ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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ドイツ・引っ越し事情

2010-09-27 02:41:54 | ドイツのこと
アパート内でお引っ越しをしようともくろんでいたのです。いま住んでいる、一階上の少し広い部屋が空いていたのですよ。 その情報をお隣さんからも聞き、管理人さんにお部屋も見せてもらって、結構気に入ったわけです。
で、不動産屋にメールをしたんですわ。

『今私が住んでる、一階上の広い部屋が空くって言うのを聞いたんですが、入りたいんですけどねぇ ~』
とメールしたら、不動産屋の担当の人から、

『無理。もう借りられてる。』
たったこれだけのメールが来ました。
うーんさすがドイツ。本当に数語で終わり。名前もへったくれもない。

・・・でもさあ、これっていくらなんでも、あんまりじゃない?
ていうか、資料とか部屋の空き状況とか、全然調べてないだろアンタ!みたいな感じの、あまりに素早く、素っ気ない返信ぷり。

そもそも、私がメールしたのは月曜深夜。返信メールが来たのは火曜朝。
けれど、その前の週の金曜夜の段階で、不動産屋はまだ入る人を探しているとお隣さんが言ってたし、管理人さんもあの部屋はまだ空いていると言ってたので、ドイツ土日はみんな休みだし、あまりに釈然としない訳ですよ。
なので、
『もう一度確認してもらえます?その部屋、まだ空いてるって聞きましたよ。』
とメールしてみました。

一週間後、また不動産屋からメールがました。

今度は別の担当者から。
今度の人はすごく丁寧。名前はもちろん、(ていうか普通メールに名前くらい書くよね・・・まあ、前の人は書いてなかったわけですが。)ちゃんとメールの最初最後に美辞麗句、といいますか、「天高く 馬肥ゆる秋」 的な言葉がちゃんと入ってて。
それから本文。

『あのお部屋ね、まだ空いてますよー。じゃあ契約の予約日を取ってもらえますか?その他にもってきてほしいものは、保証金とあれとこれとそれと・・・』

無茶苦茶丁寧。

ていうか、部屋の空き状況についての返事が違う時点でどうなの・・・と思いますけどね。

ああ
これが噂に聞いてた、ドイツは窓口の人によって全然反応が違うってやつか・・・

で、今度の担当の人はとても親切でやり取りして、電話で日程も調整してくれて、やーれやれうまくいった、あとは契約に行くだけ、と思っていたら。
昨日、メールが。

『大変残念なお知らせがあります。言ってたお部屋、昨日借りられちゃったの。ごめんなさいね。』

Σ ゚ロ゚≡(   ノ)ノ


いやー

びっくりしたぁ・・・

外国ってこうなのかしらね?
粘ったんだけどね・・・

その後、空く予定だった私の部屋に、入る予定だったタイ人の方とのやりとりで大変だったのは言うまでもない・・・




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