2017年10月8日(日)☀/☁ 浅間山:噴火警戒レベル2のため 車坂峠より外輪山周遊
長くなってしまいました…
余りの紅葉の美しさに感動し
湯の平高原での様子を書いているうちに
あれもこれもと…
そして
今回ようやく最終章と…なるはずです…
段々 文章表現も乏しさに拍車をかけ
ただただ長くなる愚ブログの山紀行ですが
もうしばらく お付き合い下さいませ…<(_ _)>
湯の平峠の分岐からの続きです
火山館を経てあさま山荘へと下るルートと
草すべりを経てトーミの頭へ上るルートの分岐点に再び立っています
火山館から戻って 今から行く草すべりを望めば
黄葉に包まれた 黒斑山とトーミの頭の稜線が
無言の圧力を見せて立っています
黒斑山(クロフヤマ)とトーミの頭の稜線
黄葉に染まる湯ノ平高原からの景色は
なんとも魅力的で 絵画でも見るような感動に包まれます
…しかし
あそこを登るのね…
そうだよ
あそこ登らなければ 帰られないのね…
そうだよ
ふぅ…
トーミの頭と草すべり
見ると行くとでは 心の持ち処が変わってきます
あの急坂を見ると
モチベーションも下がり気味…
チチはなぜか 足取り軽く? さっさと向かっています
私はというと…
足取り重く これから登る草すべりの事を考えると
どうかして 回避できないものか…と
逃げ道のない事はわかっていますのに
勝手に 施策しながらもがいています
無駄な足掻き!
白い雲は 面白がるように多様な動きを見せます
上から見下ろすトーミの頭が 呆れながらも
覚悟決めて 早う登っておいで! と
優しく誘ってくれているよう…
最後の踏ん張り!ファイトでございます!
一旦下って 笹床の樹林帯を登って
見えてきた!見えてきた!
姿を現したな 草すべり!
覚悟は決めた!どんどん… 行く わね…
第1外輪山の岩峰が迫力ある姿で迎える
草スベリとトーミの頭
おぉぉ…
草の滑り台!
この斜面! 只者じゃ~ないぞ~
さぁ~っ 行くぞ!
でも…やっぱり トーミの頭と黒斑山 近くて遠いような…
湯の平高原と外輪山
壮大な湯の平高原の縁を飾る外輪山が
斜め後ろから見守ってくれているよう…
目線は まだ少し上に見るけれど
少しずつ高度を上げてきている事を感じます
だけど まだまだ 頑張らねば…
笹原の急斜面を黙々と登るだけ…
ですが…ですが… ふと 気が付きます
草すべりの道は 思いの外 歩き易い!
道は… ジグザグになっており
九十九折に ゆっくりと自分のペースで登る事が出来ます
不思議とチチの足取りが 普段より軽く感じるのも
この段差の少ない ジグザグの道が膝にやさしいのでしょうか…
本当は 優しくなんかないはずですが
歩き易いのは確かなようです
後で知ったこと…
チチは草すべりと呼ばれるところが
どんな所か知っていて 黙っていたよう…
早く教えてくれていたら…あんなに悩まなかったのに…
草すべりの中間地点あたり
三手 四手ほどの岩場が現れる
角度がきつい岩場の登り ほっちらこ!
あれ…やっぱり! チチの足取りが 普段より軽い?
途中 3~4手ほどの岩場がありますが
ちょっとした変化を楽しむような感じ
確かに ここまでの登りは
しんどくないとは言えませんが 苦しくはありません♪
振り返れば 常に浅間山に見守られ
火山口の窪みに広がる高原の紅葉に癒されます
剣ヶ峰と牙山が間近に見えます
外輪山の蛇骨岳方面…遠くになったよう
前掛山の目線の高さが近づいてきたころ 頭に雲の陰が…
滑り落ちそうなほどの急斜面
負けてなるものですか!
トーミの頭の草付き・岩付きのルンゼ
どんなとこでも 登っていきますわよ
斜が緩み 草付き斜面を少し進むと…
その先に第1外輪山の稜線?
えっ!えっ!…稜線にでたの~っ
目の前に見えるトーミの頭
( ,,`・ω・´)ンンン? 頭に人の影が…
す…っごい 人の山!
朝の静けさ…ウソのよう…
稜線上の草スベリ分岐の標識を確認します
稜線上の草スベリ分岐
途中で見たトーミの頭の賑わいに戸惑う私…
思わず足が止まります
ここで休もうか…
はい…♪
歩き易いといえど
この急斜面の草すべり…体力使っております
チチの言葉に 甘えて トーミの頭を見ながら
一休みする事にします
休憩終わり 槍ヶ鞘に伸びる稜線 中コースの分岐
中コースの道へ
分岐から往路をなどり 往路で通過した
槍ヶ鞘とトーミの頭の間の分岐点 表コースの分岐から
今度は 中コースへと道を変えて下っていきます
中コースの樹林の合間 がれ場 樹林の急坂
笹床の天然カラマツ植物群落保護林
基本 整備された 笹原の樹林帯です
展望はよくありませんが カラマツ林を堪能しながら
ゆっくりと進みます
このコースは 車坂峠までの最短のルートの様です
天然カラマツの保護の協力を願う「吾妻森林管理署」の看板
踏み外すことのない 整備された登山道
丸太の階段は…ごめんなさい 皆さん外れて歩いています…
雨で土が流されたのでしょうか…
丸太の階段が浮き上がり
どうしても 外して歩いてしまいます…
イワイソチン
赤い紅葉が珍しく感じます
少なくなったお花もちらほらと見掛け
見上げれば 今度は
赤く染まった木の葉に目を奪われます
あぁ…季節は 秋…
単純に何も考えず 無になれる自分が
静かに自然の吐息を感じながら歩きます
笹原の樹林帯の穏やかな道
見えてきたチェリーパークライン
ビジターセンター駐車場
笹原の樹林帯の向こうに
現実の世界が見えてきて すぐに駐車場の前に出ます
噴火レベルが気になりながらも
来て良かったと 振り返りながら空を見上げます
空には白い雲が広がっておりましたが
爽やかな気持ちと 心地良い疲れだけが残ります
さて…
高峰高原ホテルの温泉に入って汗を流したら
ついでにビジターセンターで 食事をして…
山歩きより長い 岐路につきましょう…
長くなってしまいました…
余りの紅葉の美しさに感動し
湯の平高原での様子を書いているうちに
あれもこれもと…
そして
今回ようやく最終章と…なるはずです…
段々 文章表現も乏しさに拍車をかけ
ただただ長くなる愚ブログの山紀行ですが
もうしばらく お付き合い下さいませ…<(_ _)>
湯の平峠の分岐からの続きです
火山館を経てあさま山荘へと下るルートと
草すべりを経てトーミの頭へ上るルートの分岐点に再び立っています
火山館から戻って 今から行く草すべりを望めば
黄葉に包まれた 黒斑山とトーミの頭の稜線が
無言の圧力を見せて立っています
黒斑山(クロフヤマ)とトーミの頭の稜線
黄葉に染まる湯ノ平高原からの景色は
なんとも魅力的で 絵画でも見るような感動に包まれます
…しかし
あそこを登るのね…
そうだよ
あそこ登らなければ 帰られないのね…
そうだよ
ふぅ…
トーミの頭と草すべり
見ると行くとでは 心の持ち処が変わってきます
あの急坂を見ると
モチベーションも下がり気味…
チチはなぜか 足取り軽く? さっさと向かっています
私はというと…
足取り重く これから登る草すべりの事を考えると
どうかして 回避できないものか…と
逃げ道のない事はわかっていますのに
勝手に 施策しながらもがいています
無駄な足掻き!
白い雲は 面白がるように多様な動きを見せます
上から見下ろすトーミの頭が 呆れながらも
覚悟決めて 早う登っておいで! と
優しく誘ってくれているよう…
最後の踏ん張り!ファイトでございます!
一旦下って 笹床の樹林帯を登って
見えてきた!見えてきた!
姿を現したな 草すべり!
覚悟は決めた!どんどん… 行く わね…
第1外輪山の岩峰が迫力ある姿で迎える
草スベリとトーミの頭
おぉぉ…
草の滑り台!
この斜面! 只者じゃ~ないぞ~
さぁ~っ 行くぞ!
でも…やっぱり トーミの頭と黒斑山 近くて遠いような…
湯の平高原と外輪山
壮大な湯の平高原の縁を飾る外輪山が
斜め後ろから見守ってくれているよう…
目線は まだ少し上に見るけれど
少しずつ高度を上げてきている事を感じます
だけど まだまだ 頑張らねば…
笹原の急斜面を黙々と登るだけ…
ですが…ですが… ふと 気が付きます
草すべりの道は 思いの外 歩き易い!
道は… ジグザグになっており
九十九折に ゆっくりと自分のペースで登る事が出来ます
不思議とチチの足取りが 普段より軽く感じるのも
この段差の少ない ジグザグの道が膝にやさしいのでしょうか…
本当は 優しくなんかないはずですが
歩き易いのは確かなようです
後で知ったこと…
チチは草すべりと呼ばれるところが
どんな所か知っていて 黙っていたよう…
早く教えてくれていたら…あんなに悩まなかったのに…
草すべりの中間地点あたり
三手 四手ほどの岩場が現れる
角度がきつい岩場の登り ほっちらこ!
あれ…やっぱり! チチの足取りが 普段より軽い?
途中 3~4手ほどの岩場がありますが
ちょっとした変化を楽しむような感じ
確かに ここまでの登りは
しんどくないとは言えませんが 苦しくはありません♪
振り返れば 常に浅間山に見守られ
火山口の窪みに広がる高原の紅葉に癒されます
剣ヶ峰と牙山が間近に見えます
外輪山の蛇骨岳方面…遠くになったよう
前掛山の目線の高さが近づいてきたころ 頭に雲の陰が…
滑り落ちそうなほどの急斜面
負けてなるものですか!
トーミの頭の草付き・岩付きのルンゼ
どんなとこでも 登っていきますわよ
斜が緩み 草付き斜面を少し進むと…
その先に第1外輪山の稜線?
えっ!えっ!…稜線にでたの~っ
目の前に見えるトーミの頭
( ,,`・ω・´)ンンン? 頭に人の影が…
す…っごい 人の山!
朝の静けさ…ウソのよう…
稜線上の草スベリ分岐の標識を確認します
稜線上の草スベリ分岐
途中で見たトーミの頭の賑わいに戸惑う私…
思わず足が止まります
ここで休もうか…
はい…♪
歩き易いといえど
この急斜面の草すべり…体力使っております
チチの言葉に 甘えて トーミの頭を見ながら
一休みする事にします
休憩終わり 槍ヶ鞘に伸びる稜線 中コースの分岐
中コースの道へ
分岐から往路をなどり 往路で通過した
槍ヶ鞘とトーミの頭の間の分岐点 表コースの分岐から
今度は 中コースへと道を変えて下っていきます
中コースの樹林の合間 がれ場 樹林の急坂
笹床の天然カラマツ植物群落保護林
基本 整備された 笹原の樹林帯です
展望はよくありませんが カラマツ林を堪能しながら
ゆっくりと進みます
このコースは 車坂峠までの最短のルートの様です
天然カラマツの保護の協力を願う「吾妻森林管理署」の看板
踏み外すことのない 整備された登山道
丸太の階段は…ごめんなさい 皆さん外れて歩いています…
雨で土が流されたのでしょうか…
丸太の階段が浮き上がり
どうしても 外して歩いてしまいます…
イワイソチン
赤い紅葉が珍しく感じます
少なくなったお花もちらほらと見掛け
見上げれば 今度は
赤く染まった木の葉に目を奪われます
あぁ…季節は 秋…
単純に何も考えず 無になれる自分が
静かに自然の吐息を感じながら歩きます
笹原の樹林帯の穏やかな道
見えてきたチェリーパークライン
ビジターセンター駐車場
笹原の樹林帯の向こうに
現実の世界が見えてきて すぐに駐車場の前に出ます
噴火レベルが気になりながらも
来て良かったと 振り返りながら空を見上げます
空には白い雲が広がっておりましたが
爽やかな気持ちと 心地良い疲れだけが残ります
さて…
高峰高原ホテルの温泉に入って汗を流したら
ついでにビジターセンターで 食事をして…
山歩きより長い 岐路につきましょう…
終
自己満足の長編になってしまいましたが
最後までお付き合い下さいまして
本当にありがとうございます
自己満足の長編になってしまいましたが
最後までお付き合い下さいまして
本当にありがとうございます
ありがとうございます
本当に良いタイミングで登れたことを
とても感謝しております
これからいい感じの紅葉を楽しめると思っておりましたが
何とも皮肉なもので この時期に最大の台風が…
今も警報放出状態で
激しい雨に見舞われておりますが
そちら九州はどのようになっておりますか
自然の中で…と言いつつも
自然のなさる事…厳しいものがありますね
大事に至らず 通り過ぎてくれることを願っておりますが…
コメントをありがとうございます♪
荒々し岩稜のルートから綺麗な紅葉…雲海まで‼
九州の山も近頃活発で、一番多く登っている霧島連山の規制範囲が広くなり凄く残念に思っています。
これから紅葉でイイ季節なんですけどね~
自然の中で遊ばせてもらっているので仕方ないですけど。。。
何と このお山残雪期に登られているのですかぁ~!
すごいです!
本当に季節替わるとお山はその姿・雰囲気を変えてきますよね
J-ウルフ様の登られた薬師岳もまた 違う季節の姿で楽しませて頂きました♪
今度はお花の季節に歩いてみたいと ふと思う私でしたが
山歩きよりも…そこまでのアクセスにちょっと疲れを感じてしまうのも 正直な所…
楽しむには 何か我慢も必要ですね(笑)
コメントをありがとうございます♪
季節が変わると 山や登山道の見え方も変わりますね。
懐かしく読ませていただきました。
紅葉の季節にも歩いてみたいと思いつつも なかなか足が運べず
nanekobi5963 さんのレポで 楽しませていただき ラッキーでした (#^.^#)