1970年代前後の沖縄は、コンクリートの材料に除塩していない海砂や海水などが使われ、既に塩分が含まれた状態で使用されていた事があり、建築物のすべてが対象ではないが、多くの建物に使用されていたと思われます。
お見積りなどで、何度かお断りさせていただいている建物でも経年劣化もありますが明らかに塩害(コンクリート内)と思われる建物では、修繕は、可能ですが一回の工事で終わりではなく、今後も建物と付き合い続ける工事となります。
だからっと言っても外壁を塗装しない場合は、外部から浸透する劣化要因もあり、さらに経年劣化を進行させていきます。
以前に比べて、その時代の建物は、解体される事も多くお見積りは少なくなってきましたが、まだ、現役の建物も多くあります。
沖縄県土木建築部建築指導課、NPO沖縄県建築設計サポートセンターなどで塩分調査などを行ってますのでご相談してみてください。
1981年代以前の建物など色々と条件はありますが県がサポートしてますの安心です。
沖縄は、全域塩害のエリアなのでほんとに対策は必須ですね。
徐々に進行するので、雨漏りの跡や、コンクリ破片が床にあったら重要なサインですね。