山に癒されて…♪

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自己世界の超ロ~ング日記です
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夢だった北岳へ・・・ 初めに・・・

2019年09月20日 | 山登り 南アルプス

北岳に登りたい・・・

そう思っていても 中々手の届かない・・・
縁がないというべきでしょうか

何よりも高度順応の問題が
自信を無くす切っ掛けでもありました


日本で二番目に高いお山・・・北岳
富士山は難しいけど
二番目のお山なら・・・

そして着々と その機会を狙っておりました

今年の夏に 穂高岳に何十年ぶりかに戻って登り
3000m級のお山に登る事への不安が緩み
失いかけていた自信が戻って来た感じがします

ただ 自信と言っても 
完全に戻ったわけではなく
夏山も問題がなかったわけではありませんが・・・

岳沢からの登りも 急斜面に対してではなく
高度を稼ぐことの苦痛が今も記憶に残っております

しかし・・・今はまだ 体が高度感を覚えている
 
この 今のタイミングでなければ
3000m級の山を登る機会は逃しそう・・・
そんな不安感が襲ってきます

登りたい・・・
登れるだろうか・・・
年々 登る基準が下がっている今日・・・
この機会を逃すと 登れないかも・・・

そして チチに訴えます・・・


北岳に登りたい・・・


チチは私の方を見て


分かった・・・


それはきっと
チチからのGOサイン


穂高岳に登った自負が私を揺り動かし
今度の三連休を利用して 
北岳に登る事を決めました






頑固な私に合わせて
チチは私の体調を考えつつ
なるべく負担のないコースを選択し
北岳に向かう準備をしてくれました

そして 今回もまた
万が一のため どこでも宿が出来るように
ツエルトとテントが 
チチのザックに入れられました・・・






コースタイム
 
9/15(日) ☀/☁
6:29 広河原バス停 → 8:55 大樺沢二俣 9:07 → 11:05 草スベリ上部分岐 11:13 → 11:43 小太郎山尾根分岐 11:50 → 12:29 北岳肩ノ小屋 テン場 3010m 13:10 → 14:00 北岳 3193m 14:15 →14:45 北岳肩ノ小屋 テン場 泊
 

9/16(月) ☂ 
6:30 北岳肩ノ小屋テン場 → 6:48 小太郎尾根分岐 → 7:00 草スベリ上部分岐 → 7:44 白根御池畔~白根御池小屋 8:15 → 9:22 白根御池小屋分岐 → 9:40 広河原山荘 9:46 → 9:50 広河原バス停 




 芦安第2駐車場
 人が集まり出す


まだ暗い中 芦安第2駐車場
乗合タクシーを待ちます


その間に 第2駐車場の入口では
土日限定の臨時喫茶
4時~6時の間だけ 開店します!
そして 乗合タクシーを待つ人が
モーニングセットを楽しまれておられます


山の朝は早いけど・・・
さすがに この時間では食欲は出ません・・・
静かに出発の時間を待ちます



広河原インフォメーションセンター


広河原インフォメーションセンターに着くころには
周りは明るさを取り戻し にわかに活気がでてきて
先行者の方々が登る準備をしております


 乗合タクシー乗り場



乗合タクシーを降りると 
一段と冷えた空気が絡んできます 

しかし 体がまだ目覚めないのでしょうか
重くすっきりしない感じ・・・
ゆっくりでいいからと言うチチの言葉に甘え
ゆっくりと準備をします・・・


ただ 今回は忘れ物が多い・・・
それも 登山シャツを忘れてしまうなんて
今までなかった事・・・

高速のSAで着替えようとして気が付き
途中 店を探して ポリエステル繊維の上着を探し
漸く 見つけたものの 男物のLサイズしかなく
下着姿で歩くよりまし・・・と仕方なく購入・・・

着てみますが
子供が大人の服を着た感じで みすぼらしい・・・
それでも着ないよりはまし・・・

アンダーウエアはしっかりとしたものを着ているし
その他の装備は忘れていなかったので
行動するうえでの支障はありません・・・が
なんとも気持ちが沈む出来事となりました・・・


ふと・・・不安が過ります

そんな事もありで すっきりとしない私
体調も良くない事もあって 体も気持ちも重いまま
出発することになります





広河原バス停から上流に向かって
舗装された道を歩き始めます

大樺沢北岳を仰ぎ 
左側に野呂川を見ながら
ゆっくりと進んでいきます



 大樺沢



出発から躓いて沈んだ私とは違い
目の前に広がる空の青さが眩しい・・・


あそこまで行くんだよ・・・

チチの声に目線を上げると
清々しい青空の下
大樺沢の向こうから 
北岳が姿を現してくれます
遠いような近いような 複雑な気持ちで見つめます



 
さて いよいよ入山です

北岳の様子を綴ってまいります
自己満足と 自己反省を兼ねて
事実をそのまま残そうと思います
おかしな・・・無謀な紀行文になると思いますが
最後までお付き合い頂けると嬉しく思います

宜しくお願い致します


つづく

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