3月31日(土)午後8時から、KCVおよび水郷テレビで、平成30年 第1回 日田市議会定例会の閉会日の様子が録画放送されます。
閉会日は、各常任委員会(総務環境・教育福祉・産業建設)の審査結果の報告を委員長が行い(議会運営委員会に付議される請願がある場合は、議会運営委員長も)、それに対する質疑、討論、採決の順で議事が進行されます。
今議会、私は、教育福祉委員長の報告に対して、質疑を行いました(放送は、午後9時すぎ)。
また、請願に対する反対討論を行いました(放送は、午後10時すぎ)。
お時間のある方は、ぜひ、ご覧ください。
特に、委員長報告に対する質疑は、「豆田地区日田祇園山鉾収納庫整備事業」に関する、以下の4点の内容です。
①事業を進めるにあたって、12月の状況と現在とを比較し、どういうところが改善されたとの説明を受けて、12月とは異なる委員会としての結論を得たのか
②「地元住民の理解」や「市の取ろうとしている内水対策」について、委員会では、執行部からどのような説明を受けて、どのような審査を行ったのか
③事業の推進に当たっては、近隣住民の不安解消が最も大事なことであり、必要であることは当然だが、この「不安の解消」という点では、どのような審査が行われたのか
④教育福祉委員会では、委員会審査の3日目である3月19日に、港町の現地調査を行ったと聞いているが、その際に、現地で地域住民の方の御意見をお聞きする機会があったのか。あったとしたら、どのような考えをお持ちであったのか。また、現地調査の結果が、どのように委員会審査に反映されたのか。
始めから、何も考えずに市長提案の議案に賛成と決めていたり、議案集や予算書を読んでいないのなら、別にわざわざ一般質問や議案質疑で取り上げる必要はないのでしょうが、監視機能を果たした上で、議決権を行使するためには、疑義のあるものは徹底的に調査しておく必要があると私は考えます。まして、市民の関心の高い案件であればあるほど、説明責任を果たすために、賛成であれ、反対であれ、公開の場で質疑し、議事録に残す必要があると思います。
ただ、議案質疑や委員長報告に質疑をしたため、「予算に反対しなければおかしい」とか「反対だから質疑をするんでしょう」などと言われることがあります。今回も同様の話を聞きましたが、そんなものでしょうか。