暑かった夏が終わろうとしています。
前回のブログ発表から現在までにあったことを報告いたします。
★7月23日(土) 空手ドリームフェスティバル2022
前回の記事でお知らせしましたが、7月23・24日に新極真会の一大イベントである「空手ドリームフェスティバル2022」が行われ、23日の部門に泉中田道場からは2名の選手が出場しました。その結果を報告いたします。
●田中 碧翔 選手
(組手 新人戦部門 小学1年生男子の部)
1回戦 不戦勝
2回戦 判定勝ち(本戦2-0、延長5-0)
準々決勝戦 判定負け(本戦0ー5)
一昨年の9月に入門し(5歳)、翌年(去年)の2月からの内部試合は全て出場し、組手では優勝5回・型では2回の実績を重ね、全関東大会・世田谷杉並大会などの試合を経験したうえで、ついに新人戦部門とはいえドリームフェスティバル全日本大会に挑戦しました。3回戦(ベスト8)まで進出しましたが、惜しくも入賞はできませんでした。出場したことにより、大会の大きさやこの世界の広さを実感したと思います。これからまたたくさんの研鑽を積んで来年を目指してほしいです。
●西岡 義高 選手
(型 シニア男子の部)
1回戦 判定負け (1ー4)
(組手 45歳~50歳男子軽量級部門)
1回戦 判定負け (本戦1ー4)
2012~14年、3年連続入賞(組手)の実績を持つ西岡初段が、約4年間の時を経て久しぶりに東京体育館の試合場に帰ってきました。今回は型・組手の両部門(W)出場でしたが、4年のブランクは如何ともしがたく、思うような試合・結果にはなりませんでした。しかしその挑戦心は立派の一言。願わくば、もう一度、今度は部門を片方に絞って挑戦してほしい・・と思っています。
コロナ禍の影響などでドリームフェスティバルが大阪で行われたりで、私も少し久しぶりにこの大会を見ましたが(審判をしながら)、やはり日本一を決める大会・・出場選手の競技レベルの高さには改めてビックリしました。特に二日目(24日)の少年・少女の組手の試合は本当に凄くて「この大会を勝ち抜くにはどれだけの量の練習をしなければならないのだろう・・?(-_-;)」と感心を通り越して感服の思いでした。
★8月6・7日 神奈川東横浜支部 木元道場 夏合宿
泉中田道場から2名が参加
コロナ禍の影響で休止になっていた合宿が再開されました。泉中田道場からは田中碧翔くんと伊藤佑くんの少年2名が参加しました。私は参加しませんでしたが、2人とも他の道場の生徒と混じって楽しく元気に2日間を過ごしてきたようです。2人の部屋の担当指導員は私の兄の茂木智之指導員(師範代)だったので、後日に2人の合宿での様子を詳しく聞くことができました。
茂木師範代や同じ部屋だったオウスガブリエル勇太くんをはじめとする、今回の合宿で泉中田道場から参加した2人の生徒の指導やお世話をしてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。
ドリームフェスティバル・夏合宿が終わり、道場の夏休みをはさんで・・・また稽古の始まりです。
家族旅行にいった生徒の皆さんからは、道場のみんなにお土産を買ってきてくれた生徒もたくさんいて「道場の事を気にかけてくれている気持ち」をとても嬉しく思い、保護者の方も含めた皆さんに感謝です。本当にありがとうございます!
暑い日々にも関わらず、道場にはとても稽古参加者が多く来てくれて、さらに暑い・熱い時間が過ごせています。
内部試合(9月 横須賀・10月藤沢)と昇級審査会(9月)という具体的な目標があるからだとも思いますが、それ以上に生徒の皆さん全員から体を鍛えること・汗をかくこと・強く上手くなること・・・を欲してくれている感、努力することを楽しんでくれている感・・をもらい受けますので、私も指導をしていて「張り」があります。久しぶりに女子の生徒も入門してくれました。
今・・その中でも特に嬉しく、こちらの気持ちを熱くさせてくれている生徒がいますので紹介します。
一般部で11月の全関東大会に挑戦を決めてくれた身長183㎝・72㎏のスラっとした均整の取れた体でイケメン大学生の宮崎 響くん(2級)です。
この熱の入った練習の様子を見よ!
ビッグミット打ち2分×3~5R、ラッシュ20秒×10S、連続スパーリング2分×5~10R、ガンダム2分×5R(間にスパーリング1分)、圧力ミット、その他その他・・・道場で行っている稽古の一例です(この中の3~4種を組み合わせて、1回の稽古で行っています)。
イベントの舞台で正義のヒーロー「じゃんけんまん」のじゃんけんブルーに変身したこともあります(笑)
*じゃんけんまんの活躍は泉中田道場YouTubeでご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCtOAukMkM0zkugtHrt-vkWw/featured
ウチの道場から純粋一般部(?)・・つまり35歳以下の一般男性の組手の試合・・に、しかも地方ブロック大会というレベルの高い試合に生徒が出場をするのは実に久しぶりの事です(恥ずかしながら・・(-_-;))
彼はその前段階として9月の内部試合(横須賀大会)にも出場をします。まずはここで試運転ということです。
少年やシニア(35歳以上)の試合も見ていて素晴らしいですが、やはり一般男性の試合のスピード・パワー・激しさは凄まじいものがあります。防具なしの素手・素足の試合ですから大けがをする危険も伴います。ですからこちら(私)としても相応の実力が無いと簡単には出場の許可を出せません。高校時代から数回の地方大会を経験し、大学生になっても勉強とアルバイトが忙しい中で地道に努力を重ね、そこに挑める実力が近頃には間違いなく付いてきたと私は感じていましたので、その挑戦の気持ちを本当に嬉しく頼もしく思います!
遡ること約2か月前に内部試合出場を決めてからの彼の稽古(練習)はとても熱が入るものになりました。「ハッ!」「エィぃッ!!」と自然に出る気合いを度々発しながら、苦しく厳しい練習に自らの気持ちで全力で挑む姿勢は見ていて気持ちよく、カッコよく「若いっていいな~」と羨ましくさえ思います。彼は性格も、必要以上に出張らずに謙虚ですが良い意味で自分を持っていて、まさに好青年です。
写真を見てもお分かりいただけると思いますが、現在の一般部の稽古は彼の相手(練習パートナー)を一般生徒のみんなですること・一緒の空間で稽古をすること・・で、とても活気があります。「一人の生徒が目標(試合)に挑む」ということでこんなに一つの場(稽古)が盛り上がる・・ということを彼に改めて教えてもらっています(もちろんこの挑戦には今回のドリームフェスティバルに挑戦した西岡指導員の挑戦が見本・呼び水になったのがあると思います)。真剣勝負ですから、努力したとはいえ必ず良い結果が得られるとは限りません。しかし、彼の頑張る姿は・・既に周りの皆に活力・活気という良い影響を与えてくれているのです。
泉中田道場の生徒の皆様(関係者)には、ぜひとも彼へのサポートと応援をよろしくお願いいたします!
土曜の稽古後に自転車置き場でくつろいでる生徒に水撒きの大サービス(?)夏ならではの光景です(笑)
次回は9月の横須賀大会や審査会、10月の藤沢大会などの報告になると思います。
*9月の23・24日にはポーランドで「第7回全世界ウエイト制空手道選手権大会」が開催され、私たちが所属する神奈川東横浜支部より手嶋一翔選手(金沢文庫)・手嶋海咲選手(金沢文庫)・富村日花選手(横浜西口)・梅沢彩音選手(金沢文庫)の4名が日本代表選手として出場します。
こちらも注目と応援よろしくお願いいたします。