泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

2023年③ 5月支部内試合にて・・泉中田道場生徒 大勝・大爆発!

2023-06-04 16:56:10 | 日記

前回から約1カ月おいてのブログ更新・・。

と、いつもの入り方ですが・・タイトルに書いた通り今回はスゴイことが起きました!

5月の内部試合で、我が泉中田道場の歴史上でもかつて無い好成績を出場生徒たちが残してくれました。

普段のブログですとほぼ時系列で記事を載せるのが慣例(?)ですが、今回はその試合の模様をトップに書きます。

結果を先に書きますと11名が17部門に出場しまして・・なんと12部門で優勝です!

出場した選手中、優勝した率が70%・・と正に圧倒的!!!

とにかくすごい結果だったので・・

たくさん書きます!覚悟してください!そして、ちゃんと読んでくださいね!(笑笑)

 

★5月27日 東神奈川支部内試合(内部試合)

11名が出場

組手部門 9名が出場 6名優勝

型部門  8名が出場 6名優勝

 

組手部門

 

優勝 岡田 琉楓(小学6年男子エキスパートの部)

*1回戦(決勝)3-0

 

 

優勝 大谷 琉貴

*1回戦 一本勝ち(上段膝蹴り)2回戦 5-0 3回戦(決勝)5-0

 

 

優勝 劉 渓遠(小学5年男子ルーキーの部)

*1回戦(決勝)5-0

  

 

優勝 矢口 晴(小学3年男子重量級エキスパートの部)

*1回戦(決勝)5-0

 

 

優勝 大谷 星蒼(小学3年男子軽量級エキスパートの部)

*1回戦(決勝)5-0

 

優勝 長嶋 あかり(小学5年女子ルーキーの部)

*1回戦(決勝)5-0

 

 

型部門

 

優勝 金村 美里(ドリーム・特別入賞 小学生上級の部)

*1回戦 5-0  2回戦(決勝)3-2

 

 

 

優勝 田中 碧翔(ドリーム・特別入賞 小学生初級の部)

*1回戦 5-0  2回戦(決勝)4-1  

 

 

優勝 山村 優心(入賞高学年 6~9級の部)

*1回戦 4-1  2回戦(決勝)5-0 

 

 

優勝 大谷 琉貴(入賞高学年 8~9級の部)

*1回戦 5-0  2回戦(決勝)5-0 

 

 

優勝 大谷 星蒼(入賞高学年 10級の部)

*1回戦(決勝)5-0 

 

 

優勝 長嶋 あかり(高学年 現10級の部)

*1回戦(決勝)5-0 

  

写真を載せる作業だけで大変です。試合中の写真は動画から取ったものなので写りが悪いのはご容赦ください。

この記事の冒頭に書いた通り、11名の選手が17部門に出場し12部門で優勝するという前代未聞の大戦果になりました! 

 では、一人ひとりについて書きます。泉中田道場関係者でなければ全く面白くない総評・文章になりますが、元来このブログは関係者に向けたものなので(苦笑)・・御理解を(苦笑)。

今回はまずは組手からです。

2回目の優勝をした岡田(琉楓)選手。小6男子EX重量のシードで1回戦がいきなり決勝の組み合わせとなりましたが、相手は同門で学年上げの臼井(空鳳)選手、道場ではいつも一緒に稽古している後輩です。1回戦を良い試合で勝ち抜いて来た臼井選手はなかなかの強敵だったと思いますが、そこは先輩の意地、接戦でしたが全体的には試合をリードし、3-0で本戦判定勝ち。練習を見ていても全ての技が上手くて実力はあるのに、近頃の試合ではなぜか勝ち運に恵まれていなかった感がありましたが、今回の試合でやっとその鬱憤を晴らしてくれました。これからさらに勝ち数を増やしてほしいです。3試合を勝ち抜き小学5年EXを制したのは大谷(琉貴)選手。ウチの道場ではまだ新人の部類に入る生徒ですが、今回の3試合は本当に見事!1試合目には得意技になりつつある上段膝蹴りでダイレクトに一本勝ち!セーフティールールでの即一本はボディ攻撃ではたまにありますが、顔面一撃で相手をダウンさせての一本は珍しく、それだけ威力のある攻撃が的確に入ったということです。その後の2試合も常に躍動的に動き攻め続ける本戦5-0の圧勝。しかも相手は全て格上の帯(黄・緑)でしたので、見ていて本当に痛快でした(相手の選手には失礼な言い方ですいません)。内部試合では多くの部門が2試合くらいで優勝になりますが、今回は3試合を勝ち抜いたという、その意味でも最高に近い内容の優勝であったと思います。見事でした!小5男子ルーキーで劉(渓遠)選手が1試合ですが、これも格上の青帯の選手に勝利し初優勝。試合前での稽古では集中力の欠如などで私に叱咤されること(怒鳴られる)が多く、気持ち的にもたいへんだったと思いますが(苦笑)それでも練習量を増やし、試合に臨んでくれました。上段回し蹴りで「技あり」を先取しましたが取り返され、延長戦になりましたが、延長戦では最後まで手を出し続けて手数が上回っての勝利です。それは間違いなく試合前の練習増量の成果だったと思います。よく頑張った!小4男子EX重量で矢口(晴)選手はこれも1試合でしたが、非常に体格の大きい相手にパンチを打ち続け完勝ともいえる勝利。ワンツー・アッパーのパンチコンビネーションの打ち方はなかなかカッコ良く、最後まで続くスタミナ面も成長を感じました。これも日頃の練習増量の成果だったと思います。私からの進言で今回は型の試合出場を控えさせて、組手に専念したことも良かったと思います。小4男子EX軽量で大谷(星蒼)選手はこれも1試合でしたが終始試合をリードし本戦5-0勝利・優勝。最後は若干の攻め疲れしていましたが、危なげは無い試合でした。緊張もあったのでしょう、少し技の的中率が悪いのが気になりましたが、今回は勝利したことでよしとしまして次回への課題にしましょう。長嶋(あかり)選手が小5女子ルーキーでこれも1試合ですが本戦5-0勝利・優勝。とても緊張していましたが、上・中段と蹴りを出し続けました。全くのデビュー戦でしたが、常に前に出ている姿勢など、よく闘えていたと思います。

続けて型です。

金村( 美里)選手が最上級部門のドリーム部門(上級)で2試合を勝ち抜き優勝。これで初出場から6大会連続負け知らず、連勝記録を伸ばしました。今回も素直な型を披露。決勝では少し足がスベリ、ヒヤッとした場面もありましたが、それでも勝利する力はさすが。前回より少し技や表情に力強さが付いた気がします。同じくドリーム部門(初級)で田中(碧翔)選手が2試合を勝ち抜き6回目の優勝。技を出す勢い・力強さはピカイチでした。決勝では気持ちの入り過ぎか、型のテンポがかなり速くなってしまい「審判にそこを嫌われなければいいな~」と思っていましたが、4-1での勝利でした。大谷(琉貴)選手は太極Ⅲでは初めての試合。入賞者部門で2試合を勝ち抜き2回目の優勝をしました。大きな体なので、練習では後屈立ちの形がなかなか上手くできなかったので指導・矯正に少し手間取りましたが、その練習の甲斐もあり、実にしっかりと演じられていました。大谷(星蒼)選手は1試合でしたが、5-0で勝利。正直、直前の練習の時よりも上手くできていたのには苦笑いでした。これで型の優勝も2回目です。長嶋(あかり)選手は普段の稽古、そして試合前のアップなども私の指示通り熱心に行ってくれる・・その積極性とひたむきさは、見ていてとても気持ちよく、応援をしたくなる生徒です。今回の型試合が全ての試合のデビュー戦でかなり緊張していた様子ですが、気持ちの入った型を演じて勝利しました。そして今回の選手寸評の最後に書くのは・・山村(優心)選手が2試合を勝ち抜き入賞者部門で優勝!初出場で1回目の優勝をしてから実に約1年半ぶり、2回目の優勝を果たしました。入門当初から体をなかなか上手く操れず、そのせいで私に叱咤される回数がかなり多い方の生徒ですが、一生懸命に稽古に臨む姿はとても好感が持てます。負けて悔しい思いもたくさんしているでしょうが、それでも試合に続けて挑戦するその姿勢や折れない心は間違いなく今後の人生に活かされると思います。今回の課題型は難しい型の「平安Ⅱ」。難しい型というのは一つ一つのパーツ(部分)がそれぞれ複雑な動きになり、さらにそれを繋げ組み合わせるのだから上手く演じるのは本当に大変です。技の呑み込みが早い方ではない優心にとってはかなり厳しい練習・戦いでしたが、ひたむきに頑張って本当に上達をしました。試合前日の稽古で「よく頑張った・・。あとは相手の上手さ次第・・」と思い、こちらもドキドキしながら試合を見ましたが2試合ともしっかりと型を演じ完勝!本当に嬉しかったです。私にとっては、指導している生徒は全て特別・格別の思いで教え、どの生徒(選手)の勝利も嬉しく敗北は悔しいのですが、その中でも私から見て努力をたくさんしている生徒・負けても挑戦し続けている生徒・頑張っているけど結果が出ない・・等で苦しんでいる生徒・・などには「なんとか勝たせてあげたい・!この努力を良い結果に結び付けてあげたい・・!」と思い入れがさらに強くなり、それが叶えられた時には「本当によくやった!」と感動します。今回の山村選手の勝利はまさにその瞬間の典型でした。山村選手、本当によく頑張りました!!

 

 昨年の上半期あたりから、普段の稽古への生徒出席率がとても高くなり、大会への参加選手も増えていきました。「試合」という目標へ向けての稽古も、仲間が増えたせいか熱が入り、今年1月の東神奈川内部試合や前回の横須賀新人戦などでは、優勝数もさることながら、その出場選手の平均値の高さ(?)に手ごたえを感じていました。その成果の結集が今回の結果だったと思います。

 今回12部門での優勝は、全道場で1番の結果(優勝数)であり、その部門の内訳でも上級部門での優勝が複数入ってますので「完全勝利」と言ってよいでしょう。他の道場の言わばAクラス・Bクラス選手は内部試合を卒業して外部の大きな大会で活躍している生徒が多いので、その選手を除いた中の(言わばCクラス選手)戦いなので、そんなに大げさに喜び、言ってはならないとも思いますが、やはり道場生徒全体のレベルが上がった証左でもあるので、嬉しく誇りたくなってしまうのです。なにしろ、内部試合で優勝数が一番多かったのは22年前に道場を開始してから初めての事だったので・・(笑・泣)

 たかが内部試合・・なのですが、間違いなく1対1で行う真剣勝負です。1回勝つのも、勝たせるのも本当に大変です。決して、大会・試合で勝たせる為だけに空手を教えているわけではありませんが、生徒にとって自分の実力を試し、その中で自己表現をできる大会・試合は、その結果も含めて大きなモチベーションや情操に影響するでしょう。やはり重要な場であることは間違いないと思います。だから、出場する生徒には「大会に出る」と決めた以上は、そこまでの期間は勝つために・・できるだけでよいので全力を尽くして練習することを私は強要(?)します。そうしなければ試合での勝利の嬉しさや負けた時の悔しさが本当に身に沁みないと思うからです。なかなかたいへんだと思いますが、生徒はみんなそれぞれ楽しそうにレベルアップした練習をこなしています。たいしたもんです。自分が子供のころに同じ内容のことをさせられたら・・とてもできなかったのではないかな~と思います(苦笑)

 次の大会がまたこんな良い結果になるとは全く思いませんし、そればかりを決して求めません。これまでと同じ形で臨みます。ただ今回は良い結果に終われたこと・・嬉しく誇らしい気持ちにさせてくれたこと。生徒のみんなに感謝いたします。生徒や保護者・関係者の皆様、ありがとうございました。

  

 

 

★5月21日 JFKO全日本フルコンタクト空手道選手権大会 観戦会(一般部)

 

    

5月22日、大阪で行われたJFKO全日本大会を一般部生徒数名で観戦会をしました。

恒例ともなりつつあるこの会。ご飯を食べながら、レベルの高い試合を見て「あーだこーだ」と気楽に喋る、実に楽しい時間でした。

 

★稽古風景

                          

 

 4月くらいから陽が伸びて少年部の①クラス目が始まる頃はまだ明るいです。風も爽やかで本当にいい季節でした。試合に向けての特別稽古にも出席数が多く、道場に夕日が指す中で行っている練習は絵的にもなかなかカッコいい、いわゆる「映える」という感じになり、気分も盛り上がります。

そしてなにより・・・いよいよマスクがほぼ取れました!生徒みんなの本当の表情が見られのは・・約3年ぶりなのか・・?マスクを取ってよいといわれた時期から・・始めは皆の顔全部が見られることに少し違和感がありましたが、これが自然なんですものね~、本当に。稽古で・それ以外の時間で、みんなの本当の顔が見られる時が来たのだ・・と、このブログ写真を選びながら改めて思いました。生徒が道場で過ごす時間で、楽しかったり苦しかったりなど様々なことを感じているその豊かな表情を見られるのは、指導している者の一つの醍醐味です。マスクをしての稽古など本当に不自然、取れる日が来て本当に良かったと思います。

 6月11日に開催される「第1回オープントーナメント東京都空手道選手権大会」に出場する金城寿享選手・田中碧翔選手の試合練習も佳境です。6月末の審査会に向けての練習も始まりました。皆さんのおかげで道場は良い形で活気がある日々が続いています。

 あとは・・新規生徒さんが入門してきてくれたらな~~なので、生徒の皆さん・・誰でも道場に興味がある方は連れてきてください!です(苦笑)。

 

ある雨上がりの時に、まさに道場の看板を跨いで飾るように・・美しい「虹」が出ました!(建石純子マネ撮影)

これは道場に良き未来のあるという吉兆か!?(^▽^)/

 

次回は東京都大会や審査の模様を掲載する予定です。

 

 

 

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