沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

雨漏り診断士が行く・・・ひび割れって難しい・・・

2021年04月10日 15時42分47秒 | 日記
 
 10年以上前の防水、ちょっと特殊な防水施工をされていました。(多分、あの時代だと、通常の防水の2~3倍もする物と想定されます) 
 御見積もり提出後、ご依頼を頂き施工の現場にて・・・・・・
「あれ、剥がれる・・・?」
まさか・・・全面剥がれるとは・・・・原因は、下地に防水がプライマーと密着していない場所や素地から剥がれる場所もありました。 プライマー(接着剤)を塗布後、防水までの施工で期間を空けたのかどうか原因はそれぞれ考えられます。  防水撤去後、再度、下地補修を行い、防水を行いました。
 去年から、ご依頼を頂きようやく施工を終え、喜んで頂きました。
あ、ひび割れのお話しでしたが、雨漏り調査で色々とお伺いすると、「このひび割れで?」「虫眼鏡レベルのひび割れ?」など、それぞれ建物により漏水のひび割れ方というと表現がおかしいかも知れませんが、千差万別で割れ方が違います。  以前からお話ししておりますが、やはり新築で高気密の住宅などでは、気圧の差で長時間の雨であれば吸い込む場合などがあります。
 また、外壁塗装をする際にもおおよそひび割れが出るであろう場所があり、 建物の構造上で弱い部分にでるひび割れや、新築時に設計変更があり、埋め戻しなどのひび割れなど、ひび割れができる種類は色々あります。
 ひび割れ補修・・・と一言でいっても、このひび割れはどのような原因で出たのか?動いているひび割れであれば?(構造上で負荷がかかる場所)となり補修も同じやり方だけではいけません。 原因と構造を考え、ひび割れにあった補修を行うのが適切です。 
 
 


 

沖縄の外壁塗装の時期とは?・・・・チョーキング現象は塗り替えサイン?

2021年04月10日 13時45分15秒 | 日記
 沖縄においての外壁塗装の時期とは、いつが最適でしょうか。 最近は、よくネットなどで、チョーキング現象が出たら塗り替え時期などとあります。
そもそもチョーキング現象とは、塗膜(外壁に塗料を塗って出来る膜)の中の顔料が粉化して表面に出てくる現象で、色のある塗料の場合はほぼ全て経年劣化とともにチョーキング現象は起こります。 
 チョーキング現象は、あくまでも劣化の始まりのサインであり、塗り替えのサインとはならないでしょう。 特に沖縄の場合は、現状でも、新築ではアクリル塗料を仕様する場合が多く見受けられ、新築から2~3年ではチョーキングが出ている家が多くあります。 RC造(鉄筋コンクリート造)の建築が多く、建築費用が高いので、工事の後半ともなると塗装はあまり重要視されない傾向があります。(あくまでも個人的な意見です)
 では、外壁塗装の時期とはいつ頃でしょうか!それは、一般の方での判断は難しいかも知れませんが、おおよそ築年数でお答えすると、15年~20年位が目安かもしれません。 
 RC造での考えにはなりますが、新築から何も問題がない場合はそれぐらいを目安して、専門業者に御見積もりをされるのが良いでしょう。
 最近、お伺いしたお客様で「塗り替えしないといけない・・」といわれ、お聞きしてみると、前に来ていた業者さんが塗り替えしないとコンクリート劣化して落ちますよと言われたそうです。 
 実際に自宅を拝見すると、チョーキングはありますが問題らしい物もなく、逆に、「お客様よろしければ、来年に向けての御見積もり出しましょうか」
とお伝えしました。
 外壁塗装は、焦ってはいけません。 ゆっくりと余裕をもって、ご家族と相談しながら、相見積もりを取り、比較しながら信頼できる業者選びをお勧めします。