泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

2023年② 2月~3月  怒涛のイベントラッシュ!(後編)

2023-04-19 22:53:45 | 日記

 前回「2023年② 2月~3月  怒涛のイベントラッシュ!(前編)」に引き続き(後編)を発表いたします。

前回からすぐに・・先週末あたりには発表したかったのですが、やはり時間が掛かってしまいました。

今回も稽古風景は無しです。イベントの様子と報告だけで勘弁してください(汗)

 

★3月19日 オープントーナメント埼玉県空手道選手権大会

1名(田中碧翔)が出場(組手・型 部門) 組手部門で第3位に入賞!

           

 埼玉県の入間市武道館で行われた「オープントーナメント埼玉県空手道選手権大会」に田中碧翔選手がまさに単身で(当日は私は用事があり現地に行けませんでした・・)出場してきました。

 結果は、外部大会初出場の型部門こそ1回戦で敗退・・という、内部試合の型試合ではほぼ勝ち続けの状態だっただけに、外部大会のレベルの高さの洗礼(?)を受ける形の結果になりましたが、本命の組手部門では見事に第3位に入賞しトロフィーを持ち帰ることが出来ました。

 試合の模様は型・組手とも後にビデオで見ましたが、型については田中選手も決して悪い出来ではないにかかわらず、相手の技の速さやピシッとした動作には正直驚きました。今後は型部門に挑む際にはもう少ししっかりとして臨ませようと(先月~今月はイベント続きで、あまり型の練習をさせてなかったのです・・)私自身が反省をしました。

 そして組手ですが・・良い試合内容だった!と思います。1回戦は不戦勝。2回戦は相手の頻繁に出す前蹴りをしっかりディフェンスして前に出て勝利。3回戦(準決勝)の相手は、既に各大会で入賞常連の強豪選手でしたが、序盤に強烈なパンチをボディーにもらい、かなり効かされてしまった感じなので「これは技ありや一本になってもおかしくない展開・・」と心配しながら見ていたところ、そこをなんとか耐え、後半には打ち返している姿には、「絶対に倒れない・負けない」という気持ち・・「根性」を感じた試合で、感動しました。私がよく言う「負けてしまったけど良い試合、次に繋がる試合」というのは、まさにこの試合のようなことを言っているのです。

 埼玉に行く前の戦前予想(不安)で・・JFKO全日本大会3回戦で不可解(?)な戦い方で負けてしまい「今回も似たような負け方をしたら・・やだな~」と心配していました。しかし今回のビデオを見て「この内容なら、次からの試合が楽しみになってきた。成長してる!」と思わせてくれる良い試合をしてくれたことに・・3位入賞の結果よりも内容を嬉しく思うことが出来ました。田中選手、よく頑張ってきました!

 

★3月25日 横須賀新人戦空手道錬成大会(内部試合)

11名が出場

組手部門 10名が出場 1名優勝

型部門  8名が出場 4名優勝

 

組手部門

 

優勝 田中 碧翔(小学3年男子エキスパートの部)

*1回戦 5-0(技あり) 2回戦 合わせ一本勝ち  3回戦(決勝) 5-0(技あり)

   

 

型 部門

 

優勝 大谷 星蒼(小学2年現10級の部)

*1回戦 3-2  2回戦 4-1 3回戦(決勝)5-0

  

 

優勝 大谷 琉貴(小学4年オレンジ~青帯の部)

*1回戦 5-0  2回戦(決勝) 3-2

 

優勝 矢口 晴(小学低学年入賞経験者 青帯の部)

*1回戦 5-0  2回戦(決勝)3-2

  

優勝 金村 美里(小学3年男子エキスパートの部)

*1回戦 5-0 2回戦 4-1 3回戦(決勝)4-1

  

 19日の埼玉県大会から6日後の25日(土)、内部試合である横須賀新人戦錬成大会が行われ、泉中田道場からなんと11名の選手が出場しました。 

 小学生生徒の在籍数が約20名強で、大会にはまだ出場資格の無い4白帯生徒がいることを考えると、ほとんどの色帯生徒は出場した大会ということで、在籍生徒の熱意と盛り上がりを感じ、とても嬉しく思います。

 型部門では大谷兄弟の弟の星蒼選手が3試合を勝ち抜き初優勝。兄の琉貴選手も2試合を勝ち抜き初優勝。2人は試合デビューであった1月の支部内試合でも共に組手で優勝しており、これで組手・型共に1回ずつの優勝という全く同じ実績になっております(ちなみに今回の組手でも、二人ともに決勝での敗退で一緒でした・・苦笑)。矢口選手は2試合を勝ち抜き優勝。1月の支部内試合優勝に続いての優勝でこれで3回目の優勝。なかなか勝てなかった時が続いてましたが、頑張って出続けた成果でしょう、ここ2大会はその悔しさを晴らせる結果になっております。現在のウチの道場少年部では型部門のエース的存在になってきている金村選手は特別入賞部門という出場選手の競技レベルが高い部門で、見事に3試合を勝ち抜いての優勝。正確で無駄の無い(クセの無い)教科書的な動きができるのが強みです。これで出場した内部試合は5大会連続優勝の負け知らず。驚くべき戦績で、外部での試合も見てみたいですが、強いて言えばここに力強さや速さ・華麗さ・気迫などのプラスアルファが無ければ外部の試合ではなかなか勝てません。たくさん稽古して、身に付けてほしいです。

 組手部門では先週の埼玉県大会で第3位に入賞し、内容の良い試合を戦ってきた田中選手がその余勢と経験を生かして、小学3年男子エキスパート部門で3試合を勝ち抜き優勝!小学1年の彼にとって2学年上げのこの部門での挑戦は4度目で学年差に苦戦をしていましたが、1年生最後の大会でやっとこの壁を突き破りました。1回戦で見せた強烈な左ボディーブロー・レバー打ちの連打は埼玉県大会で彼自身が相手に受けて効かされた技で、それをマネして(コピーして)自分のものとして使用したとのことです。「経験したことをしっかりと自分の中に吸収して、次に生かしている・・」という素晴らしい成長を見せた場面で、私も興奮してしまいました。2回戦は得意の上段回し蹴りで合わせ一本。決勝戦の相手は左の上段回し蹴りがとても上手く「技あり」をいつでも取れるような選手で心配だったのですが、しっかりとガードしながら前に出てパンチを浴びせ、さらには自分の右の回し蹴りを相手の左にかぶせる形で封じる(出させない)、見事な勝利でした。今回の3試合は結果も内容もとても良かったので(もちろん課題はたくさんありますが)、これからの彼の試合が本当に楽しみです。

 その他にも、今回の出場選手はそれぞれが良い試合をしてくれました。ほとんどの選手が出場部門での1回戦は突破し、負けてしまっても練習の成果を出せている感じで、試合前のアップの仕方ひとつ見ても皆の成長と上達を感じられるものでした。ですので、手前味噌な自画自賛になってしまいますが、ウチの道場の生徒・選手の平均値の高さ(こんな言葉あるのか分かりませんが・・?)を改めて感じ、嬉しく思いました。出場した選手にとっても、この大会は学年最後の大会になったわけですが、とても有意義だったのでは・・と思います。みんなよく頑張りました!

 

 

★3月26日 昇級審査会

12名が受審

1部 白~青帯 (9名)

*今回は黄帯の受審者は無し

                             

2部 緑~茶帯 (3名)

               

 2~3月まで、約6週間続いたイベント(大会・審査・演武・・など)の最後が今回の昇級審査会でした。12名という人数もさることながら、受審者の級や年齢の幅があったので、今回は久しぶりに2部に分けて行いました。

 1部は白~青帯の9名が受審。白3名、オレンジ3名、青3名とキレイに人数も均等の受審者達は、それぞれの審査項目を一生懸命にこなしてくれました。いつも審査の記事で書くことで、また同じことを書くことになってしまいますが、白・オレンジ・青・・と帯ごとの技量や体力がちゃんと(まあまあ)段階になって・・つまり「やはり白よりオレンジ帯、オレンジより青帯が平均的・相対的に技量が高く、その差は守られているな」と、それはある程度そうでなければいけないわけで当たり前なのですが、それがあまり守られていない道場も結構あるのです。

 審査をして昇級をさせる側としては、やはりその級(帯)は何回稽古に来たから受審・・というスタンプカードのようなものではないし、道場に早く入門したから(先輩だから・・)という飾りではあってはいけないし、こちらがその生徒の努力・実力・成長度などを認めた上での言わば「道場での階級」なのだから、生徒には自分の「級」に責任感と誇りを持ってほしいので、それが保たれていることには、先輩生徒(級が上の生徒)の頑張りを今回も感じ嬉しく思います。

 当日は見学の保護者様もたくさん来てくれました。生徒(お子様)が、普段の稽古で積み重ねてできるようになった技や力や気持ちを発揮している姿を目前で見て、満足していただけたのでは・・と思います(得意の自画自賛)。

 2部は上級者で一般部生徒の審査会。3名が受審です。今回は神奈川東横浜支部木元道場の審査マニュアル(項目)を行うことはもちろんですが、それプラス「基本や移動での号令の掛け方や空手の様々な用語・組手でのセオリー・その他の考察など・・」を伝える時間を技量審査の間に挟み、上級者として恥ずかしくない空手の知識や振る舞いと嗜みを分かるように、実技も交えながら説きました。審査会&講習会とも言える形になり時間は少し長く掛かりましたが、受審した生徒のこれからにとって今日の時間が良い糧になってくれれば・・と思います。

 今回の審査でも建石マネさんに会場設営やカメラ・ビデオ撮影他のお手伝いを頂きました。1部の審査には松村(4級)くんが弟くんを連れて後輩の審査の応援に来てくれました。こういった仲間や道場を気にする姿は嬉しいものです。また、保護者の数名の方からは生徒への差し入れもいろいろ頂きました。皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 これで5月末の大会まではイベントはありませんので、稽古も試合や審査をあまり気にしない通常の稽古に戻ります。様々な稽古で自分の裾野を広げ、地力をつける時期、空手を楽しむ時期になります。具体的な目標は、その生徒に刺激と努力を与えることになり、飛躍的に伸びる作用がありますが、目標に向かい過ぎると練習や考えにやや偏りができたりする副作用もあると言えるので(私はそう考えます)、こういった具体的な目標が少し遠い時間も私は大事だと思います。

 年度が変わり、学生はみんな学年が1学年上がりました。本当に1年は・・時間はあっという間に過ぎるので、また1回1回の稽古時間を楽しく充実したものにして、道場に通ってくれる皆が成長できるように、また私も頑張ります。

・・・ゴールデンウイークがもう近い・・です。祝日に稽古日が重なった場合、道場は休館ですのでお間違えの無いように。

 今年は何日・・重なっているのですか・・な?

いつも偉そうに「頑張るがんばる」とやたら言ってますが、休むこと・休めることも、私はとても大好きで嬉しいのです(笑)

 

●前回ブログ番外編の「西岡義高 県政への挑戦」の結果と御礼

*もう皆さまも知っていると思われますが、去る4月9日に行われた統一地方選挙にて県政(県議会議員)に挑戦・立候補した当道場の指導員、西岡義高は約8500票というたくさんの票を泉区の有権者様の皆さまから頂きましたが、惜しくも当選は叶いませんでした。

 私は選挙の事はよく分かりませんが、党の公認を受けられたとはいえ、地盤や資金などのバックボーンがまだ無い中、ほとんど独力・自力で初挑戦した西岡くんが、これだけの票を頂けたのは本当にスゴイ大善戦だったと思いますし、それは彼の頑張りに対する期待と評価だと・・ひたすら感心しております。

「絶対に当選してみせる!」と、全力で戦い抜いた彼には気持ち良い言葉には聞こえないのかもしれませんが「本当によく頑張った!立派だった!」と私は本当に思います。それ以外の言葉は・・見つかりません。

 皆様におきましては、彼の挑戦にたくさんのご支援をいただき「本当にありがとうございました」というだけしかできません。そしてさらにお願いすることを許していただくならば、道場などで彼に会った時には、労いの言葉を送ってあげてください。再度、よろしくお願いをいたします。

 

 

 

 

 

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2023年 番外編 西岡よしたか(指導員)県政への挑戦!

2023-04-07 17:08:10 | 日記

この数時間前に発表した2023②の前編という記事から、普通にいけば次に後編が来るのでしょうが、その前に時期を遅らせてはいけないことで伝え広めなければいけないことがあるので先に掲載します。

2023年4月9日(日)は統一地方選挙です。

その神奈川県議会選挙に、当泉中田道場の筆頭指導員であります西岡義高初段が挑戦しております。

彼の日々の活動・・は、彼の公式ホームページやツイッターなどに詳しく出ていますので、興味を持たれた方はそちらを見てください。

彼が挑戦するにあたり、当道場からも有志メンバーが彼のお手伝い・応援に行きました。その模様を中心に、彼の頑張りぶり、彼を助ける仲間の頑張りぶりを見ていただければ・・と思い、写真を掲載します。

                           

写っている人が私(茂木)はじめいつもおんなじ・・とか痛いことは言わないでください(苦笑)実はこの写真に写っている生徒や道場関係者の他にも、数名の方が彼の挑戦を手伝ってくれているのであります。

その方々も含め、我が道場の「西岡よしたか」を応援・サポートしてくれたみなさん、本当にありがとうございます!

彼の空手の師として心より御礼申し上げます。

 

このブログを見た皆さんにおきましては「少しでもよいので彼の事をよろしく応援お願いいたします!」と改めてお願い申し上げます。

 

 

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2023年② 2月~3月  怒涛のイベントラッシュ!(前編)

2023-04-07 15:38:34 | 日記

前回からかなり間をおいて、今年2回目の記事掲載。

 

この2か月間・・・・・仕事も含め公私ともに本当に忙しかったし、いろいろありました!

だから、ブログ更新どころではなかった(?)のです(-_-;)

 

言い訳を前口上に(苦笑)・・・それでは報告です・・が、

今回は2月19日の東京江戸川錬成大会~3月12日の「青少年フェスティバルでの演武」までの報告を前編、その後の出来事を後編とさせていただき報告させていただきます。

そうしないと掲載することが多すぎて・・1回ではまとまらんのです(苦笑)

 

★2月19日(日) 

東京江戸川支部錬成大会

4名が出場(組手部門)

松村優風(写真 白 小5男子初級 軽量級部門) 2回戦敗退

岡田琉楓 (写真 白 小5男子初級 重量級部門)1回戦敗退

田中碧翔(写真 赤 小1年男子 重量級部門)1回戦敗退

宮崎響(一般男子上級 中量級部門)2回戦敗退

       

新極真会の数多くの支部道場の中でも、少年~一般まで強豪選手を多数輩出する東京江戸川支部が主催する「第1回東京江戸川錬成大会」に4名の選手が出場させていただきました。

結果は上記のとおりで、少し残念でしたが、出場選手はとても良い経験が出来たと思います。松村選手は1回戦を延長戦で振り切り勝利。2回戦は早々に上段蹴りでポイントを取られ敗退。岡田選手も1回戦序盤で上段の膝蹴りで技ありを取られ敗退。ポイント以外は互角だったためにもったいない試合でした。昨年の関東大会3位で大会出場常連の田中選手は1回戦でこのトーナメントを制する選手との対戦で大激闘。延長戦1-4の判定で敗れましたが、双方が終始レベルの高い打ち合いを続けるいわゆる「嚙み合った」良い試合でした。一般中量級、ウチの道場期待のホープ宮崎選手は1回戦では「技あり」に近い上段膝蹴りをヒットさせ圧勝。試合中の落ち着きと攻めどころでのラッシュもあり、見事な勝利でした。2回戦では優勝候補筆頭の強豪選手(結局、相手選手はその後、優勝しました)との対戦。下段蹴りを効かされはしましたが、最後まで反撃をやめない姿勢を見せ、前年11月の関東大会から明らかに成長したところを見せてくれました。

    

今回も金城3級がセコンドとして4名の選手の面倒を見てくれました。本当にありがたい存在で、私も頭が下がります。6月の「第1回東京都空手道選手権大会」に今度は選手としてエントリーした金城選手。今回お世話になった選手は、ぜひ彼の応援やサポートをしてあげてください。私からお願いいたします。

コロナ禍になる前には、外部主催の大会に選手が出場することがよくありましたが、コロナ禍後は本当に一部の生徒が挑戦するのみになっていました。それは、外部の大会は内部試合に比べ競技レベルが飛躍的に上がるので、その大会出場に見合った実力を持つ選手が育ってなかったという理由もあります。今回、久しぶりに4名の選手を出場させられた大会で、審判をやりながら選手たちの動向・試合を気にする指導者のドキドキとその楽しさを感じさせてもらいました。

選手の皆さん、保護者の皆さん、応援サポートの金城くんと建石マネさん、本当にお疲れさまでした。

 

★2月26日(日) 

第7回全世界ウエイト制空手道選手権大会・第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会 

祝勝&慰労パーティ

 

私(茂木)と西岡指導員が出席

  

  

2月26日(日)、横浜駅西口のベイシェラトンホテルで行われた木元道場主催の全世界ウエイト制空手道選手権大会・全日本フルコンタクト空手道選手権大会の祝勝&慰労パーティに、西岡指導員と私で出席してきました。

着席形式のとても立派なパーティでした。木元道場所属の4名の世界戦士の戦いぶりが上映され、代表選手はもちろん、壇上では様々な方が祝辞やスピーチを述べておられました。

後半では4月の統一地方選挙で県政に挑戦する我が道場の西岡指導員も壇上に上げていただき、挨拶をさせていただくサプライズ(?)もあり、私もとても嬉しかったです。

この場を借りて、西岡くんにあのような機会を与えていただいた木元師範や主催スタッフの方々に御礼を申し上げます、ありがとうございました。

 

★3月5日(日) オープントーナメントJFKO全日本青少年空手道選手権大会

1名(田中碧翔 選手)が出場(組手部門)

3回戦ベスト8進出

       

東京「武蔵の森 総合スポーツプラザ」で行われた「オープントーナメント第2回JFKO全日本青少年空手道選手権大会」に田中碧翔選手が出場しました。2年前から開催されたこの大会は、JFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)主催の幼児~高校生までが出場できるオープントーナメント大会で、おそらくその競技レベルは新極真会主催の年代別全日本大会の「空手ドリームフェスティバル」と並ぶか、上回るのではないかと言える、国内最高峰のハイレベルの大会です。その理由はいわゆる他流派(新極真会から見たら)の選りすぐりの強い選手がドリームフェスティバルよりもたくさん出ていて、トーナメントを見ても新極真会の選手の割合が少ないことにあります。審判も諸流派の先生方の割合が多いので、本当に公平なジャッジになってると思います(他の大会の判定が不公平とかミスジャッジが多いという意味ではありません)。

その大会に田中碧翔選手が関東大会3位の実績を引っ提げ(?)単身で出場してきたわけですが、1回戦は延長戦での勝利。2回戦は対戦予定だった優勝候補の選手が欠場し不戦勝。「これは運が向いてきた・・良い流れの風が吹いてきたぞ~」と3回戦ベスト8、スタッフの仕事をほっぽらかして(?)応援・観戦に行ったら、いきなり相手の上段前蹴りをまともに受けて転倒、2回の技ありを取られて合わせ一本負け・・わずか2~30秒(-_-;)「なんで、あんなにまともにまっすぐぶつかっていったの?」と敗戦後の彼に聞くと、なにか作戦があった模様・・こちらはよく分かるような分からないような・・。

道場での稽古や特別稽古では「とにかく少しでも相手の横に動き、そこから攻めること」を教え、前蹴りが得意な相手には特に・・と教えていたし、前蹴りを気をつけて動きながら打ち合いを挑めば勝てると思った相手だったので、こちらは納得のいかない試合内容でしたが、これも現実であり結果です。私としては、とにかくこの試合のような「もったいない負け方」は次回からは無いようにする・・を今回の教訓にするしかないでしょう。

この試合での優勝・入賞は本当に価値があるだけに本当にもったいなかった・・残念ですが・・次回に取っておくこととしましょう。

 

★3月12日 泉区「青少年フェスティバル」にて演武披露

26名が参加

約3年ぶりに行った道場生全体で行った演武。全ての面で過去の演武に劣らない、とても良い演武が出来ました!

                        

 

演武開始前には道場と会場控室でリハーサルを入念に行い、一般部生徒を少年部生徒に紹介、最後には円陣を組んで舞台に向かいました。

               

22年前に道場を開いて以来、地域密着の道場を目指したこともあり、様々なイベントに積極的に働きかけ、演武を行い道場の存在感を示してきました。例年2~3のイベントで演武を行うその習慣は、毎回の演武の質を高めていき、ノウハウを蓄積させていきました。その集大成ともいえるのが2019年の全関東大会で特別演武として行った演武でした(YouTubeにて絶賛放映中‥見てください!)。

しかし、コロナ禍の影響により地域のイベントも行われなくなり、それに伴い演武をやる機会(呼ばれる機会)も無くなり、「全関東大会でやりきった感もあるので、もう演武はやらなくてもいいかな~」なんて、ここ数年は思っていました。

なぜなら・・道場生全体で行う演武は、一つの舞台・作品を作るようなものなので、その構成・演目の構想と参加者の募集から始まり、音楽の選定・実際に行う演者の選定と訓練・時間の調整・演目間のフォーメーションとその入れ替え等々・・。他にも細かいたくさんのことがあり、それを完成させるにはたいへんな手間が掛かること・・・つまりそれには稽古の時間をかなり割かなければならないことを、私は知り過ぎているくらいに知っているからです。(音楽無しや武器術などが無い、通常・簡単な演武ならいくらでもできるのですが、もうそこには戻れない自分がいてしまうのです・・・我ながらめんどくさい性格(-_-;))

 ですから、今回久しぶりに泉区役所地域振興課と泉区青少年指導協議会さんが主催する「泉区青少年フェスティバル」に声をかけていただいた時も「どうするかな~。できればやりたくない・・」というのが正直な気持ちでした。が、カッコつけで強がりという自分のもう一方の性格(-_-;)が「このコロナ禍の間の稽古で成長した、演武を経験してない現在の主力生徒にも演武の楽しさを体験させてあげたい・・」との気持ちを湧き出させてしまい、演武の要請を引き受けるという決断になってしまいました。3月は大会や審査など他の行事・具体的目標も目白押しなのに‥・(-_-;)

いろいろな葛藤の中、「泉区青少年フェスティバル」に参加することを決意し、2月中旬当たりから他のイベントの練習に演武の練習をはさんで、一つひとつの演目ごとに個人の技術を高めておき、3月5日~12日(本番日)の1週間で全体練習を完成させるという、結構ギリギリで大変な形での完成を目指しました。心配でしたが、初めて演武に参加するのがほとんどの少年部生徒の理解や呑み込みが早く、一般部メンバーは演武については演者をやっても持ち手・悪役などの脇役ももはや職人ともいえる域(笑)、前日の土曜には「これはいける!」という確信めいた自信ができました。

そして迎えた当日。道場と控室でのリハーサルを経て、泉公会堂の舞台で本番を行ってきました。私がセンターでのフォーメーションで初めて披露した「一般男子のみでの型の演武」で私のスピード・テンポが早すぎた(みなさんすいません・・苦笑)以外は、ほぼ失敗もなく、皆が堂々と練習以上にしっかりとそれぞれの演目をこなした素晴らしい仕上がりの発表になりました。

 

  

始まる前のドキドキから解放され、終わった後の晴れ晴れとした達成感・みんなで一つの舞台を作り上げた一体感・今年は多かった一般のお客様や保護者様からたくさんの拍手をもらえた快感・・・など、やる前に四の五の言ってた愚痴や弱音はこの瞬間に全て報われ吹っ飛びます「やってよかった・・」と。参加した生徒も、皆がそう思っているのでは・・と私は思っていますがどうだったでしょうか?

とは言え、やはり大変な労力なので「じゃ次もまた!」とは、なかなかなりませんが・・(苦笑)

 

今回の演武について、少年・青年生徒が主役で脇に回ることが多いのにも関わらず参加協力してくれた一般部生徒の皆さん(西岡・伊藤・弥頭・金城・川田・保福 敬称略)、練習で先生にいつもの稽古以上に怒られながらも(苦笑)しっかりと演武演目を行なえるようになってくれた少年部生徒の皆さん、各演目での重要な締めの部分をゲスト的な出場で2演目担ってくれたTさん、音楽編集やタイムキーパー・台本作りなど様々な雑用をしてくれたT石マネさん、会場に見に来てくれて拍手喝さいくださった保護者の皆様、主催者の泉区役所地域振興課や泉区青少年指導協議会の青少年フェスティバルのスタッフ関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

終わった後は、道場で一般部生徒のみでの慰労会。

今回もみなさんのおかげで良い演武が出来ました。お疲れさまでした。本当に感謝しております。

 

演武の模様は当道場の広報部長の伊藤1級の編集による映像で「泉中田道場YouTubeチャンネル」にて絶賛放映中であります。ぜひ何回も見てください!

 

 

ということで・・・、このボリュームで前編です。

まだ後編があるのかと思うと・・自分で勝手にやってるんですが・・(-_-;)(-_-;)

頑張って近日に編集・発表しますので、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【YouTube更新情報】空手演武 第36回 泉区青少年フェスティバル 公開!

2023-04-02 19:56:20 | 日記

泉中田道場 広報部のI.Tです。

散る桜に春のなごりを感じる今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。

今回は約3年ぶりの・・・

【新極真カラテ泉中田道場】YouTubeチャンネル更新の

お知らせです!

2023312日 泉公会堂で開催された

『第36 泉区青少年フェスティバル』にて

空手演武を披露した際の動画です。

コロナ禍を経て、演武披露は4年ぶりとなりました。

下記URLより是非、ご覧ください!

▶︎空手演武 第36回 泉区青少年フェスティバル

https://youtu.be/IsCwNnZ__oY

 

チャンネル名:新極真カラテ泉中田道場

https://www.youtube.com/channel/UCtOAukMkM0zkugtHrt-vkWw

YouTube内で【泉中田道場】を検索しても見られます。

【チャンネル登録】もよろしくお願いします!

チャンネル登録すると動画を探しやすくなり、

新しい動画の通知を受けることもできます。

道場の詳細を知りたい方は【概要】欄に記載が

ありますので、合わせてご覧ください。

道場の入門・見学も随時歓迎!

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