大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

明日は、議案質疑が行われます。

2018-03-11 12:10:35 | 日記
明日は、上程議案に対する議案質疑の日。
私は、今回、通告をしていませんが、これまでに3回、質疑をいたしました。

①財産の譲渡(おおやま夢工房の株式。平成27年12月議会)
②特定建築物耐震化促進事業(旧サンリブ日田店の店舗解体。平成29年6月議会)
③奥日田地域観光施設整備事業(椿ヶ鼻ハイランドパーク施設の一部廃止。平成29年9月議会)

その中で、昨年、③について調査していたところ、議会図書室で「前津江村村制終了記念誌 115年の軌跡」という冊子を見つけました。

合併を前にした平成17年3月の発行で、「守り、伝えたい 村の財産」として、椿ヶ鼻ハイランドパークのページがあり、村の「過疎対策」と「活性化対策」という大きな目的をもって昭和61年にオープンしたと書かれていました。

しかし、審査の過程や委員長報告に対する質疑の中で、大きな目的を持った施設の利用形態の大きな方針転換であるにも関わらず、地元の振興協議会等に対する説明がなかったとのことが明らかになり、市は地域住民との対話や合意形成をどのように考えているのだろう?という点が大きく引っ掛かりました。

先日、豆田地区日田祇園山鉾収納庫について一般質問で取り上げ、「住民の理解を得たと判断した」との答弁がありましたが、どこまで丁寧に地域との対話を行ったのか?という点には、前津江の時の対応とあわせて考えると疑問が残っています。地域住民の心を反映しない地方創生などあり得ないと思います。ここまでは、私の主観です。

さて、議案質疑は、日田市議会会議規則第55条第3項の規定により「議員は、質疑に当たっては、自己の意見を述べることができない」と定められています。地域住民の心や思いが上程された予算案の中身にどのように反映されているのか。わからない点をクリアにし、委員会審査の効率化・活発化に繋がる質疑が交わされることを期待しています。