泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

土曜特別稽古

2016-05-17 11:43:52 | 日記
泉中田道場は去年の(2015年)初夏から新企画で土曜日の午前中に特別稽古の時間を設けました。特別稽古とは不定期で月に1~2回行う稽古のことで、それは責任者の私の仕事(私の本業・生業は内装店経営の職人さんなんです)などの都合により突如としてメールなどで生徒に告知され、行われます。主に10時半~11:45くらい、「少年・一般が合同で稽古を行う」という他の道場では当たり前のことなのですが、我が道場では15年の歴史の中でなかなか行われなかったまさに画期的な(?)ことです。

先述の通り私が本業と道場運営という「二足の草鞋」を履いていることもあり、開設してから長らく水曜・金曜の夕方~夜の時間で週に2回の稽古時間の時間割をかたくなに(?)守ってきました。審査や大会が近い時には月曜の夕方に少年部のみの当別稽古を行うことはありましたが、土曜日に(しかも午前中)稽古を行うことはありませんでした。しかし会社勤めをしている方や「もう少したくさん稽古をしたい」という生徒の要望にいよいよ私も重い腰(?)を上げてその稽古時間を設けたわけです。

とは言っても「仕事を調整してまで道場(会館)を借りて稽古時間を作って(恩着せがましいですが・・)実際にやったら本当に生徒は参加してくれるのかな~?自分の他に2~3人とかだったらこの企画すぐにやめちゃおう・・」と半分期待しないで初めての稽古日を迎えました。

すると・・・

掲載している写真のようにほぼ毎回たくさんの生徒が来てくれて活気のある道場・稽古を行ってくれているので本当に嬉しい時間・新しい泉中田道場の姿を見ることができました。午前中に行うということは当然ですが日差しのある明るい中で汗をかけるということで、それは夜に行うのとはまた違う爽快感があります。大人でも休日の方が多いので通いやすく、午前中でキッチリ終わるということは、稽古を終えた充実感の中で午後はたっぷりと自分の時間に使えるということですからまさに有効な1日の使い方になりましょう。
なにより新鮮なのは大人と子供が一緒に稽古する(繰り返しますが他の道場では当たり前なんですが・・)というのはウチの道場では合宿や演武などを除きとても珍しいことので、お互いがお互いを(一般メンバーと少年メンバー)をいい意味で意識し刺激し合い、それぞれ単一で分かれて(一般・少年)おこなっている稽古では絶対に出ない「ちょうど良い緊張感」と朗らかさが醸し出されている本当に良い雰囲気の稽古になってくれています。

こんなことなら「もっと早く行えばよかったな~」などと勝手な後悔をしながら、これからはさらに生徒の声を聴いて「良さそうだ」と思うことは積極的に試すことにしようと思っている次第であります。


*前日(金曜)の稽古が夜遅いため洗濯した空手着の乾かない場合は土曜特別稽古に限り動きやすい服装での稽古参加を認めております。

            
稽古の始まりに少年部では毎回行う反復横跳びや基礎体力造りを行います。一般部の方はステップ系に少し苦戦のようです。

                  
ビッグミットなど重いミットを持つのは少年部生徒ではたいへんで、少年部では使うことは少ないのですが、この稽古では一般部の生徒がしっかり持ってくれますので安心して打ち込むことができます。

            
組手も型も同時に行います。組手では少年部の生徒は一般の組手を見てその迫力に驚きます。また時には少年の攻撃を大人が受けます。型は少年部の方がしっかりと稽古をしている感を受けます(笑)普段は一般・少年分かれて稽古を行っているのでその交流は新鮮で刺激になります。

           

11時50分稽古が終了です。稽古時間も集中をし続けられるちょうどよいサイズです。泉中田道場の新しい姿が見えました。 
コメント
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