2013/04/02 奈良県宇陀市本郷の『又兵衛桜』を見に行ってきました。
<アクセス>近鉄大阪線・榛原駅下車南口から奈良交通大宇陀行のバスで大宇陀高校下車徒歩25分。
★桜の期間中は又兵衛桜までの奈良交通の直通バスあり。
▼又兵衛桜の説明
桜は、7分咲き~満開でした。
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◆後藤又兵衛 (1560年~1615年)
後藤又兵衛は、播磨国(兵庫県)別所氏の家臣の子で、黒田孝高に仕えた。叔父の藤岡九兵衛が黒田孝高に背いたため、共に追放されたが、後に、帰参がかない、黒田孝高の子、黒田長政の家臣となった。多くの戦で活躍して武名をとどろかせ慶長5年(1600年)の関ヶ原の合戦の後、黒田長政が筑前(福岡県)52万石に封じられると、大名級の16,000石を食んだ。ところが、黒田長政とソリが合わず、慶長11年(1606年),黒田家を去って、浪人になった。ところが、豪傑だから欲しいが、禄高が安くないし、黒田長政への遠慮もあり、後藤又兵衛を召抱えようという大名はいなかった。結局、後藤又兵衛は、大坂城へ入り、冬の陣と夏の陣で奮戦して討ち死にした。ところが、奈良県宇陀市大宇陀本郷には、後藤又兵衛が、隠逸生活の後に一生を終えたという伝説が残っています。