泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

2020⑧ 12月26日 昇級審査会&年末納会(大掃除&出席ポイントランキング発表)

2021-01-04 00:09:57 | 日記
12月26日(土)に今年最後の行事である昇級審査会と大掃除・出席ポイントランキング発表会が行われました。

年内最後の道場活動日にこのようなイベント日なったのは「1年を締めくくる」という意味でも日程的にとても良い感じでした。
それではその様子をお伝えいたします。

当日は8時45分に開館。暖房は稼働するとはいえ、コロナ感染防止のことを考えて、窓を開放し換気をしなければならないので「寒さ」をとても心配したのですが、ありがたいことに天気は良く、寒さも心配したほどでもなかったので、受審者達にとってはなかなか良いコンディション(環境)の中で行えたのは本当にありがたいことでした。
今回の受審者は白~黄色帯の合計13名。前回9月に続き受審した生徒も多く、そのために掲載した写真はあまり変わり映えしてないかもしれません(苦笑)










 








9時05分に私の挨拶・諸注意、10分から審査会開始。前回9月は17名だったため3グループに分けましたが、今回は2グループに分けての編成。
1グループ目は白・オレンジ帯の5名です。
基本(伝統・実戦)、移動(伝統・実戦)、体力、作法・・など。審査は初めての白帯生徒、2~3回目のオレンジ帯生徒。慣れていないのでギコチなさはありますが、一生懸命さはとても伝わります。それぞれの生徒が、審査前の練習で私から指導・指摘を受けた箇所を自分なりに修正してくれていたのが見られたのは、とても嬉しかったです。







































第2グループは青~黄色帯。前回も同じことを書いたと思いますが、このグループの受審者達は今回も技術・気合ともになかなかのものを見せてくれました。それぞれの項目をちょっとした演武のように(?)流れ良く行い、こなす彼らを見て「みんな入門して約2年か・・着実に上手になってくれているな~」とこちらも嬉しい気持ちで安心して審査していました。強いて言うならば、さらにもう一段階上の「気迫」と良い意味での「欲」が見られれば、技量・力量もワンステージ上の強さを感じるモノになるのにな~と思っています。来年からの稽古で見せてくれること、「上手さ」に「強さ」が加わることを期待します。


















 


















グループ別の審査の後は型審査・組手審査と続きます。組手審査では皆がさらに緊張をするように1組ずつ(皆に見られる中で)行いました。また、単一道場での審査会ではどうしても対戦相手の組み合わせが同じになってしまうこともありますが、それぞれの受審生徒にまあまあの試練(調度良いくらいの)を与えることを考えてマッチメイクをしました。そのために、田村2級と弥頭英樹3級・西岡指導員の上級者先輩方に組手要員としてお出ましを願いました。
前回と同じ組み合わせだった生徒も含め、今回はそれぞれが少し苦しく痛い(怖い)試練を味わったと思います。上手くいった体験・勝利をした成功体験と共に、ドキドキする思い・苦しい思い・怖い思い・痛い思い・悔しい思い・・などの経験は、心と体の強さの成長を引き出すうえでとても重要なものだと考えます。
組手要員で来てくれた先輩方には対戦者に「調度良い形で、少し試練を与えてください・・」と、かなり難しい注文をしておきましたが、それぞれとても上手に組手の相手を務めてくれていました。ダテに長い経験を積んでいるのではない・・と、あらためて感心しました。見学者の皆さんもフルコンタクト空手の・・・特に弥頭3級VS金城7級の大人の組手の迫力には驚いたと思います。受審生徒は、相手をしてくれた先輩方に感謝するとともに、自分たちもその役目を担えるようになってほしいと願います。









今回の審査会のお手伝いをしてくれた西岡義高指導員(号令掛け、審判、組手対戦相手、その他)・建石1級指導補佐員(号令掛け、会場作り、その他)、組手対戦相手の田村2級、弥頭英樹3級です。本当にありがとうございました。







全ての審査をやり遂げて、外からの日差し(光)を浴びて整列・黙想をしている皆さんの姿はとても凛々しく、かっこよかったです。








帯ごとの受審者が当日の審査会補佐員と記念撮影です。






























審査会終了後は、建石マネさんに采配を振るってもらい、その場に来た生徒全員で道場の大掃除。
その後はジュースで乾杯と唐揚げを食べながら軽~い納会(約20分くらい?)。泉中田道場出席ポイントランキングの発表も行いました。上位者にはささやかな品物ですがプレゼントを贈呈しました(上級者除く全生徒対象、8位まで・・出席ポイント100以上)。受賞した生徒が喜ぶ姿とそれ以上に、他の生徒が入賞者に対して素直に拍手・祝福している姿は私が大好きな光景で、長年この世界に居られる理由の一つです。見ていて本当に気持ちよく、感動します。
稽古はこのランキングで上位に入ることが目的でするわけではないと思いますが、出席率=稽古への熱心さ=努力=「技量・力量・心の強さの向上」へのいちばんの近道」だとも思いますので、その姿勢は評価され称えられてよいのでは・・と思います。ちなみに1位佐藤くん、2位松村くんでした。(その他の順位ランキングは建石マネさんからのライン連絡や道場掲示の順位表参照)

今年は南天のついた少し艶やか・豪華(?)なお飾りです。


世界史上的に見ても・・とても特異な年であった2020年が終わりました。マスクをするのが日常・・という本当に去年まででは全く考えられない・・このような社会状況の中でも変わらず道場に来て稽古をしてくれたこと、生徒はじめ保護者様・関係者様に厚く御礼申し上げます。
生徒が皆さんがいてこその道場です。2021年も泉中田道場を己の研鑽と楽しく充実した時間にするために足を運んで、たくさん使ってください。

私も精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!




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2020⑦ 年末・・道場風景

2021-01-03 23:29:15 | 日記
今年6月の稽古再開より、コロナウイルス感染拡大防止のために少年部はそれぞれ1時間弱の2部制に、一般部は時間を従来より20分短縮した形(約1時間)にしまして、今ではそれがすっかり定着した感があります。1クラス1時間半だったクラスを2つに分けたことにより、生徒の皆さんにとっては稽古参加が良い意味で手軽になり、出席しやすくなったか・・と思われて、その点は良い面だと言えます。半面、前の1部制では少年部全生徒が顔を合わせて稽古をしていたため、先輩が後輩の見本となり育ててくれる作用があり、少年部生徒全体がみんな顔見知りで一つのチームのようだったのが、現在では軽く分断されてしまっているように感じてしまうのは、この社会状況で仕方ない事とはいえ少し複雑な思いです。しかし、全員がひとつのクラスで一緒に稽古できる土曜日午前クラスがありますし、掲載した写真からも、みんなが生き生きと楽しそうに稽古してくれているのが分かるので、それをあまり深く考える必要は無いのかもしれません。

泉中田道場で行われた9月の審査会を経て、年末へと向かっていく道場風景をお伝えします。

    






















































































12月の審査に向けての練習をはじめ、少年部・一般部共に様々な稽古をしている様子がお分かりになったと思います。
次回は12月26日の審査会の様子をお伝えします。

*道場の看板文字を新しくしました。キレイになっていたことに気づいた方は何人いたでしょう?(写真参照)
また、掲載した写真にもありますが、一般部ではたまにですが上段(顔面)への手技の攻防練習も行います(希望者のみ)。当道場一般部の金城6級がボクシンググローブとヘッドギアを2組ずつ寄贈してくれまして設備拡充であります。おかげで皆で一斉に練習ができるようになりました。金城くん、本当にありがとうございました。




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