泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

2024⑥ 6~7月の出来事 後編(イベントがたくさん~ドリームフェスティバル全日本大会へ)DF出場者紹介!

2024-07-14 14:05:42 | 日記

 数日前にアップした記事で予告した通り、その後編の記事です。

 まずは県立武道館柔道場で行われ、入賞者を多数輩出できた内部試合の報告から。

 

★7月6日(土)神奈川ウエイト制空手道錬成大会(内部試合)

8名が出場

組手部門 7名が出場 4名優勝

型部門  6名が出場 2名優勝

 

組手 部門 (審判5人制)

 

優勝 大谷 琉貴(中学エキスパート重量級の部)

*1回戦 本戦5ー0  2回戦(決勝戦)本戦5-0  (写真 赤)

 

 

優勝 長嶋 あかり(中学女子エキスパートの部)

*1回戦(決勝戦)本戦 合わせ一本勝ち(写真 白)

 

 

優勝 金村 美里(小学5・6年女子エキスパートの部)

*1回戦 (決勝戦) 本戦5-0(金村に「技あり」)(写真 白)

 

 

 

優勝 矢口 晴(小学5年男子エキスパート重量級の部)

*1回戦シード 2回戦(決勝戦) 本戦4-1(写真 白)

 

 

型 部門 (審判5人制)

 

優勝  山村 優心(小学高学年年入賞者現5級の部)

*1回戦 シード 2回戦(決勝戦) 4-1 (写真 白)

 

 

優勝 長嶋 あかり(小学高学年入賞者青帯の部)

*1回戦 5-0 2回戦 5-0 3回戦(決勝戦)3-2(写真 白)

 

 

 5月の内部試合から約2か月、改修された神奈川県県立武道館の柔道場で(前回は剣道場でした)で行われた神奈川ウエイト制錬成大会に8名の選手が13部門(組手7・型6)に出場し5名6部門で優勝をすることが出来ました。前回の内部試合の会場 の剣道場もキレイでエアコン空調が完璧で快適でしたが、柔道場はさらにカッコよくもちろんエアコン完備。スプリングの効いた柔らかいカラフルな畳は見栄えも良い最高の会場でした。改修前のここは扇風機しかなく、風通しも良くなかったので「今日はどうかな~暑かったらヤダな~💦」と少し心配して行きましたが、その心配は杞憂に・・(^▽^)/。大事なトイレもピッカピカ!本当に良い会場だ!

それでは主に入賞者についてのコメントをします。

 型で優勝を果たしたのは山村優心選手。昨年の5月に優勝して以来実に1年以上経て・・まさに執念(?)で勝ち取った優勝メダルです。稽古では常に一生懸命に頑張っていて、型の技術も確実に上がっています。ですが挑戦し続けている大会では、なぜかなかなか旗は上がってくれず、1~2回戦を勝っても決勝では敗れ優勝は掴めず・・だったので本当に「勝ってほしい!勝たせてあげたいな~」といつも思っていましたが、今回とうとう自分の力でその壁を打破してくれました!難しい型である「平安Ⅳ」での勝利・・優心、めげずに本当によく頑張りました。素晴らしい心の強さです!組手で優勝した1人目は矢口晴選手。前々回2月の横須賀大会で優勝して以来2大会ぶりの優勝でこれで組手は通算4回目。今回は組手のみに絞っての出場。これは良い判断だったと思います。稽古ではとにかく腰を落として上半身を左右に切り(振り)左のパンチを強く出せるように繰り返し指導しましたが、幾分ですがその効果は出ていたようです。1回戦を完勝し勝ち上がってきた同門の大谷星蒼選手との同門初対決(矢口はシード)になりましたが、真っ向の打ち合いが嚙み合った好勝負。若干前に出た矢口選手が4-1の判定勝ちで先輩の意地を見せました。次の優勝者は前回の内部試合で成長を見せた金村美里選手。ワンマッチのみの組み合わせになりましたが、上段蹴りの上手い対戦相手に対して近頃モデルチェンジした「パンチ中心の組手」で圧倒・完封。前に出て下突きで「技あり」を取る力強さを見せ、久しぶりの優勝メダルを獲得しました。昨年までは型中心で試合に出ていましたが、5月の内部試合で組手の試合に目覚め(?)、組手でも十分に通用するところを見せてくれました。3人目の優勝者は学年上げで中学生部門に挑戦している大谷琉貴選手(小6)。前回(5月)に初めてこの部門に出場し、1回戦は勝ちましたが決勝では惜しい戦いで敗れていました。ですから学年上げとはいえ今回は完全に優勝を狙わせての出場です。結果1・2回戦とも危なげない形で勝利しましたが、試合前の特訓で私が感じた彼の技の威力や指導した技術(今回は特に左下突きを出せるように指導しました)が発揮されたとは言えず、それ故に「技あり」などの明確なポイントは奪えなかったことも含めて、優勝はしましたが「今の琉貴からしたら65~70点くらいの採点かな~」が私の感想でした。彼にとって初めての外部大会であるドリームフェスティバルの新人戦では体全体を大きく使って爆発してほしいと願います。そして4人目の優勝者は型でも優勝し、今回のウチからの出場者では文句なしにMVP的活躍をした長嶋あかり選手。型では1・2回戦はフルマーク勝利。決勝戦では同門の伊藤佑選手と実に3回目の対戦(全部決勝戦)。いつも旗が割れるこの対戦、今回もやはり3-2のスプリット判定で長嶋選手が辛勝でした(通算2勝1敗)。そして今大会で最大の盛り上がりを見せた組手の試合。中学2年生で(長嶋は小5)体格・修行歴などでかなり上回っている選手が相手です。実は相手の選手はウチの道場の2選手(今回は不出場)と以前に対戦がある選手なので、長嶋選手との対戦が決まってからはその映像をただちに見せながら勝ち筋を研究・説明・指南。さらには私が仮想相手の選手となってその策を実行する為の練習を何度も何度も行いました(前回ブログ「稽古風景」参照)。私が考えた「この通りに戦えれば勝てるチャンスは十分ある・・」という策を何パターンかは練習しましたが、とはいえ圧倒的な体力の差を中心に考えた実力はおそらくまだ相手が上。実際の試合で、相手の圧力が長嶋選手に掛かった時に「このシミュレーション通りにできるかな~?普通はそんなに上手くはいかないもんな~」と心配して試合に送り出し、見ることになりましたが・・・なんとその練習通りに!いやそれ以上の理想的な闘いをしてくれて上段蹴りで技あり2本の「合わせ一本勝ち」!まさに「ジャイアントキリング」を果たしてくれました。あかり、よくやりました!本当にたいしたものです!素晴らしい勝利、記憶に残る名場面でした

 

*今回は長嶋選手に敗退した対戦相手のO選手。決着がついた後の礼の仕方や勝者であるあかりへの気遣い讃える姿などその他、試合後の態度や潔い振る舞いは本当に見事でした。そこも見ていてとても感動しましたし「ウチの生徒にも見習わせなければな~」と思った場面でした。道場は違いますが、O選手の今後にも「これからまた頑張ってください」と期待しております。

   

                       

 

 

前回・前々回の内部試合では、ほぼ同じメンバーが出た中で優勝者はそれぞれ1名のみ・・の結果的にも内容的にも芳しくないもので試合会場からの帰りはイライラムカムカ悔しい気持ちでしたが、今回は優勝者の数とそれぞれの試合内容など良いものが多く(型は・・もう一つでしたが・・(苦笑))、久しぶりに気持ちよく帰途につけた日でした(笑)。

 上の写真にあるように今回は試合に出ないけど応援に来てくれた田中碧翔くんや数名のお父様方がウォーミングアップなどでお手伝い・サポートで大活躍、さらには選手同士でも一緒に様々なことを行なっている姿は、審判・スタッフをやりながらチラチラ見ていて微笑ましく頼もしく嬉しい姿でした。また道場の仲間の試合への応援の声も、前回以上の今までで一番の大きさと盛りあがり!優勝した選手・戦った選手に駆け寄り讃えている姿も気持ちのこもったもので、泉中田道場関係者のチーム感を感じられました。道場の長として嬉しい限りです。皆さんありがとうございました!

   

 いよいよ2週間後には(このブログ発表時には1週間後)いちばんの大目標であります空手ドリームフェスティバル全日本大会が開催され、ウチからは少年部の4名が(5部門)出場します。前回(前編)のブログでの田中選手の活躍と今回の内部試合でのみんなの活躍・・と、良い形でその舞台に臨めそうです!

 

☆稽古風景

 

                                 

 

前回に引き続き稽古風景を少し・・。少年部は内部試合からのドリームフェスティバル全日本大会への練習、さらには新入門者の加入で活況に満ちております。土曜午前の練習では夏の泉中田道場名物のミストを解禁。生徒は休憩の時間や稽古終了後に体を冷やし癒すことができます。少年部のこの頃の稽古量や質は本当になかなかのもので、特別稽古も含めたら週に4回(1回が1.5~2時間)、それを継続して参加行っている少年部生徒達には本当に感心します。だからこそ、この頃の大会での良い成績が取れているのだと思います。一般は・・・生徒が来てるには来てるのですが、それぞれが週に1回弱・・?くらいの生徒が多く、それがスレ違い的に道場に来るので、来た生徒が「一般部は少ないですね~」」とか言ってくれるのだけど、「いや、俺はそれぞれの生徒に少ない回数ではあるが間違いなく会ってるから(たくさん来れば他の生徒に会えて存在が確認できるよ(^^;))」という変な感じ(?)になってます(苦笑)。その中でも唯一の一般部選手稽古生である宮崎響1級は現在、空手の試合とは別の世界の競技への挑戦をしていて、その為の鍛錬も含めて道場でストイックに稽古に励む姿が見られています(この「挑戦」については次回以降のブログで紹介したいと思っています)。

 

いつもこのブログで書いてますが、道場はここにあり、私はそこに居ますので、来られる時は皆さん道場に来て少しでよいので汗を流してください。

 

☆ドリームフェスティバル出場生徒紹介

さあ、いよいよ来週末7月20・21日は私達が所属している全世界空手道連盟新極真会の少年部・学生・壮年部・型などの最高峰の大会である「2024 空手ドリームフェスティバル全日本大会(今年は国際大会)」です!

 ウチからの出場選手を紹介いたします!

*名前・級・出場部門・主な戦績。田中選手だけは組手・型のW出場なので両方の実績を表記

 

 

臼井 空鳳(うすい らお)4級 

組手 小学6年男子軽重量級

内部試合4回優勝

2024埼玉県大会初級部門優勝

 

田中 碧翔(たなか あおと)5級

組手 小学3年生男子重量級

型  小学3年生男子

内部試合 組手7回優勝・型5回優勝

2022全関東大会上級部門3位(組手)

2023埼玉県大会上級部門3位(組手)

2023栃木錬成大会上級部門優勝(組手)

2024栃木錬成大会上級部門2位(組手)

2024栃木錬成大会上級部門3位(型)

2024埼玉県大会上級部門優勝(組手)

2024東京都大会上級部門3位(組手)

2024関東錬成大会上級部門2位(組手)

 

長嶋 あかり(ながしま あかり)7級

組手 新人戦大会小学5年女子重量級

内部試合4回優勝

2024栃木錬成大会初級部門優勝

 

大谷 琉貴(おおたに るき)6級

組手 新人戦大会小学6年男子重量級

内部試合5回優勝

以上の4名が極真空手の聖地である「東京体育館」の舞台を踏みます。関係者の皆さん、熱い応援をお願いいたします!

 

〇木元道場ジャージ(新)が発売されるようです!

  

 7月6日の大会会場で紹介されました「木元道場ジャージ(新)」が近日発売されるようです。道場責任者ということで、私は先駆けて支給していただきました。新しいジャージは・・ここ数年全く買ってなかったので(苦笑)、とってもとっても嬉しいものですね!デザインもカッコいいのでたいへん気に入ってます(^▽^)/

 

次回は「空手ドリームフェスティバル2024」の報告になると思います。

     

 

   

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024⑤ 6~7月の出来事 前編(イベントがたくさん~ドリームフェスティバル全日本大会へ)

2024-07-10 21:42:02 | 日記

 前回のブログ記事アップからあっという間に2カ月弱・・。

 なんでこんなに月日の過ぎるのは早いのか・・?

 このブログ記事執筆(で、言い方は良いのか?)と投稿から逃げているわけではないのですが、1つの記事を発表するのは結構なエネルギーが要りまして、だから1つ発表が終わったらホッとして「あ~しばらくは書かなくていいんだな~」なんて思っていたら・・それこそあっという間に(何回言うのだ・・)1~2ヵ月が過ぎてしまっている・・・(-_-;)という感じなのであります。

 別にこのブログ記事投稿は私の義務では無いので気にしなくてもいいや・・できる時でいいや・・と思い、その気持ちに逃げることもあるのですが(苦笑)、編集画面で見られるアクセス回数や閲覧数などのデータを見てみるとこれが意外にあり(ありがとうございます(^^;))、「皆さんがまあまあ期待してくれてるのかな~・・楽しんでくれてるのかな~」と思うと、「ヤバい!早く新記事を書いて投稿せねば💦」という気持ちに苛まれる(?)のです(^^;)(-_-;)

 と、かなり長い言い訳を前書きにして6~7月半ばまでにあった出来事を報告します。東京都大会・関東錬成大会・昇級審査会・内部試合・稽古風景・その他(考察)・・など、ありますのでまさに盛沢山。だから前編と後編に分けました。

 まずは前編です!

 

6月16日(日)東京都空手道選手権大会(外部試合) 駒沢オリンピック公園総合運動場内競技場   

1名が出場

組手部門 1名が出場 1名入賞(田中碧翔)

 

組手部門 *全て3人審判制

 

田中 碧翔(小学3年生男子 上級重量級の部)第3位入賞

1回戦 本戦3ー0(田中に技あり)  2回戦 本戦3ー0(田中に技あり)  準決勝戦 本戦0-3 

         

 県大会では福岡県大会と並び最も大きな大会と思われる東京都大会(今回の総出場者数は1300人超)に当道場のエース選手格の田中碧翔選手が出場しました。昨年に初めて開催されたこの東京都大会ですが、去年も田中選手は出場。その時は1回戦敗退。それから1年間・・様々な大会での修練と経験、さらには実績を重ねてきたので、今回は優勝を狙っての出場でした。結果は準決勝戦で優勝者に敗れて3位入賞。昨年~今年前半だったら喜びの結果でしたが、そこは意識的にも実力的にも県大会では優勝を狙えるものになってきた選手なので嬉しさ半分悔しさ半分・・と言ったのが戦い終えての感想でした。試合の内容は1回戦はこの頃得意のパンチの打ち合い→右回りからの下段などを駆使して最後は上段蹴りで「技あり」を取り完勝。2回戦はやや押し込まれる苦戦の展開でしたが、終盤に上段蹴りで「技あり」勝利。さあ準決勝戦・・なのですが、ここでアクシデント。どうやらすでに体力・気力が尽きた感があり、試合前にアドバイスに行っても・・なにか上の空で聞いている感じ・・全然耳に入ってない(;'∀')。1分30秒の試合はいつもより長く、それを2試合闘ったからかとても疲れてしまっている感じを受けたので「こりゃダメかな~」と思いながら試合場に送り出しましたが、案の上エンジン全開ぶりが見られない感じ、相手は各ブロック大会で優勝実績のある強敵です。ポイントは取られませんでしたが普通に(?)敗北してしまいました。後で聞いたら少し体調が良くなかったとのこと・・・まあそれならば仕方ないです。ただ、この東京都大会は今年から始まった来年のドリームフェスティバル全日本大会出場選手(上級者)の選抜大会で各階級上位2名に入ればその権利を得られたので、そこは「惜しかったな~、欲しかったな~」とは思いましたが・・。

       

 今回の大会でも私は審判として参加させていただきました。審判のお役目はとても重く、出場選手のためにも闘っている両選手の各アクションに反応し、正確でしっかりとした判定を下せるようにしなくては・・といつも緊張しますが、審判のローテーション間や休憩時間に、昔に一緒に稽古をして今は独立して支部長になっている先輩や後輩や、私の現役選手時代に闘った選手達・同時代の選手達(現在は支部長や道場長になっている方が多いです)との旧交を持てる場・話しをできる場でもあるので、ある意味楽しみにしている部分もあります。今回もたくさんの人と色々な事をお話できました。こういった形で参加できるのは「自分の育てた選手をその大会に出している」というのがある程度の条件でもありますから、田中選手が私をこういった場に連れて行ってくれていることになります。その意味でも田中選手はじめ、外部の大会に出場してくれるウチの選手には感謝しています(特に今回はたまたまお願いをできるチャンス・タイミングがあり、緑健児代表と写真を撮っていただける光栄に預かりました。自分の生徒が入賞した中で緑代表と写真を撮っていただける日が来るとは・・・緑代表との写真は私の現役選手時代の第12回全日本ウエイト制大会初日終了後に2ショットで撮っていただいて以来約30年ぶり!本当に嬉しく感激でした(^^)v!→今回の見出しの写真)。

 

 試合前の開会式で自分から一番前に並ぶ姿勢・・とても良し!次の大会は2週間後に栃木で行われる関東錬成大会・・・そして一番の目標の本番であるドリームフェスティバル全日本に続きます。それまでまた鍛えなおして最高の状態で臨めるようにしたいです!

 

 

6月23日(日) 昇級審査会(泉中田道場)

                      

 今年2回目の昇級審査会。今回は白~青(7級)までの3名の少人数受審者での審査会でした。3名の受審生徒は、審査前の稽古での審査練習ではかなり私に叱咤をされまくり(簡単に言えば怒鳴られ叱られまくりです‥苦笑)でしたが、その甲斐あってか(?)当日は伊藤くん・劉くん・ハオくん、3人ともに技も気合もなかなかで、私も声を荒げることはほぼなく、非常にスムーズに審査を進め終われることとなりました。「いつもの稽古でも、この審査の様にやってくれたら怒ることもないのにな~」と思いつつ、11時過ぎには終了。当日は受審者の保護者の皆さんに加え白帯生徒も見学に来てくれて、それによって(見られてることによって)受審者は緊張感を持ち続けた良い作用もあったと思います。見学に来てくれた皆様もありがとうございました。

 

6月30日(日)関東空手道錬成大会(外部試合) 栃木県南体育館  

1名が出場

組手部門 1名が出場 1名入賞(田中碧翔)

 

組手部門 *全て3人審判制

 

田中 碧翔(小学3年生男子 上級重量級の部)準優勝

1回戦 シード   2回戦 本戦3-0  決勝戦 本戦0-3 (相手に技あり)

        

 栃木支部主催の大会はこの関東錬成大会と栃木錬成大会があります。昔は関東錬成大会の方が規模の大きな大会だったと思いますが、現在ではほぼ同じ大会と思ってよい感じのようです。その関東錬成大会に、2週間前に東京都大会で3位入賞をしたばかりの田中碧翔選手が出場し、上級の部で準優勝をしました。田中選手は、この栃木支部主催の大会にはこれで3回連続の出場で、前々回の栃木錬成大会では優勝・前回の栃木錬成大会では準優勝と2回とも高成績で、それが認められたのか今回は全7名のトーナメントでしたがトップシード選手になっての出場でした。私の道場の少年部選手が他支部主催の大会の組手上級部門で「トップシード」になるのは本当に何年振りのことでしょう・・。とても嬉しく誇らしいことです。

 そんな感じですから今回は当然に優勝を狙っての大会出場でしたが、結果は残念ながら準優勝でした。2回戦(1回戦はシード)は動きも良く、左右の膝蹴りを中段・上段に連打する試合。新しい展開で相手を圧倒しての勝利は「また引き出しが増えたかな」と感心しましたが、決勝は過去に数回闘っている相手からの圧力戦法(いつも思うがあれは「押し」の反則ではないのか・・?実際に注意1はもらっていたようだが・・)に少し慌てたのか、その圧力からの胴回し回転蹴り(写真下から4番目)をもらってしまい「技あり」で万事休す・・。2月の江戸川で胴回し回転蹴りは既にもらっている経験(違う相手だが)をしているので「またもらったか~」と・・そういった意味で悔しい敗退でした。

 優勝はできませんでしたが、試合の内容そのものは悪くなかったと思います。これだけたくさんの大会に出場している選手です。1回の大会での結果で一喜一憂しすぎることなく、大会・試合で表れた長所や課題を検証また検証して、課題は修正・補強、長所は拡張・増幅していく作業に入ればよいのだと思います。

 これで田中選手のドリームフェスティバル全日本大会前の試合は全て終わり、いよいよ3週間後の本番に臨むことになります。2月の江戸川は1回戦敗退・3月の栃木錬成大会は準優勝・5月の埼玉県大会では優勝・6月の東京都大会は3位入賞・そして今回の準優勝・・・(その間の内部試合にも出場)。外部大会で4連続入賞でトロフィー獲得(全て上級の部)はとても立派な戦績ですが、全日本大会ではこの実績を遥かに超える選手がゴロゴロいるので、勝ち抜いて入賞トロフィーを手にするのは本当に厳しい戦いが予想される舞台でしょう。

 とはいえ昨年からかなり実力と実績を高めた田中選手ならば十分にそのチャンスはあると思います。あと3週間・・。しっかり練習して、体調を整えて、夢の舞台に挑んでくれることを期待します!

*今回の栃木遠征では西口道場おじさんずクラブ(?・・失礼)にウォーミングアップや応援でとても お世話になったようです。この場を借りて私から厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

☆稽古風景

                                     

 6~7月は大会や審査などのイベント・具体的な目標が多かったので、その対象者・出場者には特別稽古やほぼ個別にしての稽古などをした上に、さらには新入門者も来てくれたので本当に大忙しでした。 そんな忙しい月でしたが、少年部では保福さん(2級)が指導を助けてくれて大助かりでした。いつもありがとうございます!またアイスやお菓子・ジュースなど様々な差し入れをくださる保護者の皆様、本当に本当にありがとうございます!上の写真からも分かるようにここ数年の泉中田道場・・とくに今の少年部は本当に盛り上がっている時代だと思います。次の後編ではウチから8名が出場する7月6日の内部試合の報告から始まると思いますが、私もかなり体を出しての特訓(特に最後の写真3枚・・何回蹴らせたんだろ(^^;))を行なったので、おそらく良い結果を報告できるでしょう(もう結果は皆さんも知っていますね・・笑)

 ということで、近くアップされるであろう次の記事投稿をお待ちください。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする