませんが、リサイタルのときに歌ったプログラムの中だったら、一番ハードだったのがコンスタンツェの「あらゆる拷問が」、次に大変なのが、この「ぶってよマゼット」です。

テクニックがどうこう、ではなく、スタミナをものすごく使うんですよね。

修了コンサートの曲目を決めるときになって、先生からツェルリーナは~?と言われ。
私は、うっ、ツェルリーナか・・・しんどいな・・・と思って、

「・・・ツェルリーナより、スザンナのウィーン版にしようかなっ☆(・∀・)ウフ」
とか何とか言って逃げようとしたら、先生が、

「ミワ~、ツェルリーナよっ!ツェルリーナが良いわっっ!?」
と言われてしまったので、もはや逃げようがなくなってしまったというわけで。
いやいや、大好きなんですけど、あの曲。ツェルリーナというキャラクターも、とても好きだし。

そんなわけで、改めてもう一度、明日のレッスンでもチェックしてもらおう。

でもやっぱりモーツァルトっていいなー。うれしい。大変でも、やっぱりなんか幸せです。


そんなわけで、モーツァルトの生まれた家。



だけど隣は、H&М・・・


歴史と現在が混在する街ザルツブルグ・・・いやー、驚いた・・・H&Mですよ?H&Mが普通ーに隣にあるとは・・・





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