ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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新年のご挨拶

2016-01-03 01:32:22 | インポート
コンサートのご報告の途中ですが、お正月ですのでね、あけましておめでとうございます!

昨年もありがたい事に様々な場で歌わせて頂きました。
いらして下さったお客様、心から御礼を申し上げます。

私はどの場も全力で向かい合っていますが、去年は一つだけ特別な舞台がありまして。
それはやはり、7月に上演された、東京室内歌劇場公演・音楽劇「モーツァルトの旅」でした。
こちらのブログでも色々書いたので、もう多くは語りませんが、感謝しかない舞台でした。
本当に幸せな作品です。
こんな幸せな事をやらせて頂けるのが声楽家ならば、色々大変な事はありますが、今年も精進を怠らず、前を向く事を恐れず、1歩ずつ進んでいきたいと思います。

そして、今年は私にとって挑戦の本番があります。
何より演奏を精進して、自分に向き合っていきたいと思います。

で。
真面目な抱負はここまでで~笑
年末年始はと言いますと、ひたすらロッシーニ漬けでした。
1月16日(土)のオペラ/ロッシーニ「絹のはしご」です。
あ、詳細は♪ こちらをクリック ♪


久しぶりにまとまった時間がとれたので、大晦日も元日も、毎日鬼練習しております!
いやーこんなに必死で読み込んだ作品は、久しぶりです。
ここまでの状態になったのは、ヴェルディの「ファルスタッフ」以来でして。(あの時は重唱だけだったけど)

でも、読み込めば読み込むほど様々な事が見えてくる。
ものすごく難しいけど、その分たまらなく面白い。天才の本気が輝きを放って、歌手を捉えて離さない。
そんな作品です。

そして楽譜を読めば読むほど、ロッシーニの、天才モーツァルトへの憧れと尊敬、且つ、己の才能への自信故に、モーツァルトに挑んでいる気持ちも見え隠れする。
面白いなぁ。
これだからクラシックはやめられない。
楽譜から、その作曲家の考え方や生きざまが見えてしまう。
本当に面白い。
そんな事を考えながらひたすら毎日練習しています。

私がやらせて頂く勝気なお嬢様、ジューリアはとても楽しい性格の人で、私としてはすごくやりがいあります。
とびっきりのジューリアをお見せしたいと思います

この「絹のはしご」、滅多に上演されないのが不思議なくらい、本当によく出来た、喜劇の傑作です。
1人でも多くの方に見て頂きたい作品です。是非是非、いらして下さい

チケットご希望の方は、是非こちらまで~!

【アンダンテ企画】
・電話 080-2553-5670 (平日10時~17時)
・メール ticket@nakagawa-miwa.com


それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します!



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