泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

2021年⑦ 泉中田道場生徒が大活躍! 第12回 藤沢錬成大会と「 声 」を出すこと

2021-11-05 23:59:00 | 日記

今年7回目の記事です。

今回は主に10月31日に藤沢市にある秋葉台体育館で行われた内部試合の藤沢錬成大会の報告をさせていただきます。

出場した選手皆さんが大活躍をしてくれました!

以下、結果です。

嬉しいから長いです(笑)

 

★10月31日 藤沢新人戦空手道錬成大会

8名が出場(組手部門6名・型部門6名)

組手部門 3名優勝

型部門  5名優勝

 

組手部門

優勝 高橋 來叶(中学2年生エキスパートの部)

*1回戦シードで決勝ワンマッチ。「技あり」優勢勝ち

 

優勝 田中 碧翔( 小学1年生エキスパートの部)

*決勝ワンマッチ。「技あり」優勢勝ち

 

 

優勝 渡仲 桔平(小学2年生ルーキーの部)

*決勝ワンマッチ。「技あり」優勢勝ち

   

型部門

優勝 佐藤 流音(入賞経験者中学生 黄帯の部)

 

優勝 藤原 惟心(入賞経験者小学高学年 黄帯の部)

 

優勝 高畑 蒼大(中学生 青~橙帯の部)

 

優勝 山村 優心(小1橙帯10級の部)

 

 

優勝 田中 碧翔(幼年橙帯の部)

 

嬉しかったので、今回はそれぞれの写真を載せ、レイアウトを変えました(笑)

総評コメントです。

まずは、久しぶりの入賞を果たした高橋選手。当道場少年部のエースと言える、外部試合にも挑める実力のある選手です。大会前は一般部稽古にも出席するなど練習量を増やして今大会に挑みました。型では競技レベルの高い「特別入賞部門」で1回戦を勝利、決勝では惜敗しましたが、とても質の高い良い型を演じられていました。組手では、動きの速い相手選手に惑わされず、度々襲ってくる上段蹴りはしっかりとデイフェンス、逆に強烈な上段回し蹴りを見事にクリーンヒットさせ「技あり」を奪取して完勝し(写真参照)、型の敗北の悔しさを晴らしました。この大会での試合内容と結果は12月の全関東大会に向けて弾みをつけられたものだと思います。高橋來叶くん、帰ってきました!連続で内部試合に出場している幼年戦士でいわば道場生徒の末っ子の田中選手は両部門で優勝!型は初出場ながら堂々と演じ2試合をフルマーク勝利。組手では持ち前の積極性ある攻撃で「技あり」優勢勝ち。内部試合とはいえ今までの5大会6部門出場で5優勝(組4・型1)と、驚くべき戦績を残していますので、全関東大会での活躍が本当に楽しみです。同じく大会に積極的に挑んでくれている小兵戦士(失礼)の藤原選手は型で2試合を勝ち抜き2回目の優勝。組手では1回戦で大技の上段後ろ回し蹴りを炸裂させ「技あり」を取るという躍動。決勝でも後ろ回転系の技を連発するなどして常に全力で闘い大接戦の末、延長戦の判定は無情の2-3で惜敗。しかし組手・型とも気合溢れる戦いぶりを見せてくれ、その成長ぶりには驚きと嬉しさをもらっています。その他、久しぶり大会出場の佐藤選手は型で2回目の優勝。出場経験豊富で格上の選手を相手に勝利できたのは、それだけの型を演じられたということで自信にしてよいと思います。大会初出場組では組手で渡仲選手が、型では高畑選手と山村選手が嬉しい大会初優勝を果たしました。それぞれがこの大会に向けて、一生懸命に稽古を重ねていましたが、まさにその成果が出せたのだと思います。

良い結果が出せた選手は、目標に向けて努力し達成できた嬉しい体験をこれで終わりにはせずに、また次の目標に(空手以外の事にも)向けるモチベーションと自信にして欲しいです。そして残念ながら目標達成ならず敗退してしまった選手は、その悔しさをエネルギーに、次の戦いにぜひ挑んでほしいです。「試合で受けた悔しさは・・試合で晴らす」のが健全なリベンジ(やられたら、やり返す・・By半沢直樹)の精神であり、それは自分の成長への挑戦だと思います。私の経験でも、勝った試合よりも負けた試合から学ぶこと(感じること)の方が多く、成長を即してくれる作用があると思います。目標に挑んでの敗退や失敗は決して恥ずかしいことでなく、自分の経験値を上げる大きな材料です。良い結果を出せた選手も、残念ながらそうでなかった選手も次の目標に向けて・・また道場で頑張ってください!

 

 

先輩が後輩にウオーミングアップのお手伝い。優しさが伝わり、見ていて微笑ましく、嬉しくなる場面。

  

道場では練習パートナー同士。ともに優勝で嬉しいでしょう。また切磋琢磨してください!

藤原惟心選手の後ろ回し蹴り(胴回し回転蹴りのコールでしたが)が見事に炸裂で「技あり」!積極的に大技を振るう姿は、試合で自分を表現している「カッコよさ」を感じました!

 

今回は得意の(?)型部門のみならず、組手部門でもたくさんの入賞者を生むことができたのは、実質的な格闘の強さを求める空手道場の指導者として、とても嬉しかったです。もちろん型部門での活躍も、自分の教え・メソッドを出場生徒が努力により習得した上での結果ですから喜ばしく、私自身の自信にもなりました。

まぁ、大会自体が1~2試合勝利したら優勝となる細切れのトーナメントばかりなので、あまり大きなことを言ったり喜び過ぎてもいけないのかもしれませんが・・(苦笑)

それはともかく、なにより私(茂木)が今回の大会でいちばん嬉しかったのは、泉中田道場のほぼどの選手もが、試合場への入退場時や相手選手との挨拶の時に大きな声で「押忍!!」と言ってくれたことです。当日も気づき「よし、いいぞ!」と思って見ていましたが、ビデオを見返してさらにそれが確認できると、本当に嬉しく誇らしく思えました。

声を出すことは大事です。練習でも本番でも、声を出すことにより自分の気持ちは盛り上がり、眠っている力を引き出します。様々な迷い(ドキドキ感)を無くし(減らし)、良い意味での相手への威嚇にもなり、審判や観客など見ている者へも「堂々感・勝ちたい感・全力感」という気持ちが伝わります。普段の生活でも、大きな声でのハキハキとした挨拶や受け答えはほぼ間違いなく好印象を与えます。

だから私の中では、道場の稽古で最初に覚えてほしいこと・最後までやり続けてほしいことは「挨拶や返事や気合で大きな声を出すこと。出し続けること」が、技を覚えるよりも上位にあります・・・・が、なかなかそうは上手くいってないのが正直な実情です(苦笑)。普段の稽古ではいつも「なんで声がこんなに出ないんだろう・・小さいのだろう・・?」と嘆き、「声を出せ(怒)!!」の連発・連発・連発ですが・・(疲れます・・苦笑)、

今回の試合ではほぼ全員が試合で相手選手より挨拶の声が大きく出せていました。

ですから、もし今回の成績がここまで良くなくても、そのことは出場生徒への私の評価を高め、喜ばせてくれたことだと思います。

試合に向けての練習で私が伝えたことを、皆さんよく実践してくれました。これから普段の稽古でも、大きな声を出して活気のある道場にしてくれることを期待し、今回の試合レポートの結びとします。

*もちろん、元々の気質・性質で声を出すことが苦手な人もいるでしょう。少したいへんかもしれませんが・・慣れれば意外にできるものです。頑張ってやってみてください。おそらく良い方向に向かいますから・・(苦笑)。

 

★道場の玄関が少しだけ変わりました

       

またもや道場をプチリフォーム。入口引き戸の横に小さな窓をつけたのです。

気が付きましたか?

これだけでもだいぶ開放的になり、昼間などはかなり明るくなった感じがします。

 

 

 

コメント
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