2022年が始まっております。
あっという間に・・・3月!? 本当に早い!!(いつもこの始まり方)
1月~現在にあった主な出来事を報告します。
普段の稽古の様子です。
年明けから、通常の稽古に加え武器術(ヌンチャク)なども加え、いろいろなことをやってます。
★2月26日(土)横須賀新人戦空手道錬成大会(神奈川東横浜支部内試合)
5名が出場(組手部門5名・型部門4名)
組手部門 2名優勝
型部門 2名優勝
組手部門
優勝 松村 優風(小学4年男子の部)
*1回戦 本戦優勢勝ち。2回戦(決勝)延長戦優勢勝ち
優勝 田中 碧翔(小学1年男子エキスパートの部)
*1回戦 本戦「技あり」優勢勝ち。2回戦(決勝)延長戦優勢勝ち
型部門
優勝 松村 優風(小学高学年入賞経験者 青帯の部)
優勝 矢口 晴(小学低学年 オレンジ帯の部)
今年初めての大会にして年度最後の大会である横須賀大会。泉中田道場からは5名が出場し、4部門で優勝を出すことができました。また、入賞できなかった選手もそれぞれ1~2回戦を勝ち抜くなど、総じて皆さんなかなかの活躍ぶりだったと思います。その中でも活躍がひと際光ったのは組手・型のW優勝を果たした松村選手。型では堅実で整った型を行ない2試合を危なげなく勝ち抜きました。組手では2試合とも、常に前に出ながらパンチの連打を浴びせる積極的なスタイルで、休まず手を出すことにより相手の攻撃を封じ打ち勝つという・・久しぶりの試合出場でしたが、見ていて「気持ち」を感じる好感の持てる闘いぶりで内容も良い試合でした。昨年から大会に出始めるや活躍を続けている田中選手は幼年時代最後となる今大会でも、組手で優勝を果たしました。1試合目は得意の左上段回し蹴りで技あり。決勝は上段蹴りの上手な選手の蹴りをしっかりと受けてからのパンチの連打・・と、パワーと積極性で勝ち切るこれも良い試合でした。これで組手は5回目の優勝。1学年上の部門の中でこの戦果はまさに驚きに値すると思います。型で大会の念願の初優勝を手にしたのは矢口選手。昨年から組手の大会に挑戦し始め、1回戦を勝ち抜くことはあったのですが、なかなか入賞に手が届いていませんでした。今回は型にも初エントリー。少し緊張が見られた感じでしたが、2試合を勝ち抜き優勝!嬉しい初メダルを手に入れました。次は組手でも初優勝を狙ってください(組手は今回も1回戦勝利・決勝で敗退)
先述しましたが、今回は入賞できなかった選手も1~2試合を勝ち抜く健闘を見せました。w優勝をした松村選手と組手・型両部門決勝戦で闘ったのはなんと同じ道場・同じ小学校ででいちばん仲良しの岡田選手。型では2試合を勝ち抜き、組手初戦では体重60㎏の大柄な選手に真っ向から勝負し本戦勝利、それぞれ決勝に進出しました。同門決勝戦で惜しくも敗れましたが、入賞に遜色ない活躍でした。この悔しさのエネルギーを次回に繋げてほしいです。
今まで何回も見てきましたが、同門対決・同門決勝戦というのは、嬉しくも辛いものです(私自身が闘った経験もあります)。トーナメントの組み合わせは、なるべく同門対決が起こらないように同じ道場の選手は別のブロックに振り分けることが多いので、同門対決が起きるとすればトーナメントの上位回戦になります。それは「その部門をウチの道場の選手が完全制覇した」ということで嬉しく誇らしいのですが、いつも道場でお互いに練習相手(パートナー)として技を磨きあっている仲間同士で勝負をつける・・というのですから、闘う選手もやりづらいでしょうし、その選手を指導する者にとって見ていて「どっちも優勝にしてあげたい・・」となかなか苦しく、辛いものがあります(甘い考えなのでしょうが・・)。
今回二人が同部門にエントリーをした・・ということが分かった時に「両方ともこうなって(同門決勝)くれたらいいな~」と思っていましたが、いざ実際に闘っている姿・決着が出た後の姿を見ると「やっぱ辛いわ(苦笑)」と・・・なりました。このありがたくも複雑な感情を与えてくれた二人の活躍に感謝します。
嬉しい結果、悔しい結果、実力を出せた選手、残念ながら実力を出せなかった選手・・・出場した選手はたくさんの事を想い・感じ、良い経験になったと思います。
私も「生徒のみんなが自分の努力の成果を発表し表現できる場である大会・試合はやっぱりいいもんだな~」とあらためて思いました。
★2月26日 神奈川東横浜支部 木元道場 合同稽古会
横須賀大会が終了した後の同会場で、木元道場初の試みとなる「全道場合同稽古会」が行われました。コロナ禍で長らく行われていない合宿の代替措置ともいえるこの会に、木元道場全道場から約170名、泉中田道場からは14名の生徒が参加しました。
体育館の中ではそれぞれの帯・級ごとにグループに分かれて型や審査項目の稽古を行ないました。
写真を見ても、たくさんの生徒が集まり稽古する姿は壮観です。
合宿に参加したことのない泉中田道場生はこういった経験は無いと思うので、この世界の広さ・大きさ・仲間の多さを感じられて新鮮だったのでは・・と思います。
2022年が明けて、あっという間に2カ月が過ぎ、3月になりました。
生徒の技量も少しずつ上がり、新規入門者も3名迎えられ「まずまずの滑り出し・・」と思っていたら
この合同稽古会の後に、私がまさか・・・まさかの展開になるのです・・(-_-;)